PR 城びと編集部員が行く! 甲冑を着て関ケ原の古戦場を歩く!?大河で話題の「豊臣兄弟」出世城と、戦国を<体感>する旅

関ヶ原の戦い

こんにちは!「城びと」編集部です。 今回は、大河ドラマで注目の「豊臣兄弟」出世の地であり、天下分け目の決戦地でもある岐阜県を巡ってきました!
第1弾は【関ケ原・大垣・岐阜編】をお届けします。 甲冑姿で関ケ原の古戦場を散歩したり、秀吉・秀長ゆかりのお城で出世のパワーを感じたり、現代に蘇った楽市で食べ歩きをしたり…。歴史初心者でも“五感で丸ごと”楽しめる古戦場&お城旅へ、いざ出陣〜!

複雑な「関ケ原の戦い」も大迫力映像で超・丸わかり

それではさっそく関ケ原の古戦場へ!! と行きたいところですが。「関ケ原の戦い」って名前は知っているけれど、実はどんな戦いなのかよくわからないってこと、ありませんか? そんな事前知識ゼロ勢がまず目指すべきは「岐阜関ケ原古戦場記念館」。JR関ヶ原駅から歩いて10分程度のところにあります。

関ヶ原の戦い
荷物が多い人は、JR関ヶ原駅前の「関ケ原駅前観光交流館」に素敵なロッカーがあるので、身軽になっちゃいましょう!駅から記念館への道には、関ケ原の戦いの時系列がよくわかるパネル展示も

この日はあいにくのお天気だったのですが。でも、私は知っています。慶長5年(1600)9月15日、関ケ原の戦いの当日の朝は濃霧だったことを…! 山を覆う白いもや…決戦の日の朝の景色はこんな感じだったのかも。

関ヶ原の戦い
外観からすでに、石田三成VS.徳川家康に・・・!天下分け目の1日を五感で学習できる記念館です

「岐阜関ケ原古戦場記念館」に入ったら、まずは、グラウンド・ビジョンへ。巨大な床面をスクリーンにした映像と講談師・神田伯山さんの軽快な語りで、関ケ原の戦いが俯瞰で把握できます。どの軍とどの軍がどこでぶつかって、どうなったのか。文字で読むと難しかった状況が、どんどん頭に入ってきます。

関ヶ原の戦い
関ケ原の戦いを俯瞰で把握できるグラウンド・ビジョン

そして、次はシアターへ移動。大スクリーンで、関ケ原の合戦の両軍の激突の様子が描かれるのですが、なんと、風や振動の演出があって、まるで自分が戦地にいるような臨場感!!

グラウンド・ビジョンとシアターは事前予約がおすすめです。画像提供:岐阜関ケ原古戦場記念館

全国の大名が2つにわかれて戦ったので、とにかく武将の名前がこれでもか!と出てくるのが「関ケ原の戦い」。誰が誰でどっちだっけとわからなくなりそうですが、記念館では代表的な7人の武将(徳川家康・石田三成・大谷吉継・黒田長政・福島正則・小早川秀秋・島津義弘)にフォーカスしています。

関ヶ原の戦い
シアターを出ると、各武将のその後が語られる。しんみり・・・

展示室には、甲冑や古文書などが展示され、「なぜ関ケ原の戦いが起きたのか」から、「関ケ原の戦いのその後」までを詳しく解説。武具を実際に触ってみれる体験コーナーもあります。展示の後は、展望室へ!

関ヶ原の戦い
布陣図でよく見る凸マーク。これってなんていう名前なんですかね?

古戦場をぐるりと見渡せる展望室。見晴らしはいいけれど、いったいどこがどこなの? ってなるかと思いきや。なにやら気になる存在が…。

関ヶ原の戦い
このまま実際の古戦場も連れて行ってほしい!!

そう、なんと、展望室で古戦場を解説してくれるロボット「ミツナリくん」がいるのです(※)。気になる史跡をセレクトすると、すすすーっと連れて行ってくれて、さらに解説してくれます。なんて、できるロボットなんだ! 展望室には、「岐阜関ケ原古戦場記念館」の館長・小和田哲男先生による音声ガイドが聞けるデジタルサイネージもあります。ちなみに英語版はお城好きDJのクリス・グレンさんが担当。なんて贅沢!!

(※)ミツナリくんは混雑時など稼働しない場合があります

関ヶ原の戦い
のぼり旗がついていると嬉しくなりますよね!

さて、いよいよ次は古戦場!? いえいえ、「腹が減っては戦はできぬ!」ですよ。記念館にはレストランやミュージアムショップも併設。「戦略武将カレー」とか「小早川の裏切りカルボナーラ」とか「島左近鬼アフォガード」とか、気になるネーミングのメニューがズラリ!

