頂上が平たく削られたような山容で、遠くからでも目立ちすぎなぐらいに目立ってる。
本丸跡からの見晴らしも良く、かなり広い範囲に睨みを利かせられたであろう。山城を築くにはうってつけといえる。
別所方に組した山城で、縄張図を見てみると尾根づたいに幾つも曲輪が作られ、さながら山全体が要塞の様相。所々に石積や土塁の遺構もみられる。
地元の伝承によると、斜面に竹の皮を敷き詰めたりして羽柴秀吉の軍勢を苦しめたが、火攻めにあって落城し、今でも焼け米が出てくるとか(当然ですが掘らないでね)。
また埋蔵金伝説もあり、「朝日照る、夕日輝く木の下に、瓦千枚、金千枚」と暗号らしき歌が伝わるが、今も見つかっていないそうな(きっと危険だから探さないでね)。
登山道は整備されてるが、夏は草ボーボーで藪蚊も凄い為、冬場に訪れるのがオススメです。
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