春の長崎天草を巡る旅、長崎観光編(3/4)です。
長崎駅前に連泊した翌朝、今度は亀山社中へ行くために、まず長崎駅南口のバス停から[55]風頭山行のバスに乗り、終点の風頭山(山頂)で下車しました。このルートの選択は大正解でした。亀山社中は風頭山の中腹にあり、市電で行くと電停のある大工町やめがね橋付近からは、急坂や長い階段を登らなければならず、すれ違う人々は結構きつそうな表情でした(写真④)。でも山頂から行けばあとは下るだけ!(楽勝です😊)。しかも山頂の公園にはいい表情をした龍馬の銅像もありました(写真①②)。その先にある展望台からは、龍馬像越しにグラバー園も見えるすばらしい光景でした(写真③)。
亀山社中は、坂本龍馬が起こした日本で最初の商社だったと言われています。されど実態は、龍馬が薩長同盟を実現させ、またさらに薩長を勝たせ討幕を成功させるために、武器の輸入などを主に扱うという会社でした。その亀山社中があった場所に、現在は記念館として当時の建物が再現されています(写真⑤)。中には龍馬実筆の手紙なども展示されていました(写真⑥⑦⑧)。「亀山社中」はその後「海援隊」と名前を変え、船の購入と船による運送業務も行うようになりますが、龍馬が暗殺されたのを機に縮小し解散してしまいます。そしてその後は、三菱という商社を起こした同郷土佐の岩崎弥太郎が、その役割を担って行ったようです。
次はその貿易相手、トーマスグラバーの邸宅(グラバー園)を訪れます。(4/4)に続きます。
+ 続きを読む










