小学6年生の時の木版画で姫路城を彫ったり、中学美術の残ったスケッチブックに和歌山城の絵を描いたりしていましたので、子どもの頃からお城は好きでした。大学に入って松本城で遊び、研究室の旅行で松江城に行き、ワイド周遊券で弘前城と姫路城も訪れていました。未訪の国宝天守・犬山城と彦根城に行ってみたのが2000年3月。そこで現存十二天守の存在を知って一念発起して現存十二天守めぐりを進め、最後に残ったのが高知城。初めて高知を訪れるに当たって「竜馬がゆく」くらいは読んでいかなくてはと手に取ったことがきっかけで、現在に至るまで歴史小説にどっぷりと浸かってしまってもいます。追手門と天守をワンショットに収められること、本丸の遺構がほぼ完存していること、詰門の上を渡って本丸に入る複雑で面白い縄張など、すっかり高知城に魅せられてしまいました。年が明けた2001年に熊本城を訪れ、最も好きな城の座は熊本城に譲ってしまいましたが、今でも高知城は私が2番目に好きな思い出深き城であります。当時はまだコンデジを使っていて投稿写真は35万画素の低画質ですがご容赦下さい。
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