城びと先人の投稿を見て、行きたい城にノミネート。期待に違わず、コンパクトながら、堅い守りを感じさせる土の城でした。比高はありませんが、急傾斜の地形。舌状台地の根本側を守る広い堀や出丸(天王丸)。
先人の投稿で予習すると、アプローチは、3通り。私と前後して訪問された、とある煩悩の登城目録さんは、南西の大手道から行かれたのでしょうか。南麓の民家の私道みたいなところを抜けて行きます。田んぼの畦道は鹿、猪対策の柵が張り巡らされて、通れません。大手道登城道は整備、維持されてます。2019年11月に訪問された、ぴーかるさんは、国道沿いの駐車スペース、説明板の脇からの登城道を使われたようです。当時は、きれいに伐採されていると投稿されています。説明板に、「能勢地黄城築城400年記念事業2015.4」とあり、このときに、大手道とは別に、国道からアプローチしやすい道を作られたのかと思われます。2023年12月に訪問された、屠岸賈さんは、駐車スペースからの道は「薮藪で覆われ通行不可。少し北に歩き、Pみちくさの奥の小径に行くと、切通の脇から簡単に登れます」とレポートされてます。該車道から、天王丸に取りつくことができます。今回、登りは、駐車スペース脇から、行ってみました。冬場ながら、すすき等が生えて道が薄くなっています。丸太の土どめをたよりに進みますが、崩れ気味。本丸下の帯郭の道痕が薄くなっているところをわりと長く横移動させるので、ちと不安になります。最後に切岸を登って、三の丸にでます。下山は、大手道を使いました。大手道及び城域は、下草もなく、見学しやすいです。二ノ丸の小さなお社の木札が倒れてたので戻しておきました。
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