この秋に行きたい!艶やかな紅葉が美しい10城<東日本編>

夏の暑さが陰りを見せ、少しずつ秋を感じるようになってきました。秋と言えば紅葉ですね!!少し標高が高い場所にある城は、紅葉の鑑賞スポットに最適! 今回は東日本にある紅葉の名所の城をイベントやライトアップの情報と一緒に紹介します。

[弘前城]色づいた1000本の楓が作り出す景色は格別

弘前城、紅葉、東門
東門の紅葉。弘前城の紅葉の多くは桜だが、モミジやカエデの紅葉を見られる場所もある

桜の名所として有名なみちのくの名城・弘前城(青森県)。秋の城内では2600本を超える桜と約1000本のカエデが色づき、普段とは違う景色が広がります。壕には色鮮やかなスイレンや落ち葉が浮かび、秋の色に。10月19日から11月11日までは「弘前城菊と紅葉まつり」が開催され、豪華絢爛な菊人形や、西洋庭園にある動物をかたどった菊のトピアリーのほか、夜間のライトアップを楽しめます。

[城名]弘前城
[見頃]10月下旬〜11月上旬
[イベント]弘前城菊と紅葉まつり
[開催日時]2018年10月19日〜11月11日
[アクセス]JR弘前駅からバス「市役所前」下車、徒歩約4分

[会津若松城]ライトアップで楽しむ東北の名城

会津若松城、紅葉
夜の会津若松城と紅葉は艶やかな赤色に照らし出される

今からちょうど150年前の幕末に激戦の舞台となった会津若松城(福島県)。地元では「鶴ヶ城」と呼ばれ愛されています。紅葉の時期に合わせて、鶴ヶ城内では夜間ライトアップが実施。紅葉だけでなく、石垣や各所見どころにも、明るさにこだわった照明が照らされ、夜ならではの景色を味わえます。ライトアップは日没から21時まで実施。

[城名]会津若松城
[見頃]10月下旬〜11月上旬
[イベント]紅葉ライトアップ
[開催時期]2018年10月19日(金)〜11月18日(日)
[アクセス]会津若松駅から周遊バス「鶴ヶ城入口」下車、徒歩すぐ

[唐沢山城]紅葉を見ながら攻城しよう!

唐沢山城、登城道、紅葉
山頂へ続く登城道。紅葉の下を歩きながらだと、城めぐりのドキドキ感も普段以上に高まる

上杉謙信を幾度も撃退したことで有名な唐沢山城(栃木県)。関東有数の石垣の山城として知られるこの城も紅葉が見事な城の一つです。11月初旬から色づきはじめ、11月末から12月上旬にかけて見頃を迎えます。山全体が赤や黄色に彩られるため、城下からも楽しむことができます。山城めぐりシーズンに1度は見に行きたいですね。

[城名]唐沢山城
[見頃]11月下旬
[イベント]なし
[アクセス]東武田沼駅から徒歩約1時間

[江戸城]都心で楽しむ王城の秋

東御苑二の丸庭園、江戸城、回遊式庭園、紅葉
東御苑二の丸庭園。絵図をもとに復元された回遊式庭園に紅葉の紅が映える

江戸城、北の丸公園、紅葉
都民の憩いの場である北の丸公園も、秋は黄色や赤に染まる

かつて、徳川将軍家の居城であり、現在は天皇陛下が住まう皇居となっている江戸城跡(東京都)。城跡内の東御苑は、都心にある紅葉の名所となっています。入場に制限がある皇居の中で、年間を通して中に入ることができ、モミジやイチョウなどを楽しめます。また、12月上旬には皇居乾通りの一般開放が行われ、皇居外苑の坂下門から乾門にかけての750メートルの間に色づいた木々を楽しめます。

[城名]江戸城
[見頃]11月中旬〜12月上旬
[イベント]皇居乾通り一般公開
[開催時期]12月上旬予定(開催日未定。詳細は宮内庁HP[http://www.kunaicho.go.jp/event/inuidori.html]を参照)
[アクセス](皇居東御苑)東京メトロ九段下から徒歩約3分、(皇居乾通り)東京メトロ大手町駅から徒歩約15分

[上田城]色鮮やかに飾られる真田家の居城

上田城、紅葉、尼ヶ淵方面
尼ヶ淵方面から見た紅葉。紅葉まつりののぼりが勇ましく翻る

2016年放映のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台となった、真田家の居城・上田城(長野県)。上田城跡公園内を深紅のモミジや、黄色のイチョウなどが色鮮やかに飾ります。11月3日・4日には今年で12回目となる「上田城紅葉まつり」が開催。また、10月27日から11月4日の間は、日本夜景遺産に認定されたけやき並木のライトアップが実施されるので、こちらもお見逃しなく!

