2023/03/08
お城EXPO 2022 徹底ガイド 全国のお城から大集結!武将隊&お姫様&忍者inお城EXPO 2022【後編】
お城EXPO 2022に出陣して、我が町・我が城のためにPRをがんばる武将隊や姫たちにスポットを当てた、城びとアンバサダーのたけ◎曲輪衆さんのお城EXPOレポート。後編では、各地の武将隊紹介の続きのほか、今回から会場内に着替えスペースもできて楽しむ方も増えた、コスプレで入城されたご来城者の皆さんの様子もレポートします。
▼「全国のお城から大集結!武将隊&お姫様&忍者inお城EXPO 2022【前編】」はこちら!
▼全国の武将隊をご紹介する記事「「おもてなしこそ武功なり!」地元を盛り上げる全国の武将隊大特集!」はこちら!
名古屋おもてなし武将隊®(愛知県)
【名古屋城ワンポイント説明】
徳川家康の築いたお城の集大成として築かれた。
ステージ演武で決めポーズ。後列左より加藤清正様、織田信長様、前田慶次様、前列左より足軽の太助様、同じく踊舞様
『 普段の活動状況について教えてください 』
我ら名古屋おもてなし武将隊は400年前より蘇りし武士集団である。儂、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、 加藤清正、前田慶次そして足軽の太助、踊舞、なつ、十吾の10名じゃ。名古屋城を中心にお客人をおもてなしし、週末や祝日はおもてなし演武というものを行っておる。これは名古屋城の入場料だけで楽しめるでな、いつでも我ら名古屋城で待っておる。(織田信長様)
『今の名古屋城の見どころお願いします』
見所、それは本丸御殿でござる。2018年に130億円と10年の月日をかけて当時の作り方そのままにまさしく復元したものでござるがゆえに、皆の衆にはこの本丸御殿、見に来てほしい限りでござる。(加藤清正様)
『その他の見どころは』
そうですね、やはり金シャチ横丁でございます。名古屋メシがどえりゃ食えるところでございまして、今流行りの飯も昔ながらの名古屋メシも両方を味わえるのが金シャチ横丁でございます。ぜひとも立ち寄っていただきとうござりまする。(太助様)
『名古屋城の魅力について教えてください』
(即答で)縄張りでござる! 直線的な縄張りでどこからでもかかってこいっちゅう縄張りでござる!(踊舞様)
『名古屋城の超マニアックな見どころ・魅力は』
おう、わかった。まかせとけ! ズバリ伸びしろじゃな。 つまり今現在の姿、これからまた変わっていく姿を楽しむことができるということじゃ。これはの完全復元ができる城っていうのは、まあ片手ちょっとぐらいしか日ノ本の中では存在いたさん。名古屋城はその中の一つであるということで、今後は、本丸御殿や天守だけでなく、もしかすると多門櫓であったり、門であったり、馬出ししかり、馬場もしかり。いろんなものが復元される可能性があるということで、つまりそれは伸びしろである。(前田慶次様)
第1回からお城EXPOに参陣している古参の武将隊! 来城者への声掛けやふるまいも堂に入ったものでした。
古戦場おもてなし武将隊 関ケ原組(岐阜県)
【岐阜県のお城ワンポイント説明】
岐阜県は山城含めお城の宝庫、お城マニアのパラダイス。関ケ原の戦いを知るには関ケ原古戦場記念館がおすすめ!
