長旅の果てに到着した館山駅には結構たくさんの人がいたのですが、みなさん館山城ではなく洲崎神社へ向かわれたようです。もう少し近ければ行ってみたかったです。
お城はすいていました。
八犬伝博物館となっている天守は模擬ですが、夏空に映えてかっこよかったです!
建物内では八犬伝ワールドが様々に繰り広げられていました。
展示物を一通り見て、最上階でお約束の破風入り遠望写真をパチリ📷
そして八遺臣のお墓へ。
戦国末期、里見氏10代忠義に仕え殉死した八遺臣(八犬伝のモデルになったとも言われている)の墓所は若干不安になる山道を進んだところにありました。
爽やか天守の広場とは全く違う雰囲気で、苔むしてはいましたが、新しめの塔婆立てにお盆だったからか塔婆も立てられていて、静かに大切に守られているという感じを受けました。
近道という名の山道を下り、博物館本館へ。
一階にあった里見氏のコーナー。
「ここではフィクションではなくホンモノの里見氏の歴史をお伝えします!」的なことがはっきりと書かれていて、山頂の八犬伝博物館とは完全に棲み分けしていました。
簡潔にわかりやすく、でも古文書や出土品などの史料と合わせて丁寧な解説で、なかでもお城が破却された際に堀に捨てられたと考えられる木材は手斧ではつられた跡もあり、へぇー!うゎー!おーっ!って感じでした。周辺の関連のお城もいつか行けたらいいのですが。
ここはクーラーが効いていて、火照った体も癒され、帰りに駅まで歩く英気も養われました٩(^‿^)۶
途中寄ってみた渚の駅には小さな水族館(生け簀ではない^^;)もありました。
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