(続き)
城跡から南東約900mの高松城水攻め史跡公園は、羽柴秀吉が水攻めのために築いた約3kmにわたる堤防の起点となった地で、幅15.2m、高さ4.5mの堤防(蛙ヶ鼻築堤)が現存しています。堤防前に立てられた高松城跡高さ表示板と堤防を見比べると、本丸を水没させるに足る規模で築かれていることがよくわかります。蛙ヶ鼻での発掘調査では堤防の基底部に杭列や土俵の痕跡が確認され、その一部はモルタルで固めて見学できるようになっていました。
蛙ヶ鼻築堤から北西約2.5kmの足守駅付近が水攻め築堤の北端で、副堤を築いて足守川の水を引き入れた場所と伝わります。足守川の水の取入れ口と副堤の北端に標柱が立てられていました。蛙ヶ鼻から副堤北端まで車で走っても約15分。これほどの距離にあれほどの規模の堤防をわずか12日間で築いてしまうとは…。実際に訪れてみてスーパーゼネコン秀吉組の実力のほどを改めて実感させられました。
時間があれば秀吉本陣はじめ、「高松城水攻め」パンフレットに載っている諸将の陣跡にも行きたいところでしたが、その辺はまたの機会に。
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