2026/05/18
PR 持統天皇が見た風景までも!実物大の巨大宮殿の復元体験アプリ「XR藤原宮」登場!
お城のVR、AR、XR……なんだかよく分からないけど映像復元といえば曽根さん!と順調に洗脳が進んでいる読者の皆さま、新作の登場です。前回の「お寺(武蔵国分寺)」に続き、今度は「宮」! 日本はじまりの都・藤原宮の壮麗な姿がこれでもか!と楽しめるワクワクしかない復元体験アプリ「XR藤原宮」を、開発者の曽根俊則さんが熱くご紹介します!
全国ウン千万人のお城ファンの皆さんこんにちは。遅ればせながら編集者と「歴史にドキリ」のせいで「中大兄皇子」をリズムを付けないと読めない身体になってしまいました曽根俊則(株式会社ジーン)です。続日本100名城のスタンプは1城増えて88城になりました! どこが増えたのは意味もなくナイショにしておきます。
さて今回は!
日本初の都城(「みやこのじょう」ではなく「とじょう」)、“日本はじまりの都”、世界遺産にもきっとなる!藤原宮跡です。そこでステキなタイムトリップ体験ができるアプリ「XR藤原宮」をご紹介させていただきますよ!
さぁさやってきました春うららな藤原宮跡でございます。広ーい。
だだっ広さNo.1!?「日本はじまりの都」へようこそ!
とにかく広ーい。
もしかしてここは日本の史跡で一番「だだっ広い」場所ではないかと。同一平面で一番「だだっ広い」史跡ではないかと。地図で見ると南北の長さは平城宮跡と同じぐらいで東西の長さは平城宮跡の方が広いんですけどね、でも平城宮跡は大極殿など色々建ってますからね。こないだ東楼もオープンしましたね。さらに増えるみたいですよ。奈良時代まっしぐらですよ平城宮跡。それに対してこの藤原宮跡は、とにかくだだっ広―い、なーんにーもなーい、「だだっ広さ」No.1です!
もちろんそれが魅力なわけですね。何もないほどワクワクするのはもはや我々の性(さが)でありますね。
地図で見てみましょう、として地図画像のみを掲載するともしかして権利関係に引っ掛かるかもしれないのでここは万難を排してアプリのマップ画面を載せますよ。

広ーい。グーグルマップで見比べたら甲子園球場6~7個分ぐらいですね。目分量でね。
そして現代の藤原宮跡は花の都なんですよ。
4月は桜と菜の花畑。
これはカエデでしょうか。
初夏は蓮の花が咲き誇ります。
本物の蓮の花ってなかなか見れませんよね、そんじょそこらに咲いてる花ではありませんよね。何なら仏像とセットの蓮の花の方が見る機会も多いのではと。
仏の世界
実物大の復元体験!「XR藤原宮」ここがすごい!
さて、そんな素敵な藤原宮跡。“宮跡”って言うぐらいですからね、はるか昔ここには宮殿建築があったわけですよ、アノ“藤原宮”がここにあったわけですよ。
その藤原宮を! このアプリ「XR藤原宮」で実物大で復元体験できるんですね!
まずはここからアプリのダウンロードをよろしくお願いいたします。もちろん無料です。





なんでしょうこの色違いのタイトル画面は。
ダウンロードすればわかりますよ。
そんな「XR藤原宮」での復元体験は、
●広ーい藤原宮跡を自由に移動しながら好きな場所で自由自在に高精細復元CGを楽しめる(リアルタイムレンダリングという手法)
●移動はできずにスポットでの体験となるものの、超高精細復元CGを楽しめる(プリレンダリングという手法)
●さらには超高精細復元CGによるVRジャンプもある
という、なんとも至れり尽くせりな復元体験になっておりますよ!
四の五の言わずに体験だ!
まずはリアルタイムレンダリング、いってみましょう。
敷地内の5ヵ所にスタートマーカーがありまして、そのマーカーをアプリで読み込んで復元体験スタートです。
はい出ました! いきなりメインを出してしまいました!
だーいごーくでーん!
(数ヶ月後にこの声がテレビから聞こえてきますのでお楽しみに)
何とも巨大、何とも壮麗な大極殿が、ARで!
VRでも!
目の前に実物大で出現します。現実にはこんな場所に。
歩き回れますからね。ご覧の通り近づけば大きくなりますよ。
大極殿の中も歩けちゃいますよ。


現実にはこんな場所(笑)
こちらは大極殿院南門跡。現実では柱のオブジェが置かれています。
ここには大極殿院南門が出現。
そしてこの南門。タップすると扉が開くんですよ!

扉をタップすると…

扉が開いた向こうには大極殿が!

VRではこうなります!

