お城ファンが選んだ「推し城」ランキング 21~30位・お城ファンが「心を熱くした」推し城は? Castle of the Year 2023

21~30位・お城ファンが「心を熱くした」推し城は? Castle of the Year 2023

2023年11月上旬〜12月下旬、城びと読者の皆さまに城びと的「推し城」アンケートを実施し、876人もの方々から頂いた投票を元に、2023年の「Castle of the Year」が決定しました! はたして今年はどのお城がランクインしたのでしょうか? まずは、30位〜21位まで、投票いただいた方のコメントとあわせて発表します。

お城ファンが自身の「推しの城」を投票する「Castle of the Year」は、2019年に始まった「城びと」の周年記念企画。2022年の「Castle of the Year」は、「今、行きたい推しのお城」をテーマに設定。「城びと」を利用している全国のお城ファンに対し、日本100名城・続日本100名城の計202城の中から、「推し城」を1人2城投票していただきました。その結果を集計して、2023年の「Castle of the Year」が決定しました!

2023年は新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に引き下げられ、法律に基づく行動制限などがなくなったこともあり、これまで我慢していたお城めぐりを目いっぱい楽しんだ方も多いのではないでしょうか。そんな変化を物語るように今回の投票でも、生で見た各城のスゴさへの熱いコメントが目立ちました。またランキングに関しては、上位常連のお城が相変わらずの強さを示す一方、2023年の大河ドラマ『どうする家康』の影響から徳川家康ゆかりのお城も躍進しました。

30位〜21位には、近年の山城ブームを反映してか、全国各地を代表する山城の名城が続々とランクイン! では早速、熱いコメントとともにランキングをご紹介します。
※ランキングの順位は今回の順位/前回の順位(20位まで)を記載しています

30位 大坂城(大阪府大阪市)※前回圏外

大坂城
シャンシャンさんご投稿写真

天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が自らの権威を示すために築いた大坂城。大河ドラマ『どうする家康』でも、その絢爛豪華な内装がCGで再現されていましたね。現存する大坂城は大坂の陣に勝利した徳川家が再築したもので、約32mという日本一の高さを誇る本丸東面石垣など、訪れた誰もがその壮大なスケールに圧倒されます。また今回の投票では「地元だから」というコメントも寄せられ、大坂城がいかに大阪の誇りであり愛されているかが伝わります!

日本一の高さを誇る本丸東側石垣や表面積日本一の蛸石と、幅広い堀に堅固な枡形など今も圧倒される城址。(源ポンコ2さん)
今に残る遺構も凄いが、真田丸を含む惣構え遺構を追ってみると改めてその縄張りの広さを実感しました。(課長さん)
地元だから愛着がある。(稲荷さん)

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29位 高取城(奈良県高取町)※前回20位

高取城
イオさんご投稿写真

標高583.9mの高取山山頂に築かれ、岡山の備中松山城、岐阜の岩村城とともに「日本三大山城」の一つに数えられる高取城。麓から本丸までの高さは日本三大山城の中で最大の390mで、難攻不落ぶりを物語っています。現在は石垣をとどめるのみですが、本丸・二の丸跡の立派な石垣が往時の栄華を今でも感じさせてくれます。

山城に圧倒的な石垣群を見て感動しました。櫓が残っていれば、さらに壮観な眺めだったんだろうと想いを馳せさせます。(けむんさん)
想像以上、行く価値あり。(アメモモさん)
良くこんなとこ建てたよね。(大発さん)

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27位(同率) 岐阜城(岐阜県岐阜市)※前回13位

岐阜城
刑部さんご投稿写真

金華山の山頂にそびえ立ち、かつて斎藤道三や織田信長の居城としてその名を馳せた岐阜城。山頂の復興天守からは360度の壮大な眺望を楽しむことができ、近くを流れる長良川や遠くに広がる伊吹山、さらに北アルプスの山々まで一望できます。この壮大な景色を道三や信長も眺めていたと思うと、ロマンが感じられますね!

