和田公方屋敷跡は和田城の和田惟政(これまさ)が将軍に即位する前の
足利義昭(一乗院覚慶)をかくまった時の館の跡です。
甲賀の地は有力者が身をかくすのにちょうど良かったらしく
それが和田氏のように中央とパイプを持つ有力な武将が生まれる要因になっていたようです。
館跡の構造は至ってシンプルですが支城もあるようで、当時はそれなりに
防備がしっかりしていたのだと思います。
ちなみに今回の大河ドラマでの足利義昭の扱いはちょっとヒドいのではないでしょうか?
「麒麟が来る」で光秀・義昭のイメージがだいぶ良くなっていたのに
その反動のせいか今回はヒドい。
仮にも最後の室町幕府の将軍で三好や織田、豊臣と時代の権力者たちを相手に波乱の人生を
送った人物なのですが‥。あんなすぐ寝るような重度の糖尿病のオッサンじゃ
務まらないと思いますよ。
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