お城EXPO 2020  徹底ガイド&レポート お城EXPO2020③ どうやって行く?はじめてのお城EXPO in パシフィコ横浜ノース

お城EXPO徹底ガイド、第3回。今回は、お城EXPOに初めて行くけれど、会場周辺の地理や位置関係が分からない!という方のために、会場への行き方や、宿泊するのに便利なエリア。せっかく横浜に来るのであれば、訪れたい観光スポットなどをご紹介します! ※2020年12月18日当日チラシを追記

お城EXPOって?

 →今年で5年目! 毎年12月に横浜で開催される日本最大級のお城イベント
お城EXPOは、今年で5年目となる城郭文化の振興と発展や、お城好きの方々との交流を目的として開催されるお城のイベントです。全国からお城のスペシャリストの方とファンが集うので、お城好きは必見! 気になる内容は、各種貴重な資料や観光情報などが展示される「テーマ展示」とお城のスペシャリストによる講演会、トークショーなどの「厳選プログラム」で構成されています。また、2019年からは「お城EXPO」前夜に「プレミア前夜祭」も。今年は、2020年4月にオープンした「パシフィコ横浜ノース」を会場に開催されます。

お城EXPO、2020
日程:2020年12月18日(金)~20日(日)
場所:パシフィコ横浜ノース(オープンしたての新会場です!)
お城EXPO公式サイト http://www.shiroexpo.jp/

どの位混雑するの? コロナ対策は?

 →今年は2倍以上の広さの新施設で、入城者の人数制限等をして実施
毎年、多くのお城ファンで賑わうお城EXPO。お城ファンの皆さまがイベントを楽しめるよう、安全面に配慮しての実施となります。会場の「パシフィコ横浜ノース」は今までの会場の約2倍の広さの施設。その広さを生かし、通路の間隔を広くとって、入城者の人数制限する等、新型コロナウイルスの対策をしっかりと講じての開催となります。新型コロナウイルス感染症対策についての詳細は、公式サイトをご確認ください。

入城者数:人数制限をしての開催
厳選プログラム・セミナー:前後左右1席ずつ空けての着席
公式お城グッズ売場:売り場への入退場は時間制。各日開城後から公式お城グッズ売場に整理券を配布予定
城めぐり観光情報ゾーン、城下町物販ブース等:出展者はフェイスガード、マスクを着用しての対応

お城EXPO、2020
2020年4月にオープンしたばかりのパシフィコ横浜ノース。何もかもが新しい素敵な会場です

毎年の傾向からいくと、午前中から午後早めの時間までは比較的混雑しますが、夕方以降は少し空く傾向があります。入城する際は、検温とマスク着用、手指の消毒、濃厚接触通知サービスへの登録のご協力をいただきますので、入城に際して少しお時間がかかります。また、会場内でも人数制限でお待ちいただく場合も発生するかと思います。会場には休憩スペースがいくつかありますので、密になりそうな時は休憩スペースで作戦を練って…というようなご協力をお願いすることになると思います。

お城EXPO、2020
城めぐり観光情報ゾーン等の会場になる予定のフロア。天井高は10mの広い空間に、大きく通路をとって密になりにくいように各城郭のブースが配置される予定

どんな人が来てる?

 →1人やファミリーでの参加も多い
日本全国からお城や歴史が好きな人が集まります。その中には、日本在住で日本のお城のファンになった外国人のファンの方の姿も! お城ファン歴は「最近お城が好きになった!」という人から「ファン歴何十年」というベテランまでさまざま。「1人」で参加される方が多いですが、ここ数年ファミリーで参加されている方も増えてきました。1人で参加される方も、皆さん「お城が好き」という共通項があるので、「セミナーやブースでほかのお城ファンの方と仲良くなりました!」と言った声も。

みんなどの位の時間いるの?

 →1日たっぷり楽しむ人が多い。全日程参加するファンも
講演会やワークショップ以外にも、“城めぐり観光情報ゾーン”や展示など、会場は気になる展示やミニイベントが盛りだくさん! 今年はソーシャルディスタンスを保ちながらではありますが、他のお城ファンの方との交流も楽しめるので「時間が足りない!」という声も。傾向としては、講座やセミナーに参加して、ブースや展示も見学してと1日たっぷりと楽しまれる方が多いようです。もちろん、全日程参加してます!という方も少なくありません。

今年ならではの楽しみ方は?

 →厳選プログラム(本丸御殿会場(1F))のオンライン視聴を活用するのもおすすめ
毎年、「厳選プログラムにも沢山参加したいけれど、ブースや展示、セミナーももっと楽しみたい」「時間が足りない」といった声も多くいただきます。今年は、お城EXPO初めての試みとして、本丸御殿会場(1F)で開催される一部の厳選プログラムはオンライン視聴もできることになりました。期間限定でのアーカイブ視聴も可能なので、一部の厳選プログラムはアーカイブで視聴して、当日は展示を中心にまわる、というような楽しみ方も可能です。

▼オンラインの講演に参加するのは初めて!という方は、こちらの記事もチェック!