端末を横に向けると世界が広がる
そして門をくぐって大極殿に向かって歩いて行けると。
いやぁ、これ。作った私がこう言うのも何ですけども、そしてこうなることはもちろん分かっていたのですけども、超楽しい!笑
南門、全開!笑
ちなみにこの子

さららちゃん、と言います。橿原市のキャラクターです。
小さなお子さんも夢中です。

このさららちゃんの名前の由来、わかりますか? わかりませんね?
実はこのさららちゃん、大きくなるとこの藤原京をお造りになった女帝 持統天皇になるのです。(ここは疑問に思ってはいけませんよ)
持統天皇の御名前、皆さんご存知ですか? ご存知ないですよね。
はい、鸕野讚良皇女です。
皆さん読めませんね。
はい、うののさららのひめみこ、と読みます。
名前はと言うと「鸕野讚良」「うののさらら」ですね。
だから彼女はさららちゃん。漢字で書くと讃良ちゃん。読めませんね。ひらがなで書いていいですよ、さららちゃん。街で見かけたら声を掛けてあげてくださいね。さららちゃん喜びます。
持統天皇目線にVRジャンプ!? 遊び尽くせる機能がてんこ盛り
雨の翌日は不意に水溜りがあるので要注意!
大極殿の中には高御座があります。

平城宮で現物復元された高御座は中に入ることはできませんけどね、なんとここでなら、アプリで高御座の中に入れますよ!
これが、持統天皇が高御座の中から見た光景です!

ARにするとこうなります!

現実はこう!
持統天皇がここにいたんですよ。このアプリにも登場する日が来るかもしれませんねぇ、待ち遠しいですねぇ(意味深)
そしてiPhone/iPadならば、例のピープルオクルージョン機能(編集部注:「「何もない」なら「これ」がある!復元体験アプリ『XR高槻城』」ご参照)でCGの中に入り込む記念撮影ができますからね。(一部の古いiPhoneを除きます)
ウチの子はもうすっかり大きくなったのでパパの史跡漫遊には付いてきてくれないのでこんな自分の手でオクルージョンするしかないですけども( ; ; )
皆さん家族や恋人や友人や先輩後輩で素敵なオクルージョンしてくださいね。
この記事のために現地で撮影していたときにもね、私の目の前でとある家族連れが「おおーっ」と歓声上げながらアプリを楽しんでくれてましたよ。いやいやいや、嬉しいです、ありがたい限りです。
なんかもう、アプリを使って記念撮影する人が後を絶ちません。
ピープルオクルージョン機能OFFにしてARにすればこんなオモシロ撮影もできるのです。この撮影はピープルオクルージョンしてないのでAndroidでもできますよ。グオゴゴゴ

朝堂もバッチリ復元。
VRなら全てがCGで復元。そしてARなら建築物のみがCGで出現。
さらに、指定した個別の建築物のみをARで出現させることもできます。
アナタ次第で色々な楽しみ方ができますよ!
移動できない代わりに“超”高精細CGになるプリレンダリングVR復元も紹介しましょうね。5ヵ所あります。こちらは大極殿の中からの光景。
大極殿の柱は、やりかんな(槍鉋。通常の鉋よりも前から使われていたかんな)仕上げまでバッチリ表現してますからね。
そしてそのプリレンダリングVR復元5ヵ所を巡るとなんと!御城印ならぬデジタル御宮印が手に入るんですねー
はい、例によって歪ませましたよ。もちろん実際にはこんな歪みはないので、皆さんこのアプリを使って藤原宮デジタル御宮印画像をゲットしてくださいね。ハガキサイズどころかA4で印刷しても鮮明な御宮印になりますよ。
そしてVRジャンプ!
上空から藤原宮を眺めます。
大極殿の北方には、天皇がお住まいになられた内裏(だいり)があるんですねー。奥に大和三山の1つ「耳成山」もあります。はいこれ、関西人と古代史ファンにしか読めませんね。「みみなりやま」じゃありませんよ。「耳成山」と書いて「みみなしやま」と読みます。「みみなりやま」やったらそんな山行きたくないですよね。うるさくてかないません。「みみなしやま」でもたいがいですけどね(笑)
また、現地で楽しめるものとして、発掘機能もあります。
マップ画面にあるこの「?」を現地でタップすると、
土の画面が出現
指でこすると…
何かが出てきますね~ワクワクしますね~。続きは現地でお楽しみを!
さらに!
飛鳥・奈良時代好きにはたまらない。前回書いた「むかしへGO! 武蔵国分寺」と同様にCG自由鑑賞機能もあります! 現地に行かずともアプリをダウンロードするだけで使える機能ですよ。ほら、めっちゃ綺麗!

ビューテホー

この建築美、やべー


さすが古代。なんだか怪しげな木簡もありますよ

怪しげな人形もありますよ。

ぺらっぺらですよ。これフォトグラメトリと言って現物を何百枚も撮影した画像から3Dモデルを生成してるんですけどね、このぺらっぺらな側面を撮影するのが大変なんですよ

そしてBGMも注目ならぬ注耳してくださいね。なんと今回のBGMは飛鳥や奈良時代に存在した楽器のみで奏でたBGMですよ。もちろんオリジナル作曲ですよ。
このアプリ「XR藤原宮」、今後数年かけてどんどん機能を追加していきますので、お楽しみに!
現地では“遊べるマーカーカード”も配布してますよ!

