2021/06/02
【まとめ】訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ
夫婦二人で6000近くの城を訪れているウモ&ちえぞーさんに、城めぐりのポイントを聞く「ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ」。城めぐりのプランニングから山城の歩き方、さらに2人がオススメする全国各地のお城とその必見ポイントまで、城旅の楽しみ方をまとめて伝授します。
城めぐりを通じて出会い、現在も夫婦で城めぐりを満喫している。2人で訪れた城は6000城近くにもなる(写真は島根県の津和野城)
城めぐりのプランニングってどう進めればいいの?
ウモ&ちえぞーさん愛用の『県別マップル』。地図中に城名と城域が書き込まれており、どの地域にどれだけの城があるかが一目でわかるようになっている(出典 旺文社『県別マップル長野県広域・詳細道路地図』)
限られた時間でお城をめぐるには、まず1日にどの城をどれだけ見学するかといったプランニングが必要です。「どのように計画を立てればいいの? そのための情報はどう収集すればいいの?」など、こちらの記事ではプランニングの段階で決めるべきことと、その手順を案内。さらに、ウモ&ちえぞーさんが情報源として愛用しているガイドブックや、1つの城の見学にかかる所要時間の調べ方まで詳しく解説しています。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ①お城めぐりのプランニング法」
行きたい城を決めたら、マッピングをして城同士の位置関係を確認
プランニングの手順が分かれば、さっそく具体的な計画づくりに移りましょう。こちらの記事では、ウモ&ちえぞーさんが実際に立てた計画を例に、行きたいお城の選定やタイムスケジュール決めなどのコツを紹介しています。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ②実際の計画への落とし方」
山城を安全に楽しむために知っておきたい情報と必携アイテム
斜面が急な上に岩が向き出しになっている登城道。山城はその名の通り、山の上にあるため、急坂が多い。登る際は、手や杖を使うなどの安全策を講じよう
文字通り山にある山城には、注意しないと大きな事故につながりかねない危険性が潜んでいるので要注意! こちらの記事では、転落や道迷いといった山で起きやすいトラブルを挙げながら、安全に山城歩きを楽しむための方法を解説しています。また、別の記事でも安全面から山城歩きに必要なアイテム・服装についてアドバイスしているので、併せてご覧ください。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ⑤安全に楽しむために知りたい山城のキケン」
「ウモ&ちえぞー!に聞く城旅のコツ ⑫ もっと山城を楽しむ持ち物・服装選び」
山城の聖地・信州へ行こう!
櫓などの建物が整備された荒砥城(長野県)では、戦国時代の雰囲気を味わえる
山々に囲まれた信濃国(長野県)にはズラリと山城が並び、計画によっては1回の登山で何城も縦走して歩くことも可能です。こちらの記事では、巨大な堀切や竪堀が連続したり、独特な石積み・石垣が見られるなど、遺構のレベルが高い一級品の山城を堪能できる贅沢な計画をご紹介。武田信玄、上杉謙信、真田一族など有名な武将たちゆかりの城も多く、まさに“山城天国”!
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「ウモ&ちえぞー!に聞く城旅のコツ ⑨ 個性豊かな山城に出会える信州をめぐる」
城旅はテーマを立てるともっと面白くなる!
躑躅ヶ崎館西曲輪の枡形。石積みが用いられた先進的な造りである
城めぐりにはさまざまな楽しみ方があります。行きたいお城へただ行くだけでなく、何かしらのテーマに沿ってお城や史跡を歩くと、旅がより濃密かつ有意義なものに! 例えば「お気に入りの戦国武将ゆかりの地」なんていかがでしょうか? こちらの記事では武田氏ゆかりのお城を1泊2日でめぐるプランニング方法を解説しています。泊まりがけでの城旅に役立つのでぜひご参考になさってください。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ③戦国武将の城とゆかりの地をあるく」
鷹尾山城(兵庫県)の堀切。三木合戦ではこの城で開城交渉が行われた
また、お城の歴史やそこで起きた出来事について予習してから訪れれば、武将になった気分で現地に立って往時に思いを馳せることも可能。こちらの記事では、三木城主・別所長治(べっしょながはる)と織田信長の武将・羽柴秀吉との間で起こった三木合戦をテーマに、三木城(兵庫県)とその付城群の歩き方を紹介しています。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ④三木城と付城群をめぐる」
山城めぐりは個性豊かな横堀と山上からの絶景が醍醐味!
小幡城(茨城県)の櫓台跡と本丸を隔てる堀。複雑に屈曲する堀底道は、縄張図なしに入れば容易には抜け出せなさそうだ
山城ならではの見どころといえば、防御のために山の地面を掘って造られた「空堀」。そのなかでもスタンダードなものが、斜面に対して直角に掘られた「横堀」です。こちらの記事では、ウモ&ちえぞーさんがこれまで訪れた関東の城の中から、横堀が見事な城をセレクトしご紹介。技巧を凝らした迷路のような堀から、あまりの深さに圧倒される堀まで、どれもスゴイ!
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ⑥ 横堀がスゴい! 関東の城」
左/本栖城主郭からの光景。樹海の緑色と山頂の白の対比が鮮やかだ 右/狼煙台跡の石積み。溶岩をL字型に積んだ珍しい石積みである
山城の険しい道を登っていくのはしんどいけれど、見晴らしのいい場所に着けばそんな疲れも吹き飛びますよね。そうした絶景のなかでも格別なのが、日本最高峰の名山・富士山。ウモ&ちえぞーさんイチオシのお城と富士山の両方が楽しめる欲張りなお城巡りを、ぜひ体験してみてください。
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「ウモ&ちえぞー!に聞く城旅のコツ ⑩ 絶景を楽しむ! 富士山が見える山城」
夏の城旅は近世城郭めぐりがオススメ
夏季は山城めぐりに適さないので、そんな時こそよく整備された近世城郭をじっくり見よう。なかでも現存天守がまとめて4つ見られる四国は魅力的だ。写真の丸亀城(香川県)では、小ぶりな天守もさることながら、山麓から山頂まで隙なく積まれた石垣が圧巻
ここまでウモ&ちえぞーさんオススメの山城をご紹介してきましたが、残念ながら夏の山城は暑さや遺構の見づらさなどさまざまな理由から避けた方が無難。一方、きちんと整備された近世城郭はオールシーズン楽しむことができ、夏にめぐるにはピッタリ! こちらの記事では、夏でも安全かつ快適に楽しめるお城を紹介しています。
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「訪城数日本一の夫婦ウモ&ちえぞーに聞く城旅のコツ ⑦ 夏にオススメな城旅プラン」
執筆:城びと編集部
写真:ウモ&ちえぞー