今回、城びとの奈良県をコンプリートしまして、奈良県の百・続百名城以外の城びと城マイベスト10を作成してみました。私的好みで上位が山城ばかりになってしまいました。
1位[龍王山城]
ぶっちぎりの1位、南城と北城の2城分楽しめ、全て巡るのに半日以上はかかります。特に北城は様々な遺構と残る石積み、広大な城域、なんといっても高低差のある城跡散策の楽しさがたまらない。駐車場もトイレも完備しているので兵糧を持参して攻めよう!
同率2位[椿尾上城]
竪堀・堀切・横堀と所々に残る石積みを探す楽しさ、城内は整備されてくっきり残る曲輪の形、私好みの山城石積みも多く残っています。
同率2位[佐味城]
2024/3/9に完全コンプリート。緩斜地に方形区画された曲輪群と深い堀切が大見応え。皆様の助けにより攻め城できました。
3位[信貴山城]
松永屋敷跡・立入屋敷跡の広大な曲輪群は圧巻です。朝護孫子寺からの登り口からずっと歩いて高安城跡まで城感を楽しめます。登山・散策が楽しい。
同率4位
[小川城]
オーソドックスな連郭の山城跡ですが、曲輪・堀・堀切がくっきり残っているのがとてもいい。
[豊田城]
山城ながら堀に特化した城跡。深い横堀で横堀の端から竪堀として谷に落とし込む技巧的な城跡です。
6位[石打城]
甲賀・伊賀地方特有の主郭高土塁が見所です。奈良県の城びと登録のある城でこの特徴が見られる城跡は石打城だけかもしれません。しかも単郭ではなく広い複数の曲輪を備えています。
7位[笠間城]
主要部が高い切岸で囲み下から見上げると圧巻です。主郭部分に櫓台とスロープ状の遺構が明瞭に残っています。主郭を取り巻く横堀は通路だったか堀だったか当時の様子の想像が膨らみます。
同率8位3城
[赤埴上城]
主郭と主郭虎口、水堀が明瞭に残っています。主郭以外の平坦地が当時どんなだったかを考察しながら散策する楽しさがある。
[今井環濠]
遺構がよく残っているので当時の寺内町がこういう風になっていたかが分かって、勉強になった場所。伝建地区で重要文化財の住宅があり、まちなみ散策が楽しい。
[稗田環濠]
幅のある堀が多く残り現在でも周囲の田んぼから独立した自治集落だった様子がよく分かります。稗田阿礼出身地でさすが古都奈良歴史が半端ない。
訂正:わたくしのマイベストおおさかで高安城10位にしていましたが、今回再確認すると城びとでは奈良県生駒郡になっていました。結果に大きな変動はないのでこのままにします。
つぶやき①:城びとの城跡巡りをしていて、後勉強にはなっていましたが、中世城跡の多くが城主・築城者が興福寺の衆徒というの多かった。加賀国が「百姓の持ちたる国」ならば大和国は「興福寺の持ちたる国」だった。興福寺の権力が衰えると、その衆徒である有力豪族の古市氏・十市氏、筒井氏、豊田氏・箸尾氏が権力を争い、大和平野の南の越智氏も加わって、戦国時代、一国の中でかなり争乱している国でしょう。この争乱の国で三好長慶の後ろ盾はあるが松永久秀が台頭してくるというのは本当にすごい事で、まさに下剋上で上がってきた大人物(善行、悪行は別として)と思う。
つぶやき②:何十年も前から古寺に自家用車で観光に行くたびに、大通り以外の道が狭く、対向車とのすれ違いが来たらこわい県(地元の方がすごいスピードで来る)でした。また大通りや国道はいつも渋滞しています。城びとの城巡りをするようになって、奈良によく行くようになっても、あまり状況は変わっていませんでした。十分ご注意を。奈良にうまいものなしとよく言いますが、彩華ラーメン旨いです。
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