マニアじゃなくても絶対アガる!本格『甲冑体験』でいざ、決戦の地へ

突然ですが、甲冑を着たことありますか? もしかすると兜をかぶってみた経験はあるかもしれませんが、甲冑となるとなかなかないと思います。「関ケ原笹尾山交流館」は石田三成や徳川家康など、関ケ原の戦いにゆかりの武将の甲冑を身に着けられ、そのうえなんと、体験時間内であれば甲冑姿で古戦場の散策もできるのです! 

関ヶ原の戦い
城びと編集部員は、迷わず大谷吉継をセレクト!

関ヶ原の戦い
ズラリと揃うと壮観です! あいにくの雨だったため、甲冑姿での散策はできませんでした。残念・・・!

古戦場めぐりは、ウォーキングやサイクリングで!史跡ガイドさんとめぐるのもおすすめ!

「開戦地」や「決戦地」、名だたる武将たちの陣跡が点在する関ケ原。どこに行ったらいいの?…と思いきや、王道の「決戦コース」から、推し武将の足跡をじっくり辿る「七武将ウォーキング」まで、多彩なルートが用意されているので安心です! 徒歩でも楽しめますが、欲張ってたくさん回るならレンタサイクルを。さらにディープに楽しむなら「せきがはら史跡ガイド」さんにガイドをお願いするのもおすすめです!

関ヶ原の戦い
春~秋は、各陣跡にのぼりが立つそう。石田三成気分で、小早川の軍が動いてないぞ…なんて妄想できそうです!

関ヶ原の戦い
東軍の陣跡。ここで、関ケ原の戦いのスタートを味方に知らせる烽火(のろし)が上がったそう! スマホがない時代、遠く離れた陣地にいる武将たちは、空に立ち上る煙を見て、戦況を判断したんですね

⇒関ケ原の戦いについて、もっと知りたい方は「たぶん日本一有名な合戦!だけどよく知らない「天下分け目の関ケ原の戦い」超入門」(https://shirobito.jp/article/2112)の記事もチェック!

もしかすると決戦の地はこの城だった!? 西軍の拠点「大垣城」へ

さて古戦場めぐりを堪能した次の日は、関ケ原の戦いの前日まで、石田三成が拠点としていたという大垣城へ。

関ヶ原の戦い
お城と武将の像がカッコいい! 銅像は大垣藩初代藩主・戸田氏鉄(とだうじかね)公。大垣城は続日本100名城に選定

関ケ原の戦いは、全国各地でバチバチの前哨戦が繰り広げられていました。その一つが関ケ原の戦いの前日に、大垣城の近くで行われた「杭瀬川(くいせがわ)の戦い」で、西軍が勝利し、士気をあげることに成功したそうです。

関ヶ原の戦い
8月10日に西軍・石田三成が大垣城に入城。8月24日そのわずか数kmの岡山に東軍が布陣。9月14日に三成の家臣・島左近が東軍を誘い出し攻撃を仕掛けたのが「杭瀬川の戦い」だそう

その後、9月14日の夜に石田三成は大垣城を後に、関ケ原へ進軍するのですが、大垣城の展示では「もし、大垣城で決戦が行われたら」の歴史のifを考える展示も。また、織田・豊臣一門が使用できたといわれる金箔瓦が出土されていて、その展示もあります。
関ヶ原の戦い


大垣城の石垣で、化石探し!?

そして、天守の外に出て注目すべきは石垣です。石垣の石の中で、他よりも白っぽい石に注目。これは石灰岩で、よく見ると模様が。刻印か?と思いきや、なんと化石なんです!


大垣城
2億5000万年前の生物の化石が…!巻貝のベレロフォンだそうです


関ヶ原の戦い、大垣城
刻印探しならぬ、化石探しが楽しめます。この石には、サンゴの化石が! 「大垣城石垣の秘密」と題された化石探しのガイドブックも売店で販売

大河ドラマ『豊臣兄弟!』で話題! 秀吉・秀長出世の足掛かり「墨俣一夜城」はどう建てた?

次に向かうは墨俣一夜城(すのまたいちやじょう)。

墨俣一夜城
城の前の「出世橋」にはいくつものひょうたんのモチーフが

織田信長が天下統一への足がかりとして、どうしても城を築きたかった「墨俣」。他の武将が何度やっても失敗する中、のちの豊臣秀吉がわずか数日(一夜!)で城(砦)を築き上げたという伝説が残る、驚きの「出世の地」です。

墨俣一夜城
墨俣一夜城の築城の背景や、どうやって築いたかを紐解く展示が面白い!

墨俣一夜城
資材をあらかじめ用意して、現場で一気に建てるプレハブ工法だったそうですが、その準備や手順を整えたりするのがすごい!

