大内氏の重臣内藤氏の居城と伝わっています。
山頂に主郭を置き尾根に曲輪を展開しています。西尾根に西郭、300m離れた東峰に出丸を配した縄張りになっています。北側に畝状竪堀を見ることができ、堀切も比較的良好に残っていて散策していて山城らしさを感じられます。主郭と西郭の畝状竪堀はわかりやすいのですが、出丸北側竪堀は浅くなっていることもありわかりにくかったですね。主郭から西郭へ行く途中には連続堀切がありました。出丸へ行く途中にも堀切があります。その近くに潜り岩という切ったような垂直の巨岩の間約50cmを通り抜ける場所がありますが、体型的にパスしました。石積みも一部ですが残っています。
主郭周辺からの眺望はよく瀬戸内海がよく見えます。この日は雨上がりで曇っていましたが、晴れていたらよりすばらしい景色であったと思います。
犬ヶ迫駐車場より登城しました。ハイキングコースにもなっていて主郭まで多少寄り道して40分くらいです。雨上がりの朝に登城しましたが、思ったよりはストレスなく昇降できました。
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