度々の尼崎城ネタ、失礼致します…。
只今、尼崎城天守内にて、萩原一青画伯による『百名城手ぬぐい』の一部が展示されております。
萩原一青、皆様はご存知でしょうか??
画伯は尼崎出身の所謂『城郭画家』として知られる方です。城好きなら、もしかしたら一度は何らかの形でご覧になったことがあるかもしれません。
作品制作のきっかけが、市街化の波に埋もれ消えゆく尼崎城に心を痛めたことなんだとか。尼崎城は画伯の原点そのものなんですね。
以後、幾度の艱難辛苦を乗り越えながら、史料に基づき復元画の数々を制作されたのです。
作品の数々をまとまって見られる機会が意外と少ないため、今回の展示は何気にかなりレアなのです!
手ぬぐいと思って侮る無かれ!お城の姿を忠実に再現するだけではなく、特徴や時代背景や城主の家紋をあしらったりして、非常にデザイン性に富んだものになっております。
例えば、淀城だと水車を城より敢えて大きく描いたり、津山城だと桜の名所らしく天守とピンクで染め抜かれた桜をセットで描いたり、大坂城だと秀吉の城らしく千成瓢箪をフィーチャーしたり。
一つ一つ拝見すればするほど、画伯のお城愛というか昔の姿をできるだけ忠実に復元したいという情熱というか、凄い熱量のリスペクトを感じます。
お城好きなら、これ必見ですよ!
※画像を掲載したいところですが、問題があるといけないので念の為遠慮させていただきます。スミマセン…。
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