ステージ演武での決めポーズ! 後列左より大谷吉継殿、石田三成殿、島左近殿、前列 千之助殿
『岐阜県のお城のよきところは』
「戦国のメインステージ 岐阜」と名乗る通り、岐阜は歴史を左右する戦国の大舞台であり、東西の文化が行き交う交差点となる歴史と文化が封印されし日本の故郷である。お城も岐阜城、岩村城、苗木誠、大桑城、菩提山城などたくさんの山城もござる。戦国の神髄に触れる旅にいざ出陣してくだされ。(島左近殿)
『古戦場おもてなし武将隊 関ケ原組とはどんな武将隊なのでしょうか』
関ケ原を盛り上げるべく有志が集った我ら古戦場おもてなし武将隊 関ケ原組。東西の武将によって構成された武将隊であるが、各種演舞、扇・旗・殺陣演舞を駆使し、関ケ原町を盛り上げるべく関ケ原古戦場記念館の定期出陣の他、各地へも遠征しておる。これからもよろしく頼む。(島左近殿)
(左)愛知県からお越しのご家族と「はい、ポーズ!」、(右)子どもの目線にあわせる大谷殿。このあふれる優しさが人気の秘密
『関ヶ原町の良きところをお教えくだい』
二つのものがあると儂は思う。
一つ目は、やはり合戦当時の地形が今でも残っておるという事じゃな。実際に423年前の我らと同じ場所に立ってみることで、我らがあの時何を思い、何を考えていたのかに触れることができるであろう。特に、三成の布陣した笹尾山や小早川秀秋の布陣した松尾山などからは関ケ原中を見渡すことができ、何故その場所に布陣したのかが一目瞭然である。
二つ目の魅力は、現代の関ケ原が、関ケ原合戦という歴史・物語を愛する者たちが集う場になっているという事である。毎年秋の関ケ原合戦祭りをはじめ、関ケ原町では様々な催しが開催されておる。そこで出会った者たちが、新たにつながり、絆を築いていく。かつて何万という兵たちの思いがぶつかり合い血を流した場所が、今では新たな輪・和を結ぶ場所となっていることが実に嬉しい。(大谷吉継殿)
『関ケ原町のここは見てほしいっていうところはござりまするか』
ぜひとも2020年にオープンした岐阜関ケ原古戦場記念館に訪れてほしい。関ケ原の戦いにおいて参戦した東西の武将の武具・資料を見て学び、槍・火縄銃等に触れられる体験、眺めの良い展望室から各武将の布陣した陣跡等を一望することができる。まずはこちらに立ち寄ってから各史跡を回ると、より理解が深まるゆえお勧めである。(石田三成殿)
お城EXPO公式限定グッズのしゃちほこカチューシを着けてご満悦の千之助殿がステージに登場。しゃちほこカチューシャをつけた来城者と写真を撮ることが多かったから自分もつけたくなったとか。かわいい!
以上、古戦場おもてなし武将隊 関ケ原組でした。結成して10年以上になるボランティア団体で、キレッキレの演武とステージトークがとても楽しい! 旗・殺陣演武は必見です。
細川玉子殿(京都・長岡京おもてなし武将隊つつじ)戦国のメインステージ 岐阜
京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの細川玉子殿が岐阜・関ケ原PRタレントスタッフとして「戦国のメインステージ 岐阜」ブースに。
『岐阜・関ケ原PRタレントスタッフとは』
岐阜県や関ケ原町の観光情報や魅力の発信、SNS等を使用しての広報活動、歴史やお城にまつわるイベントに参加させていただきブースのお手伝い等を行っております。岐阜県や関ケ原町専属のインフルエンサーのような活動と思っていただけると分かりやすいかと思います。(細川玉子殿)
【岐阜、関ケ原のよいところ・魅力は】
観光の名所が数多くある素敵な土地だと思いますが、何よりも「自分が住んでいる土地に残っている歴史や、ゆかりの武将様に敬意をはらう、誇りとして扱う」という気持ちが、住民の皆さまや行政の皆さまの中に根付いていることが、この土地の本当に素晴らしい魅力だと思うております。土地にゆかりのある武将様や、土地に残っている歴史を誇りと思い、その素晴らしい資産を受け継いでいこうとされているお気持ちの強さが、本当に素晴らしい。そういった皆さま方のお気持ちがあるからこそ、お城や史跡が美しい状態で維持されており、そこに当時の浪漫を感じられることで、岐阜県や関ケ原町は多くの歴史ファンの方に愛されているのだと感じます。(細川玉子殿)
『京都・長岡京おもてなし武将隊つつじについて教えてください』
2019年、NHK大河ドラマ誘致決定に伴い、京都府長岡京市公式PR隊として結成された武将隊です。わたくし明智光秀の娘 玉子(のちの細川ガラシャ)が輿入れした、細川藤孝様が築いた勝龍寺城や、山崎合戦時の父上(光秀)の本陣跡など、その他長岡京市の魅力を全国に発信する活動を行っており、明智家・細川家ゆかりの武将が集うております。隊員は、明智光秀、細川玉子、細川忠興、細川藤孝、光秀の嫡男 明智光慶、三宅弥平次(明智秀満)、細川家筆頭家老 松井康之 等にございます。(細川玉子殿)
以上、細川玉子殿でした。この京都・長岡京おもてなし武将隊つつじ、甲冑劇にとても定評のある武将隊です。見ていると引き込まれてしまいます。
まつえ若武者隊(島根県)
【松江城ワンポイント説明】
400年前に作られた城下町は、都市計画による破壊もなく街並み・道路・堀などがそのまま残る。もちろん現存天守は国宝です!
現地でも行われている、天下一やさしい「城学」。お城EXPOでも出張開催され、毎年大人気!