天守から眺める絶景は個人的に断トツ! 濃尾平野を一望する景観を信長公も当時見ていたのかと想像すると気分は天上天下。(スギモトさん)
山頂の悠然とした姿。なんと月が似合うことか。 築城作業の大儀さに思いを馳せてしまう。時を超えさせる力がある。(はなまるさん)
斎藤道三が好きなのと、山城登りが登りごたえがあって楽しかったから。(こうちゃんさん)

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27位(同率) 岡崎城(愛知県岡崎市)※前回圏外

岡崎城
宗春さんご投稿写真

2023年の大河ドラマ『どうする家康』で改めて注目が高まった徳川家康ゆかりのお城の中から、まずは家康生誕の地・岡崎城がランクイン! 長い人質時代を経て岡崎城に帰還した家康は、この地を拠点に三河統一を実現しました。いわば天下統一への基礎を固めた重要なお城です。なお城内には、産湯に使ったとされる「東照公産湯井戸」や胎盤を埋めたと伝えられる「東照公えな塚」など、家康の生誕地らしい遺構が残っています。

徳川家康の生まれた城ということで今話題となっており春の桜がとても綺麗で良いです。(ANDOさん)
大河ドラマの影響で足を運びました。 期間限定の大河ドラマ館で岡崎城の理解が深まりました。(佐藤さん)
『どうする家康』の影響もあり、 浜松や駿府と並んで今年最も熱いと言っても過言ではない城だから。(yuma/ゆーまさん)

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26位 七尾城(石川県七尾市)※前回圏外

七尾城
くうくうさんご投稿写真

能登国の守護・畠山氏が居城として築いた七尾城。山上から山麓まで自然の地形を巧みに利用しながら曲輪を連ね、難攻不落といわれた山城です。本丸と長屋敷との間の大堀切や野面積の石垣が現存し、なかでも調度丸と桜馬場間に残っている石垣は、段々に築くことで高石垣のようなド迫力! 標高305mの本丸から一望できる七尾湾や能登半島の眺めも必見です。
※令和6年能登半島地震で被災した影響により当面の間は立入禁止となっています

山全体をうまく使った石垣の見事さ。壮絶な籠城戦のあった過去の哀しさ。入城後上杉謙信が読んだ詩の美しさ。全てにおいて絵になる城だと思いました。(肝臓鰯さん)
あの絶景が忘れられない! キングオブ山城からの眺望!(戦国のむれをさん)
石垣が雄大で、地域の方々がきれいに整備してくださっているところが素晴らしかった。(DDTさん)

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24位(同率) 岡城(大分県竹田市)※前回20位

岡城
トベシュンさんご投稿写真

標高325mの天神山山頂を中心に、高さ数10mの断崖を活かして築かれた岡城。豊臣秀吉の命令でこの地に入った中川秀成が近世城郭へと改修し、大小さまざまな石垣が連なる難攻不落の堅城へと生まれ変わりました。断崖絶壁の上には圧巻の高石垣が今もそびえていて、三の丸から二の丸にかけて高石垣がジグザグと屈折しながら続く絶景ポイントはスリル満点!

まるで遺跡のような山城跡に感激し、何時間でもいたくなりました。(むらさきさん)
立地と規模が想像以上に凄かった! 丁寧に手入れされていて石垣が美しい。(しろろ姫さん)
壮大な石垣、こんな所に良く作ったなと感動しました。(ヨシノリさん)

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24位(同率) 丸亀城(香川県丸亀市)※前回圏外

丸亀城
くらのりさんご投稿写真

日本で12しかない現存天守を誇るお城の中から、まずは丸亀城がランクイン。もちろん天守も必見ですが、さらに注目したいのは、江戸時代初期の最も技術が発達した頃に造られた石垣。天守へ続く四層の高石垣は合わせると60mもの高さに及び(ちなみに一層の単独石垣は31mで、大坂城に次ぐ全国2位)、高さだけでなく「扇の勾配」と称される曲線美も特長です。随所に見られるさまざまな石垣の積み方を見比べるのも楽しいですよ。

