城址の北にある雷神社(らいじんじゃ)の駐車場をお借りする。拝殿の前に神職さんがいて、神社の由緒、見広城関連の武士、城址の説明等を聞くことが出来た。またA4サイズ両面印刷の見広城址説明書を戴いた。説明書には、城址の位置・・・。詳らかな資料はなく、地元の伝承などによれば、嶋田三河守義広の居城と伝わる。永禄年間に里見義弘の臣下の勝浦城主・正木時忠によって東総一帯が席巻されたおり、落城したと云われている。城址の構造説明・・・などが記載されている。
用紙を帰宅後に読んだため、遺構の確認が不十分だったのが残念。神社駐車場から民家脇を行けば、直ぐに台地を区切る空堀があり、先の鳥居から階段を上がれば主郭の北隅にでる。浅間神社の祠がある場所が高く櫓台跡とある。主郭は南北に細長く、狭い郭が二段続く手前に城址碑が立っている。先に広い郭がある。端に隅に物見台があったらしいが、見落としてしまう。東側には幾つかの腰郭が見られる。主郭以外の南は藪ではないが竹林になっている。神職さんに一周できると言われたが、思い返せば主郭周辺が周回なのだろうか。
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