どんな格好がおすすめ?

 →お城EXPOはお城と同じ(笑)!動きやすくて、体温調節のできる服装、歩きやすい靴で!
お城EXPOが開催されるのは12月の下旬。例年、外はとても寒いです。暖かいお召し物でご来城ください。また、例年会場内はお城ファンの熱気であふれていますが、今年は施設内の換気を良くするため、空調・換気設備により、常に外の空気との入れ替えを行うほか、扉を開放し、密閉空間を防止しています。そのため、寒さを感じる場合もあるかと思います。脱ぎ着がしやすく、体温調整ができる服がおすすめです。

また、会場は昨年までの会場よりさらに広い「パシフィコ横浜ノース」全館を使用するので、ブースをめぐりながら色々歩くので歩きやすい靴がおすすめです。そして、とてもたくさんのお城のパンフレットや資料を入手できるので、荷物は必然と重くなる傾向です! 書籍を沢山購入される方も多く、近くのコンビニから宅配便を利用する!なんて方も。

お昼を食べるところはある?

 →会場にはお弁当を食べられる休憩スペースがあるほか、会場近くには飲食店もたくさん
お城EXPOオリジナルの炒飯弁当(崎陽軒)など各種お弁当が発売され、会場内にはお弁当を食べられる休憩所もあります。お弁当は売り切れてしまうこともあるので、お弁当予定の方は少し早めに購入しておくのもおすすめです。十分なスペースをご用意する予定ですが、昼時は混む確率が高いので、休憩所を使用する時は、混みそうな時間をさけるなど、ソーシャルディスタンスの確保に気を付けて、密にならないようにご注意ください(スタッフからソーシャルディスタンスのお声がけをすることもあるかと思いますが、ご了承ください)。

また、当日限りで入退城が自由にできるので、みなとみらい東急スクエアやランドマークプラザなど、会場近くの飲食店を利用することもできます。

お弁当売場
昨年のお弁当売場の様子

会場でまず一番にすることは?

 →当日来城者に配られるプログラムを必ずget!
当日入城者に配られるプログラムは、お城EXPOのマストアイテム! 特に今回は、新しい会場になるので必ず入手ください。プログラムには、会場の地図から、各プログラムの時間や概要、グッズやオリジナルメニューの紹介など、お城EXPOを楽しむための情報が満載です! ちなみに、開催の直前になると、お城EXPOの公式ホームページでもプログラムが見られるようになります(ほんとの直前です!)

▼当日チラシが公開されました!
お城EXPO、当日チラシ

リアルタイムの情報はどう入手する?

 →SNSの利用がおすすめ! お城EXPOや城びとのtwitterで随時アナウンス
当日の状況などは、来城者やブース出展者の方がSNSでリアルタイムにつぶやいています。みなさん「#お城EXPO」をつけている方が多いので、検索してみて&ぜひ「#お城EXPO」でつぶやいてみてください! もちろん、お城EXPO公式twitter(@oshiroexpo)、城びと公式twitter(@Shirobito_jp)も随時情報を発信予定です!

横浜は初めて。パシフィコ横浜ノースってどうやって行くの?

 →横浜駅からはバスも! みなとみらい駅へは4つの路線でアクセスできる

繰り返しになってしまいますが、今年の会場は「パシフィコ横浜ノース」という新会場になります。昨年までの会場「パシフィコ横浜 会議センター」から横浜方面へ約10分ほど歩いたところになります。みなとみらい駅の最寄の出口も変わるので注意が必要です。

お城EXPO

◆みなとみらい駅(みなとみらい線)
一番近いのが、みなとみらい駅。「みなとみらい駅」2番出口から「いちょう通り」「国際大通り」を経て、徒歩約10分で着きます。

◆桜木町駅(JR京浜東北線・JR横浜線・横浜市営地下鉄)
駅を出て、駅前広場にあるエスカレーターから続く動く歩道を通り、ショッピングモールの「ランドマークプラザ」、「クイーンズスクエア」を通り抜けて行くルートだと、徒歩約20~25分。バスやタクシーでも行けますが、途中、日本丸を眺められるスポットもあるので、のんびり歩いていくのもおすすめです。

◆横浜駅(横浜駅は乗り入れ路線日本最多!)
横浜駅からは、連節バス「BAYSIDE BLUE(ベイサイド・ブルー)」で約12分、「パシフィコ横浜ノース」下車。一番楽に行けるルートかもしれません。

パシフィコ横浜公式サイトの「アクセス」ページ https://www.pacifico.co.jp/visitor/access/tabid/236/Default.aspx

お城EXPO、日本丸
途中で、日本丸を眺められるスポットも

◆番外編:船で入城
港町・横浜らしく、船でお城EXPO入りも可能です。横浜駅から徒歩5分のベイクォーターからみなとみらい行きのシーバス(水上バス)が運航しています。海の旅も楽しみたい方におすすめ! みなとみらいに寄らない便もあるので、事前に確認を。ちなみに、横浜からはタクシーでも10分くらいで着きます(道路状況により変動あり)。シーバス(横浜クルージング) https://www.yokohama-cruising.jp/index.php

どこに泊まったらいい?

