滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺にある金剛輪寺は百済寺と同じく湖東三山の一つで紅葉の名所とされています。山城の面影が強かった百済寺ですが金剛輪寺も負けずに石段がきつく、山城としての雰囲気は漂っています。織田信長の焼討ちの際には金剛輪寺も被害を受けますが本堂や中心堂宇は本坊より数百メートルの石段を登ったはるか上にあったので焼失を免れたのではないかとする説もあるようです。
境内の紅葉は「血染めのもみじ」と呼ばれており、なかなか見事なものです。オーバーツーリズムを避けてやって来ていた日本のオジイオバアさんたちがたくさん来ているのですが、前述のとおり石段がきつく皆、ヒイヒイ言って登っていました。
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