予備知識として持っていたのは、
・豊臣秀吉が弟秀長のために縄張りし、藤堂高虎が普請奉行を務めた
・三大連立天守のひとつである
・太平洋戦争時に空襲で天守が焼失した
・藩主が渡るための御橋廊下が再建された
・天守郭がある
・紅葉渓庭園がある
・動物園がある
ということで、「石垣」については全く知識を持ち合わせていませんでしたが、このたび初めて訪れてみて、石垣のスケールの大きさと種類の多さを知り、また、次々に現れるいくつもの個性に接して、認識がすっかり「石垣の城」に変わってしまいました。さまざまな時代の積み方やその境目を見るのも面白かったのですが、緑泥片岩ならではの独特の積み方が特に印象的でした。
見学ルートは、旧大村家住宅移築長屋門のある岡口門から入り、駐車場に至る不明門跡のクランクを確認して新裏坂から天守、本丸御殿跡へ。裏坂を下りて二の丸跡を一周し御橋廊下を渡って西の丸、紅葉渓庭園、鶴の渓、砂の丸広場へ。わかやま歴史館を見学して北側の歩道から一の橋、大手門、伏虎像、表坂、松の丸跡とまわる約四時間のコースとなりました。
天守群は見る場所によってまるで違って見えるのがとてもおもしろかったです。連立天守ならではの美しい姿を堪能させていただきました。天守内や歴史館には発掘された遺物などのお宝がたくさん‼私がいちばん好きな石は建物の礎石なのですが、誰もいない静かな展示コーナーで大天守礎石と対面したのは今年のお正月の忘れられない思い出になりそうです。(もちろん、石垣を登るあの子に会えたのも♪)
⛄昨日の雪は大騒ぎしましたが、🐧歩き習得への道はまだ厳しそうです。
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