“超”ペーパークラフト完成!ついでに豆知識も披露
そしてはい、また作りましたペーパークラフト。今度は藤原宮大極殿を作りましたよ! ででーん。

印刷した厚紙の種類が良かったのでしょうか、屋根瓦印刷部分の光の反射が暑い夏の時期のほんまの瓦のような輝きを放っております。

この輝き、なんと肉眼でも見えるんですよ! いやさ、肉眼でこそいい感じに輝いて見えてるんですよ! 鈍色の輝き。読めますか? 「鈍色」と書いて「にびいろ」ですよ。ここに集う皆さんなら当然読めますね。やばい、ペーパーを超えたペーパークラフトですよこれは。“超”ペーパークラフト。
これ、平城宮第一次大極殿を改造して作りました。藤原京から平城京に遷都する際に大極殿は移築されたんですね。なので大極殿は基本的に同じ。でも発掘調査などの結果、ここは異なるという点が見つかりました。それはココ!階段!

南面の階段が、平城宮大極殿では中央に大きな階段がでんと1つあるだけですが、藤原宮大極殿では平城宮に比べて小ぶりの階段が3つあるんですねー。あと、東西面の扉・階段の位置も異なります。平城宮では南から2間目にあり、藤原宮では3間目にあり。平城宮第一次大極殿と藤原宮大極殿とで異なるのはこの2点だけ。以上、大極殿ワンポイント講座でした。
この大極殿ペーパークラフトはスケール1/300。みんな大好きファセットさんのお城ペーパークラフトと同じスケールです。というわけで(オリジナルで作った)高槻城と並べてみました。

安土城も並べてみました。

いやぁ、楽しい(笑)
安土城も大極殿も大きいなー
というわけで無事にこじつけましたまたまた安土城情報です。前回の記事(「魅惑の朱色が乱れ咲き!武蔵国分寺復元体験アプリ『むかしへGO! 武蔵国分寺』見参!」)でアプリ「安土城」の仕様追加に触れましたが今回も触れますよ。なんとあの話題沸騰「豊臣兄弟!」に乗っかって、羽柴兄弟がARで出現です!

小一郎らしく、何やら考えますよ

秀長の甲冑は最近公開された“伝・羽柴秀長の甲冑”をきっちり再現してますよ。
最後に「青年の主張」をば……
最後にすみません、この紙面をお借りして是非言わせていただきたいことがあります。
NHK BS4K の大河ドラマアンコール枠で、なんと「太平記」が始まりましたよ!
SHOGUN真田広之が35年前に演じた足利尊氏、足利将軍ですよ!
私、当時の放送全話をVHSに録画してそれをDVDにダビングして今も持ってるんですけどね、さすがに画質が…なところに4Kリマスター版の登場ですよ! 初回から今日まで第7回まで観ましたけどね、うん、4Kリマスター。確かにキレイになってますよ。そして何よりいやもう初回から面白いのなんの! 高氏(後の尊氏)の父上足利貞氏(緒形拳)のひょうひょう&しっとり落ち着きながらもいざというときに感情を重く発露する名演技。執権北条高時(片岡鶴太郎)、内管領長崎円喜(フランキー堺)の憎たらしさったらありゃしない! またフランキー堺さんの名演を半年かけて楽しめるなんて最高じゃないですか! 今から北条滅亡が待ち遠しい(笑)
さらにもう出てきましたよ婆娑羅大名佐々木道誉(陣内孝則)、そして楠木正成(武田鉄矢)。2009年に千早赤阪村立郷土資料館に行ったら入口入ってすぐのところにこれが我らが大将楠木正成やで!って感じで武田鉄矢のポスターがどどーんと掲示されてたんですが、あのポスターまだあるのかしら。そしてまだだいぶ先ですけどアノお美しい後醍醐天皇(片岡孝夫(現:片岡仁左衛門))が「朕は許す、許すのじゃ、なぜそれが分からん!」と4Kで叫びながら4Kの笏を叩き割るのが待ち遠しくて仕方ありません。「豊臣兄弟!」に「太平記」って、今年もなんてステキな1年なのでしょう!
と思ったら、フジテレビで金曜深夜にあのアニメが始まったじゃないですか「逃げ上手の若君」。
あの北条高時の次男 北条時行が逃げるのが上手いってやつでしょ。中先代の乱起こすやつでしょ。足利尊氏が後醍醐天皇と袂を分かつきっかけの1つです。私原作は読んでませんが第1話観ました。逃げ方が人間離れしてましたよ! これ、「太平記」と時を同じくして始まるなんて、どっちが合わせてきたのやら(笑)これも見ちゃいましょうね。
次は夏か秋にとある山城の記事を書かせていただきます。あのアクロバティックな山城の記事を。何度登っても楽しいあの山城の記事を。ドキワクなあの山城を。


たんぽぽも綺麗に咲いてます。ルルル~♬であの曲が脳内に流れたアナタは結構なお歳ですね。お互いに(笑)
曽根節全開!曽根さんの記事はこちら