美しい石垣と現存天守の愛らしい佇まいに魅入られました。石垣の復旧を願っています。(こっぷさん)
関東に住んでいるので総石垣の城は初めてで何段も重なった石垣に興奮しました。凄すぎて現在模型を作っています。(きゅーでんぱとーさん)
外から見て分かる壮大な石垣は防御だけではなく、城の見栄えとしてもかなり立派なもので、たまりません。登城するにもいいですが、外から見るだけでも興奮するというのは最強すぎます。(いつかお城の発掘調査をしてみたいさん)

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22位(同率) 岩村城(岐阜県恵那市)※前回16位

岩村城
赤い☆稲妻さんご投稿写真

29位の高取城に続き、日本三大山城の一つに数えられる岩村城がランクイン。標高717mの険しい山の地形を巧みに利用し、至る所に石垣が築かれています。その総延長はなんと1.7㎞! なかでも本丸に雛壇状に積み上げられた六段石垣は圧巻です。国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている、江戸情緒豊かな城下町とセットで訪れてはいかがでしょうか。

山城という事で初めて行きました。石垣が段になって積み上がっており、芸術的な素晴らしさがありました。(魔神ブーさん)
登るのは辛いけれど、一の門跡から先ずっと見どころ続きでワクワクと登山の動悸が止まらない。六段壁は本当に見事。3月末に登城したので本丸から残雪のアルプスも見ることが出来た。最高の城だった。(しろぺんちゃんさん)
戦国時代の複雑な歴史と女城主の悲恋物語など石垣に刻まれた思いが様々に偲ばれ、城下町では江戸時代の豊かな暮らしがタイムスリップしたように見られるところが大好きです。(もみじさん)

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22位(同率) 駿府城(静岡県静岡市)※前回圏外

駿府城
カズサンさんご投稿写真

徳川家康ゆかりのお城から2つめとして駿府城がランクイン! 天正17年(1589)に駿府城を完成させた翌年に関東移封となった家康は、将軍職を息子の秀忠に譲った後に再び戻り、大御所政治の拠点として晩年を過ごしました。二ノ丸の東御門・巽櫓、坤(ひつじさる)櫓などが復元され、かつての姿を再現しています。近年の発掘調査によって判明した、江戸城をしのぐ大きさの天守台も必見です。

地元だし、なんたって大御所様の城だから。(猫八郎さん)
まだ発掘中だけど天下一の規模の天守台にワクワクさせられました。(花鳥子さん)
大河ドラマもあり、3歳息子と一緒に行ってきました。息子も楽しんでいました。(OROKAさん)

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21位 江戸城(東京都千代田区)※前回圏外

江戸城
ばばよさんご投稿写真

天正18年(1590)に関東へ移封された徳川家康が入城し、幕府の政治拠点として近世城郭へと大改修した江戸城。その規模は空前のもので、現在水堀で囲まれているエリアだけでなく、総構を含めると中央区と千代田区がすっぽり入るほどの広さ! 明暦の大火(1659年)で天守は焼失しましたが、富士見櫓・伏見櫓・巽櫓の3つの櫓は現存し、また東西約41m・南北約45m・高さ11mもの天守台が在りし日の天守のスケールを今も物語っています。

はずかしながら今年の夏に初めて登城したのだが、その土地の広さ、大手門の造りの立派さに感動致しました。特に大手門は、木の重厚さと造りの奥深さに、暑さを忘れ10分程ずっと触っていた程です! 天下人の城、此処に有り!ですね!(こまぴょんさん)
城郭としてのスケールが凄い。在りし日の姿を夢想しながら眺めています。(たいつーさん)
中心部はもちろんのこと、外堀近辺にも多数の遺構が残っていること、そしてそれらが近代的なビル群の中で溶け込みながら存在感を残していることの凄さを感じます!(べぇずさん)

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以上、「Castle of the Year 2023」30位~21位までの発表でした。
20位~12位の発表はこちら
9位(同率3城)~1位の発表はこちら

【推し城アンケート概要】
●調査期間:2023年11月3日~2023年12月31日
●調査対象:876名(「城びと」読者の皆さま)
●調査方法:全国の「城びと」読者を対象にインターネット調査を実施。日本100名城、続日本100名城の計202城から、「今、行きたい推しのお城」を2城選び、投票いただいたものを集計。

執筆/城びと編集部