「手をとりて 額に汗する 山の城」 「家族愛 そっと見守る 芙蓉姫」
本丸の散策を終え下山しようと、二の丸を通過中に75歳くらいのご夫婦とすれ違い様にご挨拶。「此処が本丸ですか?」と尋ねられたので足を止め「この石垣の奥を行ったところに、本丸がありますよ」と返答。お母さんより、「あとどのくらいですか?」「もう少し5分程です」と返答。
よく見ると、左手に杖を持ち、お父さんの腕を掴んで、額から汗が滴り落ちている状況。「少し休憩されてから行かれた方が良いですよ」と言ったところ、フーフー言いながら、「前にねぇ、来たことがあるんですけど、雨に降られて途中で降りたんですよ」「今日は、息子がね連れてきてくれたんですよ」「車を止めるとこがなくて、息子は車で待ってるんですよ」との事。
なるほど、息子さんを待せまいと、ご夫婦で急ぎ足で登って来られたんだと・・・。息子さんに連れて来てもらったのがよほど嬉しかったのか分かりませんが、笑顔で息子さんの話をされていたのが印象的でした。10分程ご夫婦のお話を聞いている間に、呼吸も大分元にもどられたので、自分は、そのまま下山しました。下山途中で、駐車スペースが空いたのか、息子さんと思われる方とすれ違いました。息子さんも、ご両親と早く合流したいのか、急ぎ足で額に汗して登られていました。
高取城は2012年・2016年と3度目の訪問で二万五千石の城とは思えないほど、城域が広く、石垣を多用しています。(100万石の羽柴秀長公が中興の祖)また、明治維新まで続き、自然倒壊したと思われる建物の瓦が城域のどこに行っても確認できる。石垣好きには堪らない城跡です。
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