秀吉のシンボルマークといえば、千成ひょうたん。馬印(戦場での目印)として使用し、一勝するごとにひょうたんを一つずつ増やしていったそう。城の入口ちかくには、願いをこめたひょうたんがズラリと並んでいました。

墨俣一夜城
ひょうたんがズラリと並ぶ右横に、水が湧いている出世の泉が。縁起よさそうと思わず飲んじゃいましたが、後から聞いたところによると水質検査を毎日しているわけではないから、飲まない方がいいそう…

信長が見た景色に思いを馳せる岐阜城


この日のラストを飾るのは岐阜城。実は岐阜城の天守は、耐震補強等の改修工事が始まるので、見学できるのは2026年の5月18日迄。その後は、しばらく見学することができないんです。

岐阜城
ロープウェイで一気に登ります!

岐阜城があるのは、金華山の上。歩いても行けますが、編集部員はもちろんロープウェイで向かいます。なんと、ロープウェイの最大乗車人数は46名。46(シロ)ですよーーー!

岐阜城
ロープウェイの山頂駅から岐阜城天守へ向かう道に、岐阜城盛り上げ隊ののぼりが!!今度は、出陣される日程で、岐阜城に行きたいです!!

岐阜城
天守が大きく見えると気分が自然と高揚します!

ロープウェイで楽ちん!と思いきや、ロープウェイの山頂駅から天守までは少しだけ階段が続きます。油断していたので、ちょっと息が荒くなり、日ごろの運動不足を実感。

岐阜城
天守からの見晴らし!!信長も眺めたであろう景色を堪能

岐阜城
飲食店や土産店が軒を連ねる「岐阜城楽市」

2025年にオープンした「岐阜城楽市」には地元グルメが楽しめる飲食店が並んでいて、目移りしてしまいます。土産店には、岐阜といえばの栗きんとん関連スイーツも充実!

おいしいものイロイロ!

最後に、今回の【関ケ原・大垣・岐阜編】で、編集部員が楽しんだグルメがこちら!! 

岐阜
関ヶ原では、関ヶ原の戦いにちなんだカレーを。大垣は湧き水スポットが市内に点在していたので、その井戸水を使ったお蕎麦やお酒を楽しんだり。お城のかわいい和菓子も見つけました。苺ソフトを食べながら岐阜城楽市をそぞろ歩いたり、飛騨のお漬物つきのおこわをいただいたり、旅にグルメは欠かせませんね!

天下分け目の関ヶ原から、豊臣兄弟の出世城、そして信長の岐阜城までを一気に駆け抜けた第1弾、いかがでしたか? 歴史初心者でも、「戦国時代のパワー」を、五感でたっぷりチャージできました!次回の第2弾は、【飛騨高山&古川編】をお届けします。 金森氏がつくった風情あふれる城下町エリアで、歴史さんぽ&飛騨グルメ。姉小路氏城館跡の展示情報もあるので、お見逃しなく!

■岐阜関ケ原古戦場記念館
JR関ヶ原駅から徒歩約10分/9:30~17:00(入館は16:30まで)/入館料:500円(*)/休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
(*)企画展など開催の場合は、特別料金になる場合があります

■関ケ原笹尾山交流館
JR関ヶ原駅から徒歩約20分/10:00~16:00/休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※12月~3月中旬まで土日・祝日のみ営業/甲冑体験(着付け時間込み90分):1,980円~(今回試着したのはプレミアム甲冑6,600円)

■大垣城
JR大垣駅から徒歩約7分/9:00~17:00(入館は16:30まで)/入場料:200円(郷土館と共通券)/休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(その日が日曜または火曜の場合は、その翌日。その日が月曜または土曜の場合は、その翌々日)、年末年始

■墨俣一夜城
JR大垣駅から名阪近鉄バス岐阜聖徳学園大学行きで「墨俣」下車、徒歩約12分/9:00~17:00(入館は16:30まで)/入場料:200円/休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(その日が日曜の場合は、その翌々日。その日が月曜の場合は、その翌日。その日が土曜日の場合は、その翌週の火曜)、年末年始 ※桜まつり期間中(3月下旬から4月上旬)及び桜満開時の臨時開館有

■岐阜城天守閣
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バス「N80山県バスターミナル」行きなど「N系統」(長良橋方面)または「市内ループ線左回り」で「岐阜公園・岐阜城」下車、徒歩約3分の岐阜公園内から金華山ロープウェーで「金華山ロープウェー山頂駅」下車、徒歩約8分/9:30~17:30(入館は17:15まで)/入場料:200円/休館日:年中無休 ※改修工事のため、天守閣は2026年5月19日~2027年10月下旬まで休館予定

執筆/城びと編集部、協力/岐阜県、岐阜関ケ原古戦場記念館、関ケ原笹尾山交流館、大垣城、墨俣一夜城