今回の不細工で見栄えの悪い趣のある石積
写真1~3、出丸に有り虎口も存在しています
写真4~6、主郭から出丸方向の途中で見る事が出来ます
写真7、西郭北の畝堀の一つ、当時は積んでいたのでは無いでしょうか
写真8.9、主郭の最西端。上部に有ったので最初は気が付かず
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2024/07/04 18:59
2024/07/04 18:49
楽しい (2022/11/22 訪問)
訪問データー:2時間40分:3.5km:累計高低差449m
大きく分けて荒滝山山頂付近を主郭部とし段曲輪を配置して西北側に西郭、東側にある出丸の3つで構成されています。主郭に行き着くのは駐車場から約40分です。ルート図をトレースすると主な遺構を見る事が出来ますが、主郭北側の畝堀を見る事は出来ません。城内の案内は設置されています。
主郭から出丸の間には曲輪南に連続竪堀、出城を遮断する見栄えの良い竪堀が存在しています。主郭から西郭の間は多重竪堀だか空堀が折り重なっていて真っ直ぐに歩けなく楽しい。この周辺は低木が多く見晴らしが悪いので低木だけでも伐採すると起伏のある空間を目で楽しむ事も出来るのでは無いでしょうか。ですがそこは想像力でカバー。西郭北には大きめの波で見栄えの良い畝堀があります。
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2024/02/25 05:44
山口県内最大級 (2024/02/23 訪問)
大内氏の重臣内藤氏の居城と伝わっています。
山頂に主郭を置き尾根に曲輪を展開しています。西尾根に西郭、300m離れた東峰に出丸を配した縄張りになっています。北側に畝状竪堀を見ることができ、堀切も比較的良好に残っていて散策していて山城らしさを感じられます。主郭と西郭の畝状竪堀はわかりやすいのですが、出丸北側竪堀は浅くなっていることもありわかりにくかったですね。主郭から西郭へ行く途中には連続堀切がありました。出丸へ行く途中にも堀切があります。その近くに潜り岩という切ったような垂直の巨岩の間約50cmを通り抜ける場所がありますが、体型的にパスしました。石積みも一部ですが残っています。
主郭周辺からの眺望はよく瀬戸内海がよく見えます。この日は雨上がりで曇っていましたが、晴れていたらよりすばらしい景色であったと思います。
犬ヶ迫駐車場より登城しました。ハイキングコースにもなっていて主郭まで多少寄り道して40分くらいです。雨上がりの朝に登城しましたが、思ったよりはストレスなく昇降できました。
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分類・構造 | 連郭式山城 |
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天守構造 | なし |
築城主 | 内藤氏 |
築城年 | 天文年間(1532〜1555)? |
主な城主 | 内藤氏、益田氏 |
廃城年 | 江戸時代前期 |
遺構 | 曲輪、石垣、土塁、堀切、畝状竪堀群、虎口 |
指定文化財 | 県史跡(荒滝山城跡) |
再建造物 | 石碑、説明板 |
住所 | 山口県宇部市東吉部字荒滝 |
問い合わせ先 | 山口県教育庁社会教育・文化財課 |
問い合わせ先電話番号 | 083-933-4666 |