個人的に公共交通機関で訪問する際の駅やバス停からの徒歩限界距離を1ヶ所につき2kmくらいまでにしている(歩く時間かかり過ぎると沢山回れない為w)のですが、珍しく最寄り駅から3kmちょい離れた場所にトライしたのが千葉県にある御茶屋御殿です。
御茶屋御殿は徳川家康が東金御殿に鷹狩に行く際に途中で休憩する為に造られた居館タイプのお城になります。
その行軍の為に船橋(御殿)から東金までの道造りを当時の佐倉藩藩主・土井利勝に命じて出来たのが御成街道なんだそうな。。。
(外様大名にお金を使わせる為にいろいろなお城の建造手伝いさせた家康も、流石に鷹狩の為の御殿や道は外様大名にはやらせられなかった模様w)
船橋御殿や東金御殿の方はその姿形は残っておりませんでした(船橋の方は跡地に解説版だけは有り、東金の方は跡地が高校になっていて一応高校の前に解説版はあったものの遺構は無く、代わりに裏山が東金城で、少し遺構が残っている)が、ここ御茶屋御殿に関しては上記にも示した様に主郭の広い平坦地の外周を堀・土塁で囲んだ遺構がしっかりと残っておりました。
城びとに登録されている近場のお城は遺構も解説も残っていないか、もしくはそのどちらかが欠けているところばかりなのに対してここ御茶屋御殿は両方揃っておりますので安心して訪問して下さいw
最寄り駅は千葉都市モノレール2号線の終点・千城台駅になりますが、ここから御茶屋御殿までは道が細い(歩道が無い)割にトラックがガンガン通る場所がかなりの距離あるので、くれぐれもご注意下さい。
ペットボトルのお茶持って行って、現地で飲めば。。。天下人気分を味わう事が出来る・・・カモ?www
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