【今月のお城イベント】10月後半に開催されるイベント・展覧会をピックアップ

暑さも和らぎ、お出かけしやすい10月下旬。城の風雅を楽しみながら、芸術の秋を堪能できるイベントや展覧会が多数開催されます。平戸城で開かれる企画展「松浦の城」や、高松城で開催の「披雲閣オリジナルコンサート2018」などの注目のイベントも盛り沢山!   

【明石城】仮装フェス「見参!明石城」 

明石城、イベント
明石城にて開催の仮装フェス「見参!明石城」。明石城を背景に披露されるコスプレパフォーマンスに注目!(明石城築城400周年記念事業実行委員会提供)

和ジャンルオンリーのコスプレ祭典!

明石城では、和一色のコスプレイベント「見参!明石城」が開催。様々な武将の甲冑を試着できたり、サラブレットに乗馬して写真撮影も楽しめます。他にも、普段は禁止されている明石公園外でのコスプレが、イベント当日のみ特別に許され、コスプレをしながら明石魚の棚商店街の街並みを楽しめます。かつての明石城に立ったような雰囲気を味わいながら、明石の歴史を学びましょう。

【明石城】仮装フェス「見参!明石城」
開催日:2018年10月14日(日)
開催時間:10:00〜15:00
開催場所:明石公園
料金:入場料無料、コスプレ500円(プログラムにより別途料金あり)

【首里城】首里城祭「琉球王朝絵巻行列」

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琉球王朝の壮観さを彷彿させる光景(首里城公園管理センター提供)

琉球王朝の壮大さを物語る歴史絵巻の完全再現!

首里城では、琉球の宮廷を再現した、行列を通して琉球王朝の雰囲気を感じることができるイベントが開催される。色鮮やかな衣装に身を包んだ国王と王妃が総勢700ほどの人たちを従える光景は、絵巻に描かれた人物がそのまま飛び出してきたと思わせるほどの再現度です。国王・王妃だけでなく、従者のなかには中国皇帝使節団「冊封使」や伝統芸能団など、国際通りを琉球王朝の色彩りで飾る人たちが目白押しです。沿道で華やかな大行列を楽しみながら、琉球の歴史を感じ、王朝時代の人々を偲びましょう。

【首里城】「琉球王朝絵巻行列」
開催日:2018年10月28日(日)
開催時間:12:30〜14:30
開催場所:那覇市国際通り
料金:無料

【高松城】披雲閣オリジナルコンサート2018 

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懐かしい歌を聴きながら、披雲閣を満喫!(玉藻公園管理事務所提供)

秋の夜長に披雲閣と音楽のコラボを楽しもう!

日本の伝統技術と西洋の技術が組み合わさって建設された披雲閣は、壮麗と評されるのほどの建築美を誇り、その美的意義は極めて高いものとされています。高松城で催される「披雲閣オリジナルコンサート2018」では、そんな華やかな披雲閣を背景に、郷愁を誘う日本の童謡などを堪能でき、美しさを見て聞きながら楽しむことができます。また、色鮮やかな盆栽飾りに囲まれながら、幻想的な照明に照らされた夜の披雲閣は、普段とは違う雰囲気を醸しています。秋の夜長に披雲閣をゆるりと堪能しましょう。

【高松城】披雲閣オリジナルコンサート2018 
開催日:2018年10月19日(金)
開催時間:19:00〜20:30
開催場所:玉藻公園披雲閣「大書院」
料金:前売券1500円、当日券1800円

【平戸城】平戸城再築城300年記念企画展「松浦の城」 

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山頂に位置する平戸城、荘厳な雰囲気は雄大な歴史を物語る(松浦史料博物館提供)

壮大な歴史を誇る平戸城の軌跡を辿る

平戸城では築城300周年を記念して、平戸城築城300周年企画展「松浦の城」が開催されます。幕府による築城の許可を得ることが難しかった時代に異例の扱いとして許された平戸城の再築城は、第5代藩主の松浦棟(まつらたかし)の悲願でもありました。なぜ平戸城は再築を許されたのか。その背景を探るべく「松浦の城」では、松浦氏と親交があった山鹿素行にもスポットを当てながら、平戸城再築の謎に迫ります。また、「平戸城図」や「吉田松陰持参茶碗」など、平戸城に関わる稀少な展示品も公開されているので、平戸城の歴史をより深く学べます。

【松浦の城】
開催日:2018年9月1日(土)〜10月31日(水)
開催時間:8:30〜17:30
開催場所:松浦史料博物館
料金:大人510円、高校生300円、小中学生200円

【小田城】巡回企画展「小田氏治と戦国時代の城館」

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昨今、着々とファンを増やしている小田氏治。氏治にちなんだ城館を通して、その生涯を学ぶ(つくば市教育庁文化財課提供)

小田城最後の城主・小田氏治と氏治に関係した城館に迫る!

小田城にて、縄張図や発掘調査研究に基づいて小田氏治と彼に関わる城館を紹介する企画展「小田氏治と戦国時代の城館」が開催。「常陸の不死鳥」と呼ばれた氏治の波瀾万丈な人生にスポットを当てながら、氏治の支城はもとより、同盟者の城館など、様々な城を学ぶことができます。戦国最弱と評されながらも、人望があり、敗れるたびに再起奮闘する氏治の有り様は、現代においても注目度が上昇中。心許ない「不死鳥」の生涯を、城館を通して、感じ取りましょう。

【小田氏治と戦国時代の城館】
開催日:<第1会期>2018年10月3日(水)〜12月6日(木)/<第2会期>2018年12月11日(火)〜2019年1月31日(木)
開催時間:9:00〜16:30
開催場所:<第1会期>小田城跡歴史広場ひろば/<第2会期>谷田部郷土資料館
料金:入場無料
URL:http://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/event/1005314.html

執筆者/かみゆ歴史編集部(宮田陸)
「歴史はエンタテインメント!」をモットーに、ポップな媒体から専門書まで編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。手がける主なジャンルは日本史、世界史、美術史、宗教・神話、観光ガイドなど歴史全般。最近の編集制作物に『歴史REAL いま見るべき日本の名城』(洋泉社)、『廃城をゆく6〜石垣の城を極める!』(イカロス出版)、『テーマ別だから理解が深まる日本史』(朝日新聞出版)、『マンガで一気に読める! 日本史』(西東社)、『御朱印めぐりと寺社巡礼さんぽ』(廣済堂出版)などがある。

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