6月11日（日）放送！「極城の見取り図～天下取る前に築城しちゃうぞ！～」（TBS系列）

2023年6月11日（日）15:30から、全国に残る名城をテーマにしたテレビ番組「極城の見取り図～天下取る前に築城しちゃうぞ！～」がTBS系列のチャンネルで放送されます。番組コンセプトは「歴史を体感！城の“ここ” をみれば武将の心、その奥深さが見えてくる！」だそうですが、一体どんな内容なのでしょう？　オンエアに先駆けて見どころを紹介します。

6月11日（日）15:30オンエア

様々な切り口で名城の秘密を大調査！「極城の見取り図～天下取る前に築城しちゃうぞ！～」

かつて全国には数多くのお城がありましたが、そのうち江戸時代以前からの天守が今も残っているのは、わずか12城！　一国一城令や武家諸法度、さらには度重なる自然災害によって95%ものお城が消滅したと言われている中、どうやって時代の荒波を乗り越えたのでしょう？

「極城の見取り図～天下取る前に築城しちゃうぞ！～」では、その謎を解き明かすため、番組がスタジオから放った隠密（リポーター）たちが全国のお城を訪れ、そのお城が誇る住環境・設備・外観・景色・町民愛など様々な切り口から徹底調査！　各城に秘められた歴史、知られざる謎、そして日本の国宝を未来に残そうと活動する人々の想いに迫ります。さらに、VTRを参考にしながら、MCの見取り図や千田嘉博先生らスタジオメンバーが“住みたいお城”を提案。ジオラマ城郭模型作家の岐部博さんと共に、理想のお城をジオラマで再現します。どんなお城が出来上がるのか、楽しみですね！

「極城の見取り図～天下取る前に築城しちゃうぞ！～」で紹介するお城

■存続の危機を救ったのは住民愛！松本城（長野県松本市）

現存天守をもち、国宝にも指定されている松本城。黒漆塗りの五重六階天守は文禄2～3年（1593～4）に築かれたもので、堀の水面越しに北アルプスを借景にした光景は、まるで絵画のような美しさ！

そんな松本城も、明治時代に入ってお城の機能を失うと、破却の候補に上がりました。こうした存続の危機を救った画期的なアイデアと“住民愛”について、リポーターの龍玄とし（Toshl）さんが調査します。さらに、としさんが松本城でミニライブを披露！

■徳川の威厳を示すお城は超先進的だった？彦根城（滋賀県彦根市）

徳川家と対立していた豊臣家と西国大名を監視するため、徳川家康が井伊家に命じて築かせた彦根城。破風や華頭窓などあらゆる装飾を施した現存天守は、三重三階と小ぶりながら華やかで美しく、国宝にも指定されています。

そのスマートな外観に目を奪われがちですが、彦根城は前述した築城までの背景もあり、実は高い防御力を備えた戦闘型のお城だったのです！　番組では女優の剛力彩芽さんと“お城博士ちゃん”こと栗原響大さんが櫓に攻め込み、その機能性を体験リポート！　また、現代のSDGsにもつながる超先進的な築城方法にも迫ります。

■城下町も魅力的！三英傑が奪い合った名城・犬山城（愛知県犬山市）

天文6年（1537）に織田信長の叔父・信康が築いた犬山城。現存天守で国宝にも指定されています。尾張国と美濃国の境に位置し、天気の良い日には天守最上階から木曽川や御嶽山、さらに岐阜城などを眺めることもできます。

そんな犬山城が、実は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑が奪い合った魅惑のお城だったのをご存じですか？　その理由をリポーターの鬼越トマホーク＆コスプレイヤーのえなこさんが解き明かします。また最近の犬山城下町は、フォトジェニックなスポットとして若者たちに大人気！　番組ではインスタ映えする写真撮影にも挑戦します。

■鉄壁すぎるがゆえに生まれた珍しい門とは？備中松山城（岡山県高梁市）