霊山城は玄武岩の奇岩がそびえ立つ霊山山頂部に築かれています。貞観元年(859)に慈覚大師円仁によって築かれた南岳山山王院霊山寺が置かれていましたが堅固な山城でもありました。本城や国司館を中心に周囲に出城を配し、東の最高所には宝寿台と呼ばれる展望所があります。奇岩が造りだす絶景は迫力満点で攻め手の兵士はさぞかし肝が冷えたことと思います。
建武4年、北畠顕家が幼少の義良親王を連れて霊山の山頂寺院に入りこの場所に陸奥国府を移したとあります。顕家は霊山入城後8ヶ月で親王を奉じて西に向かい転戦の末に和泉国石津で一族と共に憤死したとされています。
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