 →Go toを利用してみなとみらいのホテル。または、アクセスしやすい路線沿線のホテルも便利!
周辺にも宿泊施設はあります。季節柄と場所柄いつもはお値段がちょっと高い…ということもあったのですが、今年は「Go toトラベル」を利用すればかなりリーズナブルに泊まれます。ちなみに、一番近いホテルはパシフィコ横浜ノースに隣接する「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」と「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」になります。

もちろん、最寄り駅から乗り換えなしでアクセスできる駅周辺を探すのも手です。最寄り駅の「みなとみらい駅」「桜木町駅」に停まるのは、みなとみらい線や東急東横線、JR京浜東北線、JR横浜線、横浜市営地下鉄。各路線の主要駅からの所用時間をご案内します。

・東急東横線「渋谷駅」→「みなとみらい駅」約30分
・JR京浜東北線「品川駅」→「桜木町駅」約30分
・JR京浜東北線「大船駅」→「桜木町駅」約20分
・JR横浜線「町田駅」→「桜木町駅」約35分
・横浜市営地下鉄「新横浜駅」→「桜木町駅」約15分
・「横浜駅」→ 会場まで連節バス「BAYSIDE BLUE(ベイサイド・ブルー)」で約12分

みなとみらい線の路線図 http://www.mm21railway.co.jp/info/route_map.html
JR線の路線図 https://www.jreast.co.jp/map/

ちなみに。城びと読者にとっての穴場は続日本100名城の小机城があるJR横浜線小机駅かもしれません。しかし! 駅周辺は宿泊施設がないので、小机城も行く予定という方は新横浜駅周辺に宿をとるのもおすすめです。

お城EXPOと一緒に楽しめるスポットを教えて!  

 →会場がある「みなとみらい」のエリアは、観光スポットがたくさん!
特にクリスマスシーズンは特別なライトアップがされているところも多く、歩いているだけでもわくわくします。城びと編集部がおすすめする、4つのスポットを会場から近い順にご紹介します!

・横浜ランドマークタワー 69F展望フロアスカイガーデン
超高層ビルの69Fの展望フロアから、360度の大パノラマを楽しめます。夜は、船が行きかうみなとみらいの夜景にうっとり。クリスマス期間は22:00まで延長営業しているので、EXPOに最後までいても楽しめます。

・横浜みなとみらい万葉倶楽部
1日EXPOを楽しんでクタクタの方は、熱海温泉や湯河原温泉の天然の温泉を毎日タンクローリーで運んできている温泉入浴施設はいかがでしょう? 宿泊もできますが、9/12の現時点で残り僅少でしたので、ご希望の方はお早目に! HPから予約できます。

・横浜赤レンガ倉庫
定番ですが、やはり外せない! 多くの店舗が入る商業施設ですが、屋外でイベントもよく行われています。例年、クリスマスシーズンはヨーロッパの伝統的なクリスマスイベントである「クリスマス・マーケット」が開催されています。毎年多くの人がクリスマスならではの料理やイベント、ワークショップを楽しみに訪れています。

・横浜中華街
ひと足のばして、みなとみらい線で約6分の横浜中華街もおすすめです。横浜中華街オリジナルカクテル「ドラゴンハイボール」を味わってみるのも乙ですね。今年開催された「三国志展」で三国志熱が盛り上がった城びと兼三国志ファンの方は、関帝廟へもぜひ足をお運びください。

◆番外編
お子さんもご一緒ならば、世界最大(ギネスブック登録)の時計型観覧車があるよこはコスモワールドhttp://cosmoworld.jp/や、カップヌードルミュージアムhttps://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/もおすすめです。

せっかくの横浜。近くにお城はある?

 横浜から30分で行けるお城があります!
 日本100名城、続日本100名城を中心に、お城EXPOの会場に近い「横浜駅」から120分圏内のお城をピックアップした、「横浜発120分以内!「お城EXPO」参城記念にめぐりたい10城」をチェック!

12月のみなとみらい、ぜひいろいろ楽しんでくださいね!

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執筆者/城びと編集部

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