【野間山城】
<駐車場他>登城口北側、野間川を渡った<35.012913, 134.896955>の地点に駐車スペースあり。
<交通手段>車
<見所>堀切・曲輪・石垣・土塁
<感想>北はりま攻城の旅4城目。2週間ほど空けて北播磨攻めの続き。野間山城は南北朝時代の1362年有田(在田)重友によって築城しました。尾根ルート登城口は<35.012786, 134.897612>の地点、獣よけの柵を開けて登城します。
尾根ルートはまず東端の尾根まで登り、そこから直線に西にまっすぐ登って行くと城跡主要部に入ります。尾根ルートは巨石の防御と堀切1条のみで凝った遺構はそれ程無い。主要部は東西に細く長い段郭になっていて、段郭の南側が1段低く、武者走りの帯郭が付いています。側道と郭の壁面が巨石やら石垣遺構が見られて見応えがあります。主郭から西側は数段郭になったあと大堀切があります。主郭の南西側には堀切と山の鞍部、この鞍部を東に下っていくルートが極楽寺からのルートのようです。鞍部から南側の山の方が城跡よりあきらかに高いので行ってみると、添付写真の岩場の細尾根があり(左右どちらも滑落、ここを渡るのは超怖い)、山頂に行くと2段になっている主郭より広い削平地があったのでここも城跡の一部だと思われました。郭も小さく1本細長いオーソドックスな山城でしたが、なかなか見応えあるいい城跡でした。
尾根ルートは登りはそれ程ではないが、礫が多いので下りは足が滑ってこけやすいので注意です。私3回尻もちつきました。
<満足度>◆◆◆
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