【結果発表②】「平成」最後の投稿キャンペーン、みんなの平成の思い出のお城

平成の時代が終わり、2ヵ月が過ぎましたね。2019年4月に城びとで行った「平成最後」の投稿キャンペーン。平成に行った思い出のお城のエピソードやお写真を、城びと会員の皆様に多数投稿していただきました。ご投稿いただきました皆様、ありがとうございました!
城びと編集部が特に「このエピソードはもっと多くの方に読んでほしい」「この写真がすごく素敵」と感じた投稿を10編、城びと賞としてピックアップさせていただきました。前回の5編に続き、今回は残りの5名の記事をご紹介します! 元号が変わりましたが、平成の思い出に少し浸ってみませんか?

熊本城(熊本県熊本市)/ はとさん 

【平成30年】お城巡りのきっかけ (2018/09/22 訪問) 


熊本城

自分が本格的にお城巡りにはまったのは熊本城がきっかけです。

大学の調査研究でしばしば熊本県内を訪れており、熊本城を目にする機会は多かったものの次でいいや、と思ってしまい実際訪れることができたのは平成28年熊本地震後でした。

修復作業が進んではいるものの、完全復活にはまだまだ年数がかかると聞いて、定期的に見に来たいなと思いました。
立ち入り禁止区域を除いて一周し、2時間ほど滞在しました。
お城という建造物と最新の工事機械が共存していて、不思議な光景でしたが、かっこよさも感じました。

地震の被害の大きさを感じると共に、それでも全てが失われるわけではなく建っているお城の強さと、地域の象徴として存在するお城の大きさを強く強く感じました。

もともとお城に興味はありましたが、上記の理由から熊本城をスタートにして、私のお城巡りが始まりました。

■城びと編集部コメント
熊本地震後に訪ねられた熊本城が、城めぐりのきっかけになった貴重な経験だと思います。「地域の象徴として存在するお城の大きさ」というお言葉がとても印象に残りました。

福岡城(福岡県福岡市)/ 余語出羽守さん 

【平成30年】桜咲き誇る黒田の城  (2018/03/30 訪問) 

福岡城

人生初の九州上陸を飾った城。
丁度桜の見頃で、現地では桜まつりが
開催されていた。
初の九州旅行を祝ってくれているかのように
咲き誇る桜と、壮大な城に感無量だった。

■城びと編集部コメント
桜の時期のお城は格別ですね。ましてや、初めての九州上陸のタイミングで見られたのは忘れられない光景だったと思います。余語出羽守さんをお祝いしていたのでしょうね。

大阪城(大阪府大阪市)/ あおさん 

【平成31年】平成最後、感謝を込めて  (2019/04/27 訪問) 


大阪城、大阪市

誕生日が来るまでは平成=自分の歳。そんな私には大阪城が特別なお城です。

大阪城まで自転車5分の距離で育った私は、大阪城とともに平成を過ごしてきました。
幼稚園や小学校では遠足や、公園で楽しんだり、堀で魚を捕まえて遊んだり。
中学校では大阪城内の修道館で柔道の練習、太陽の広場でサッカーや野球。
高校では毎日大阪城を通って学校へ。
大人になってもランニングや、草木を見に散歩したり、野外音楽堂へ音楽を聴きにいったり。
成長とともに目的は変わっても、ずっと変わらず大阪城にお世話になっています。

もうすぐ平成が終わりますが、これまでの感謝を伝えに訪問。
そして令和も、それ以降もずっとずっと、よろしくお願いします。

■城びと編集部コメント
幼少期からずっと大阪城と過ごされてきたなんて、うらやましい限りです。成長とともにかかわり方が変わっても、大阪城を大切に思われている気持ちは変わらないことがよく伝わってきました。

姫路城(兵庫県姫路市)/ たけ◎曲輪衆(小野)さん 

【平成22年▪26年▪27年】  (2014/01/15 訪問) 


