【周匝茶臼山城】
<駐車場他>城跡前に駐車スペースあり。
<交通手段>車
<見所>竪堀・畝状竪堀
<感想>1泊2日城びと美作・備前山城攻めの旅4城目。周匝茶臼山城の築城年は定かではないが天文年間(1532~ 1555年)の初め頃に笹部勘次郎によって築城され、浦上氏の居城天神山城の北の守りの城だったそうです。宇喜多直家が浦上氏を攻め滅ぼすと共に落城したようです。江戸時代には池田恒興の四男池田長政の嫡男池田長明が周匝(すさい)2万2000石の領主となり麓に陣屋を築き明治まで続きます。長明からの池田家の墓地が模擬天守手前の道路脇に並んでいます。
城跡は主郭部に模擬石垣・塀・天守があり整備が施されていて当時とは違った様相になっていますが、天守内部(無料)には出土品や発掘の写真がありなかなか参考になります。また眺望も良いです。模擬整備されていない箇所は芝生化されていますが堀切・竪堀・曲輪の輪郭がよく見えるようになっていて見応えあります。二の丸下段から伸びている畝状竪堀は先端の方だけ出ていて下の方は灌木が茂っていて最大の見所なのに非常に勿体ない感じがしました。北東麓に太鼓丸という出丸があり、かなり降りて行ってみましたが中間地点の腐った木のベンチがある曲輪で引き返しました。茅葺屋根の建物の方に沢山資料が置いてあります。御城印はセルフ販売なので小銭の用意を。前投稿に曲輪続きで隣り合った大仙山城を紹介してあります。こちらのほうが見応え、満足度も私的には良かったので合わせて訪れてみてください。2城合わせて3時間程度楽しめます。
<満足度>◆◆◇
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