大坂の陣で戦功の有った小笠原忠直が幕命で築城した明石城、客分の宮本武蔵も縄張したとの伝聞も有るとか、西から稲荷郭、本丸、二の丸、東の丸総石垣構造の連郭式、南に三の丸を中堀で囲み更に西、南、東の外郭を外堀で囲み、その南に西国街道が通り、姫路城と明石城が西国諸藩への備えを担っていた。
17年前の平成17年1月下旬、大阪で新年同窓会が有り、兄の家を常宿にして居り、兄と明石の活きタコ刺し、明石焼きを食べにと明石城に出掛けました。
明石駅から大手太鼓門枡形を通って入城、平成7年1月の阪神・淡路大震災で石垣の崩れ、櫓も被害に遭いましたが、平成12年には石垣、巽櫓、坤櫓の修復が完成し、同時に巽櫓、坤櫓間の漆喰土塀が復元され、本丸景観が素晴らしいものに成りました、修復完成から5年後に訪ねた事になります。
三の丸から坤櫓、巽櫓、土塀を眺め、本丸下からも、二の丸登城路から二の丸、本丸へ巽櫓、本丸展望台、坤櫓、天守閣が建てられなかった天守台に登り、稲荷郭、北側の桜堀から本丸石垣群を眺めて三の丸へ、また三重櫓坤櫓・白漆喰土塀・三重櫓巽櫓をしっかりと脳裏に写し刻む、見事に修復され素晴らしい城郭景観に成りました。
明石城探訪を終わって明石駅南口より飲食店街に在る辺りをぶらつき覗き見して、一軒の寿司屋に入り、目的の活きたタコの刺身を初めて食べました、茹でたタコ刺しは当たり前のものですが、生の活きたタコ刺しは初体験美味しく兄と酒で頂きました、勿論明石焼きも頂きました。(残念ながら写真をを撮って居ません)
後日令和元年5月に明石駅のホームから駅頭整備され見通しが良くなった明石城の坤櫓・漆喰土塀・巽櫓の眺めを堪能しました。
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