姫路城

なんといっても姫路城の平成の大修理が印象的でした。

大きな素屋根で天守が覆われる前、最後に大天守を見たいと思い、平成22年5月27日に訪れました。
工事が始まって半年以上の月日がたっていましたが、やっと素屋根を建設するためのプラットホームが一部完成し、そのプラットホーム上で使う大きなクレーンを、更に大きなクレーンで下から釣り上げる作業をしていたころでした。

しかし、このプラットホームのデカイこと!下から見上げると、大きなビルが建っているように見えました。まだ工事の準備段階。大変な工事になるんだろうな!と感じたことをよく覚えています。

そして素屋根も完成し、大天守はスッポリ素屋根の中に。工事見学スペース『天空の白鷺』もオープンし、テレビ、新聞でも姫路城の平成大修理の様子が取り上げられるようになりました。

岡山に住んでますので、いつでも行けるだろう!って思いながら、年月が過ぎました。工事も最終段階に近づき、そろそろ行っておこうかなと思い、雨で仕事が休みになった平成26年1月15日に初めて天空の白鷺に。
なんと、姫路城に着いてから、その日が天空の白鷺公開の最終日!だと知り、胸を撫で下ろしました。

この平成の大修理、その時にしか見れない視線で大天守を間近に見れたことが本当によかったと思います。

素屋根がすべて撤去され、中から真っ白な大天守が現れた時もビックリ!
ちまたでは、白すぎる!って批判の声も上がっていましたが、真っ白な天守を見れるのも今の時期だけ!池田輝政が姫路城を新たに築いた時も、きっと真っ白に輝く天守を見て、領民達はあの時の私たちのように度肝を抜かれたのでは!と考えながら見ていました。

姫路城の平成の大修理に立ち会えたこと。これが私の「平成のお城の思い出」です。

■城びと編集部コメント
「姫路城の平成の大修理」という平成を代表する城のトピックスを目の当たりにされた、貴重な経験ですね。生まれ変わった真っ白な天守から、池田輝政が築城した頃に想いを馳せられた着眼点にも感銘を受けました。

小高城(福島県南相馬市)/ くろもりさん 

【平成27年】震災を越えて (2015/05/18 訪問) 


小高城

福島県の小高城を訪問した2015年5月、小高城のある福島県南相馬市小高区は、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示解除準備区域に指定されており、住人でも宿泊が許可されておらず、半日しか滞在ができませんでした。
※平成28年7月12日午前0時をもって帰還困難区域を除く避難指示区域が解除されています。

原発事故があった時に、「人は避難できるけど、墓に入っている相馬の殿様は避難できないよな・・・相馬の殿様が放射能を浴びたまんまで可哀想だな。」と、事故以来ずっと気になっていました。

城址は除染作業中で、除染作業の廃棄物が城址である相馬小高神社内に置かれたりしていて、まだまだ痛々しい姿でしたが、半日しか滞在できないにも関わらず、神社には地元の方が何名か参拝に訪れていて、小高区の心の拠り所でもあるのだなと実感しました。

また、城から1km離れた相馬氏の菩提寺である同慶寺にも訪れることができ、相馬の殿様のお参りも無事に済ますことができました。震災で被害を受けた同慶寺を地元の方が壊れた墓石の撤去・改修・掃除等をする写真を見せて頂き、その義の姿が眩しかったです。

平成は平和な時代でしたが、いろいろな天災で城址に行けなくなることもありました。日本は震災の多い宿命の国ですが、災害で被害を受けた城も、また新しい時代に復活した姿を見に訪れたいです。

■城びと編集部コメント
お城は天災とは無縁でいられない存在であることを、くろもりさんの東日本大震災のエピソードから再認識させていただきました。復活した姿を見に行くのも、城めぐりの一つの味わい方ですね。

投稿していただいた皆様、ありがとうございました!
今回選ばれた方々には、城びとオリジナル御城印をプレゼントいたします。
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まとめ/城びと編集部