県外への移動の自粛が解除された翌日の土曜日に、続日本100名城で世界遺産である原城跡に行って来ました。
今回は、現地のガイドさんと原城の本丸を中心に見学致しました。
今年の初めに「ぶらタモリ」で原城跡を取り上げていましたが、同じように現地で辿って見ました。
原城は一揆軍が籠城した時は、既に廃城になっていました。
3万の一揆軍に対して幕府軍は12万で約4倍だったのです。
しかしながら、天草四郎が率いる一揆軍は幕府軍に多大な痛手を与えて3ヶ月間も守り抜きました。
この原城は、頑丈な不落のお城でした。
幕府軍は、兵糧攻めに作戦を変えて食料が果てるのを辛抱強く待ちました。
食料が尽きた頃に総攻撃を開始して、一揆軍をほぼ全滅にしました。
確かに幕府軍は勝利しましたが、キリシタン信仰というものまでは、破壊することは出来なかったのですね。
幕府軍によって完全に埋められた原城も発掘で甦りました。
原城には井戸が無かったのですが、蓮池によって真水が確保されたのです。
その蓮池は、阿蘇山の爆発によって降り続けた火山灰によって出来たとされております。
あの壮大な原城の地形も阿蘇山の爆発がなければ無かったのですね。
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