[城名]上田城
[見頃]10月下旬〜11月中旬
[イベント]上田城紅葉まつり
[開催時期]2018年11月3日(土)・4日(日)
[アクセス]JR上田駅から徒歩約12分

[松本城]漆黒の天守を彩る赤いモミジ

松本城、紅葉、天守、月見櫓
天守と紅葉を撮る際は、月見櫓の赤い廻縁を入れると華やかさが増す

現存12天守とひとつで・松本市のシンボルである、国宝・松本城(長野県)。北アルプスや美ヶ原高原を背景にした、黒い天守と色鮮やかな紅葉のコントラストは松本城でのみ楽しめる景色です。また10月8日(月・祝)から11月8日(木)までの間には「第62回国宝松本城お城まつり」が開催。期間中は、「人形飾り物展」や「古式砲術演武」などが楽しめます。ほかにも10月20日(土)〜11月4日まで「太鼓門秋の特別公開」が行われ、なかなか入れない太鼓門の中を見学できます。

[城名]松本城
[見頃]10月下旬〜11月中旬
[イベント]第62回国宝松本城お城まつり
[開催時期]2018年10月8日(月・祝)〜11月8日(木)
[アクセス]JR松本駅から徒歩約15分

[丸岡城]古城で楽しむ紅葉まつり

丸岡城、天守、紅葉、モミジ
古式の天守と赤いモミジの競演は風情たっぷり

現存最古ともいわれる天守を持つ丸岡城(福井県)。合戦時に大蛇が現れて霞を吐いて城を隠したという逸話から「霞ヶ城」とも呼ばれるこの城では、紅葉が見頃を迎える11月中旬に丸岡城紅葉まつりが開催予定です。この時期だけに食べられる新そばを楽しむ「新そば祭」やステージイベントなどが行われ、飲食ブースやステージと一緒に紅葉を楽しめます。

[城名]丸岡城
[見頃]11月中旬
[イベント]丸岡城紅葉まつり
[開催時期]2018年11月17日(土)〜18日(日)
[アクセス]JR福井駅からバス「丸岡城」下車、徒歩すぐ

[金沢城]紅葉に見る百万石の貫禄

金沢城、玉泉院丸、紅葉、池、橋
玉泉院丸の紅葉。池と橋、石垣が紅葉と見事な調和を見せる

加賀百万石の居城として名高い金沢城(石川県)。海鼠壁が美しい石川門では赤いモミジや桜を見ることができる他、玉泉院丸の庭園でも色鮮やかな紅葉を楽しめます。隣接する兼六園も紅葉の名所として有名で、約340本のモミジ、約420本の桜、約60本のケヤキなどが一斉に色づきます。11月からは金沢城・兼六園共にライトアップイベントがはじまり、城と紅葉が華やかに照らし出されます。

[城名]金沢城
[見頃]11月上旬〜12月上旬
[イベント]金沢城・兼六園ライトアップ 〜秋の段〜
[開催時期]11月17日(金)〜12月9日(土)
[アクセス]JR金沢駅からバス「兼六園下」下車、徒歩約5分

[郡上八幡城]天にそびえる錦秋の城

郡上八幡城、松の丸、モミジ、紅葉
松の丸には多数のモミジがあり、白亜の天守を鮮やかに彩る

岐阜県にある八幡山の山頂に建つ郡上八幡城(岐阜県)。『龍馬がゆく』や『燃えよ剣』を代表作に持つ作家・司馬遼太郎が郡上八幡城を「日本一美しい山城」と称賛した理由の一つが、紅葉です。城内にある約100本のカエデが城内を秋の色に彩ります。11月1日から18日まで「郡上八幡城下町もみじまつり2018」が開催。城内や城下町の紅葉めぐりツアーなどが行われます。また、11月中旬頃からは、城内のもみじ庭園と天守を照らすライトアップが予定されています。

[城名]郡上八幡城
[見頃]11月上旬〜11月中旬
[イベント]郡上八幡城下町もみじまつり2018
[開催時期]2018年11月1日(木)〜18日(日)
[アクセス]長良川鉄道郡上八幡駅からバス「城下町プラザ」下車、徒歩約15分

[犬山城]紅葉を見ながら城下町をぶらり

犬山城、紅葉、モミジ、桜、天守
天守周辺には桜・モミジが赤く色づく。緋毛氈がかけられた長椅子もあり雰囲気抜群だ

小牧・長久手の戦いで羽柴秀吉が本陣としたことで歴史に名を刻む犬山城(愛知県)。江戸時代の姿を今に伝え、国宝にも選ばれている天守を持っています。天守前広場の紅葉も格別ですが、とくにおすすめなのが登閣道。石畳の階段は、紅葉のアーチで包まれ、秋ならではの世界を作りあげます。秋の犬山では城下をお得に楽しめる「秋の犬山キャンペーン」を開催中。紅葉だけでなく城下町グルメも満喫できます。

[城名]犬山城
[見頃]11月下旬〜12月上旬
[イベント]秋の犬山キャンペーン
[開催時期]9月15日(土)〜12月2日(日)
[アクセス]名鉄犬山駅から徒歩約15分

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執筆・写真/かみゆ歴史編集部

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