城びと編集部員が行く! 渋谷から幻の豊臣大坂城へタイムスリップ!NHK VR「サムライの見た夢」体験レポート

サムライの見た夢

こんにちは!城びと編集部です。
今回は、2026年3月20日から渋谷BEAMギャラリーで開催されているNHK VR「サムライの見た夢~幻の豊臣大坂城~」の体験に行ってきました。こちらは、お城ファンなら一度は見てみたい「秀吉の築いた大坂城」を、VR(仮想現実)で圧倒的な没入感とともに体験できるイベントです。一体どんな体験ができるのか、城びと編集部がレポートします!

VRゴーグルをつけて、歩いて体験する戦国の大坂城!

会場となるのは渋谷BEAMの4階です。所要時間はおよそ40分間(VR体験約25分+説明・装着等15分)。事前に日時を予約して楽しむイベントです。

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待機するエリアでも映像が楽しめます

今回のVRは、VRゴーグルをつけて会場内を歩いて体験します。どういう感じかというと、こんな感じ!

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VRの世界では、こんな感じで石畳の上を歩いて移動していきます。

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え?一緒に体験している人とぶつかっちゃわない? なんて心配になりますが、体験している人のアバターが見える仕様になっているので大丈夫です!ちょっとドキドキしてしまいますけどね。

実はこのVR体験、メインキャラクターは「大坂城の化身」なんです。そして、その声を、人気声優の早見沙織さんが担当しています。早見さん語りに導かれながら、大坂城の極楽橋や天守へと誘われる体験は臨場感たっぷり! 

お城好きがわくわくする!体験のハイライト3選

今回のVR体験、お城ファンがわくわくしちゃうであろうハイライトを3つご紹介します。

その1:天守から見下ろす、秀吉が見た絶景


サムライの見た夢

現在の大阪城は豊臣時代の城を埋め立てて徳川幕府が構築したものであり、秀吉時代の石垣などは地中深くに眠っています。しかし今回のVRでは、宣教師や大名も案内されたという天守最上階からの絶景がリアルに蘇ります。空に浮かびながら天下人の城を見下ろす視点は、VRならではの体験です!

その2:目の前に迫る!名将たちの変わり兜と甲冑


サムライの見た夢

秀吉の「一の谷馬藺兜(いちのたにばりんのかぶと)」をはじめ、戦国時代を彩った名将たちの甲冑や変わり兜が一堂に展示される空間も。細かい造形まで間近でじっくり観察できるのはたまりません。

その3:大坂冬の陣に参戦!?備前島の砲撃


サムライの見た夢

個人的に一番驚いたのがこちら。1614年の大坂冬の陣の舞台も体験できます。徳川方によって用いられた大砲が迫り来るシーンは、まさに最前線の恐怖と臨場感を肌で感じられます。

監修は河合敦先生。千田嘉博先生からのメッセージも


エンタメ要素だけでなく、歴史的な裏付けもバッチリです。監修の歴史作家 河合敦先生が「天下人の城をリアルに体験できるようになった」と語る通り、NHKが長年の大河ドラマや歴史番組制作で蓄積してきた精緻なCGデータが惜しみなく注ぎ込まれています。

また、実際にVRを体験された城郭考古学者の千田嘉博先生も「三国無双=世界一の城とうたわれた豊臣大坂城に没入するVRの旅」と太鼓判を押されています。

編集部員も体験している中、天守からの眺望を楽しむシーンでは、大坂の風を感じ、灯がともっているシーンではその熱を不思議と感じました。また、極楽橋の装飾や甲冑など、細かなところまで鑑賞できたのも楽しかったです。まさに「五感で感じる歴史」を体験できる、お城ファン大満足のエンターテインメントでした。

サムライの見た夢

無料エリアには、秀吉の黄金の茶室などの展示もあります。5月末までの開催とのことなので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

【開催概要】
イベント名: NHK VR サムライの見た夢~幻の豊臣大坂城~
会期: 2026年3月20日(金・祝)~5月31日(日)
会場: 渋谷BEAM4階 BEAMギャラリー(各線「渋谷駅」から徒歩5分)
営業時間:午前11時~午後9時(最終入館 午後8時30分)
入場料:一般 平日2,500円/土日祝3,000円、中・高生 全日1,000円、小学生 全日500円(※公式サイトからの事前予約・日時指定制)

執筆:城びと編集部