春の長崎を巡る旅、島原(原城)から天草(大矢野島)までのルートです。
カズさんの鈴木重成の投稿で思い出し、急に富岡城も見たくなったので、原城の島原半島からフェリーで天草へ渡り、大矢野城、本渡城を経由して富岡城までを目指す事にしました。
原城からまた同じバス加津佐行で島原半島南端の口之津港で降り、そこから島鉄フェリーに乗り30分鬼池港に到着です(写真③④)。口之津はヴァリニャーノ神父が日本で初めて上陸した場所だそうです。ヴァリニャーノ神父と言えば、日本を去る時、織田信長が安土城に松明を飾って盛大に見送った話は有名です。でも上陸地点はここ口之津だったのですね。上陸して島原領主の有馬晴信に出会ってここで布教を許され、セミナリヨを建て修道士を養成しながら3年間を過ごし、キリスト教を広めて行きます。それで島原の領民は大半がキリシタンとなったのです。それから大村(大村純忠)や豊後(大友宗麟)や京(高山右近)などに立ち寄りながら、安土の信長に会いに行ったようです(写真①)。
口之津港の2階には歴史資料館があり、キリスト教との関わりや有馬時代のポルトガルとの貿易の歴史や、明治時代には石炭積出港として栄えた歴史などが紹介されていました。出航までちょっと時間があったので見学しました(写真②)。
また鬼池(苓北町)は、天草四郎が天草から島原へ渡った地でもあります。鬼池港には銅像がありました(写真⑥)。フェリーの上からは原城が見えました(写真⑤)。天草四郎も船上からこの景色を眺めながら、あそこへ渡ったという事になります。感慨深い景色でした。
そして鬼池港からバスに乗って本渡へ行き、本渡バスセンターで熊本行の快速あまくさ号に乗り換え、天草五橋の途中の大矢野島で途中下車して、「天草温泉ホテル亀屋」(写真⑦)に宿泊しました。露天風呂は地下1000mから汲み上げた太古のにがり成分を含む美肌の湯だそうで、確かに男の私でも肌がつるつるになりました。ここ大矢野島は天草四郎が生まれ育った場所だとされています。ならば私も四郎のような美少年に戻れるかも🤔?(笑) そして海を眺めながらの露天風呂を堪能した後は、レストランでの海の幸バイキング! これはもう最高でした😊(写真⑧⑨⑩)。
ホテルの近くには「大矢野城」と「天草四郎メモリアルホール」があるようなので、明日はそれらと本渡城を見学してから富岡城へ向かおうと思います。
+ 続きを読む











