「曳橋を 堀から見上げる 滝山城(ひきはしを ほりからみあげる たきやまじょう)」
これは定番の奴ですね。特に意識しなくても皆、ここで同じような写真を撮ると思います。
「馬出しで 要所を守る 滝山城(うまだしで ようしょをまもる たきやまじょう)」
これは赤色立体地図より。これからは縄張りと、赤い地図を持って城攻めに行く時代になるのかな・・はたから見るとますます危ない人に見えますな。
かつて2千の兵で、2万の武田軍を防ぎましたが、三の丸まで攻め込まれたと伝わっています。赤い地図で見ると加住丘陵の険しい地形を上手く使って城を築いていますが、城の周囲にも陣所に使えそうな丘陵が多い、敵が三の丸まで来たということは、小宮曲輪まで奪われたということですね。丘陵の頂部の高低差が少ないのは確かに弱点になるのかもしれません。
赤い地図で見ると、本丸・中の丸・二の丸の三箇所が城の要所と見られ、二の丸を千畳敷と三つの馬出(角馬出・大馬出・東馬出)と深い堀切で守っています。平山城(丘城)の弱点は有りますが、強力な防御力を持っているのも確かなようです。
何より、肝心要の八王子城があっさり落城してしまったのを見ると、およよよ・・な気分になります。
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