ピックアップ! 6月前半に開催される城イベント・展覧会

いよいよ6月に突入。夏の幕開け、初夏と呼ばれる季節になってきました。梅雨の時期であったり祝日が無かったりと、行楽シーズンとは言いがたいかも知れませんが、小田原城の「小田原城あじさい花菖蒲まつり」などこの時期ならではのイベントが各地で開催されているほか、大阪城では「サムライたちの躍動」など、企画展も行われます。

大阪城/大阪府大阪市】企画展示 サムライたちの躍動 ー大阪城天守閣名品セレクションー

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展示品の一つである大坂夏の陣図屏風(大阪城天守閣所蔵)

サムライたちの躍動を感じる名品の数々

G20サミットの日本初開催地として、世界中から注目を浴びる都市、大阪。それに伴い、大坂城天守閣では収蔵している貴重なコレクションの中から選りすぐりの「武家文化」にまつわる資料が公開されます。展示されるのは「大坂夏の陣図屏風」などの重要文化財6点、初公開資料2点を含む71点。合戦図屏風や、鎧兜、刀剣などから、戦国の世を駆け抜けたサムライたちの姿に迫っていきます。 

【企画展示 サムライたちの躍動ー大坂城天守閣名品セレクションー】
開催日:開催中〜2019年7月17日(水)
開催時間:9:00〜17:00
開催場所:大阪城天守閣3・4階展示室
料金:入館料:大人600円、中学生以下・大阪市在住で65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳ご持参の方は無料

金沢城/石川県金沢市】金沢城・兼六園ライトアップ 初夏の段

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ライトアップされる金沢城公園(石川県観光連盟提供)

金沢百万石まつりに合わせて夜景を公開

「金沢城・兼六園四季物語 初夏の段」が開催されます。金沢百万石まつりの開催期間中は、兼六園を夜間無料開放。兼六園・金沢城公園・玉泉院丸庭園でライトアップを行います。ライトアップ実施期間中は兼六園への入園が無料に。6月1日には霞ヶ池に和舟を浮かべ、その船上で横笛奏者が演奏する「兼六園ミニコンサート」も行われます。

【金沢城・兼六園ライトアップ 初夏の段】
開催日:2019年5月31日(金)〜2019年6月2日(日)
開催時間:18:30~20:45(閉園21:00)ミニコンサート時間:19:10~ 、20:00~(各15分程度・無料)
開催場所:兼六園
料金:入場無料

小田原城/神奈川県小田原市】小田原城あじさい花菖蒲まつり

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本丸東堀に美しく咲き誇る花菖蒲(小田原城総合管理事務所提供)

梅雨の時期に咲き誇る花々を楽しめる

各季節に様々な花を咲かせる小田原城。今回は初夏に見頃を迎えるあじさいや花菖蒲を楽しむイベントが、小田原城本丸東堀にある花菖蒲園で開催されます。日中は会場内で出店の催しやチャリティーコンサートが行われる他、夜は天守閣の開館時間を19:00(最終入場は18:30)まで延長し、花菖蒲とあじさいのライトアップを行います。昼とはまた違った幻想的な演出は一見の価値あり。 

【小田原城あじさい花菖蒲まつり】
開催日:2019年6月1日(土)〜6月16日(日)
開催時間:11:00〜19:00
開催場所:小田原城本丸東堀(花菖蒲園)
料金:入場無料

美濃金山城/岐阜県可児市】蘭丸祭

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2019年度の蘭丸祭のちらし(蘭丸振興会提供)

森蘭丸を偲んで奉納される伝統芸能の数々

織田信長とともに本能寺で散った森蘭丸を偲び、生誕地である可児市兼山で命日の6月2日に行われる祭りです。会場は森家菩提寺の可成寺。蘭丸の父、可成(よしなり)が戦死した際に創建されました。祭では読経・お焼香のほか、烏峰太鼓や筑前琵琶による奉納演奏や甲冑の試着、野点などの体験イベントも企画されています。

【蘭丸祭】
開催日:2019年6月2日(日)
開催時間:9:00〜13:00
開催場所:可成寺
料金:入場無料(野点:1服300円)

丸亀城/香川県丸亀市】丸亀城涼風フェスタ

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昨年度出演したダンスサークル「M.youDance」によるステージイベントの様子(丸亀市産業観光課提供)

伝説の刀「ニッカリ青江」公開に合わせた様々な催し

丸亀城の6月のおもてなしイベントは「涼風」がテーマ。今回は丸亀藩主京極家の家宝であった「ニッカリ青江」公開に合わせ、「ニッカリ青江スペシャルステージ」が開催されます。和太鼓演奏をはじめとした様々なステージイベントのみならず、なりきり武将体験やニッカリ青江ワークショップなどの体験イベントも充実。ご当地キャラのおもてなしもあります。  

【丸亀城涼風フェスタ】
開催日:2019年6月9日(日)
開催時間:10:00〜15:00
開催場所:丸亀城大手門広場
料金:入場無料

初夏に入り、暑さも厳しくなってきましたが、各地のお城も暑さに負けないヒートアップを見せています。その城ならではのイベントが楽しめる所も増えてきていますので、行楽シーズンではない今だからこそ出かけてみるのも面白いかもしれません。


執筆者/かみゆ歴史編集部(原田郁未)
「歴史はエンタテインメント!」をモットーに、ポップな媒体から専門書まで編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。

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