『まつえ若武者隊について教えてください』
松江城ができて400年の筋目の年、2011年に結成。以来 松江城にてお客様をおもてなししている武者集団である。派手さは一切ないが 「温故知新」を旨に松江城から日ノ本を盛り上げておる武将隊じゃ。現在は本間亀二郎、堀川茶々丸、忍者月照の3人で活動しておる。土日、祝日に城周辺を歩いて記念撮影に応じたり、観光客の皆さまをご案内したり、殺陣を披露したりしておもてなしをしておる。(本間亀二郎殿)
『松江の魅力を教えてください』
誰もが思い描く、古き懐かしき日本の面影がたっぷりとここには残っておる。ぜひ確かめに来てくだされ。(月照殿)
ステージ上では観客参加の殺陣教室も
実は、松江城にはもう一隊武将隊が活躍しています。
まつえ時代案内人(島根県)
左よりまつえ若武者隊の月照殿、本間亀二郎殿、まつえ時代案内人の堀尾忠氏殿、楠馬之介殿
『日ごろの活動について教えてください』
我々通常は、松江城にてガイドを行っております。 毎週土曜日の午前と午後の2回、松江城を攻める目線、いわゆる敵方の足軽目線で案内をしておりまする。 メンバーは堀尾吉晴公、堀尾忠氏公はじめ10名の案内人がおって、分かりやすい案内を心がけて活動しておりまする。(楠馬之介殿)
『松江城に来たらぜひここを見てほしいというところは』
「鎮守の森散策路」でございます。お城の重要な防御施設である内堀北側に沿って歩きながら、反対側には敵の上陸を防ぐための土塁も見られまする。山道のような道である故、マイナスイオンたるもので、リラックスし心身の癒しもできまする。お勧めルートは「松江城天守→水の手門→馬洗池→鎮守の森散策路→塩見縄手」でございます。(堀尾忠氏殿)
葉書台紙に5回順番にスタンプを押していくと、なんと綺麗な絵葉書が完成
以上、まつえ時代案内人でした。まつえ若武者隊、まつえ時代案内人の2隊が協力しておもてなしや松江城や城下町の案内、PRを行っており、ともに松江観光には欠かせない存在となっています。
ひこね武将隊( 滋賀県)
【彦根城ワンポイント説明】
国宝天守も素晴らしいですが、城址をグルっと一周してみるのもお勧め。埋められた外堀の痕跡探しはマニア向け。
大谷吉継殿(左)、石田三成殿(右)。ひこにゃんと共にPR
『ひこね武将隊の普段の活動について教えてください』
我々ひこね武将隊と申しまして、普段は彦根城において月2回ほど剣や扇子を使った演舞を披露しております。それがし石田三成、徳川家康、大谷吉継、井伊直虎、井伊直政、井伊直孝、鐘の丸を造った早川幸豊、我が家臣の渡辺新之丞甚平で活動をしております。(石田三成殿)
『彦根城の魅力について教えてください』
築城当時から残っているものがたくさんあるというところが楽しめるお城だと思っております。だからこそ、上まで上がる石段が険しいとかありますけれど、それを含めて「時代を感じられるお城」という視点で楽しんでいただければと思います。(大谷吉継殿)
以上、ひこね武将隊さんでした。2022年に正式に発足し、国宝彦根城の世界遺産登録と石田三成を大河ドラマに!を掲げて活動しているそうです。ひこね武将隊は新しい武将隊ですが、武将様方の鋭気は満ち満ちているご様子! これから彦根城に行く楽しみが増えましたね。
岐阜城盛り上げ隊(岐阜県)
【岐阜城ワンポイント説明】
毎年発掘調査によって新発見が続き、よく話題となっています!
ステージ上の明智光秀殿(左)と斉藤道三殿(右)
『普段どのような活動をしているのでしょうか』
私共は、笑顔・挨拶・元気を柱に、岐阜城から岐阜、岐阜から日ノ本が盛り上がれば良いと思い活動している団体になります。「盛り上がる」の中には、今までの歴史のこと、歴史にて学ぶこと、そして繋いでいくことのほか、今の時世にて迷い辛い壁にぶつかっている方の少しでも笑顔の力になり、日ノ本の皆が笑顔で過ごせるようにとの望みが込められております。メンバーは斎藤道三、斎藤義龍、長井道利、明智光秀、稲葉一鉄、帰蝶、リス村の頭領ロリちゃんでございます。(斎藤道三殿)
ブースの前でお客様をおもてなし中の斎藤道三殿にカメラを向けるとポーズをとってくださいました。貫禄あるー!
『お城EXPOに参陣なさったご感想は?』
久方ぶりに多くの方が笑顔に、そしてコロナ禍の前の日々に少し近づいたような気がしました。日ノ本には素敵な城郭や史跡が沢山御座います。その城郭、史跡を皆さまに知っていただき、今後も日ノ本の歴史、素晴らしさ、そして笑顔の力になれればと思います。(斎藤道三殿)
岐阜城盛り上げ隊は、結成して今年で14年目の一番歴史ある武将隊で、しかも皆さんボランティア! これからもずっと岐阜城を訪れた私たちを楽しませてください。
●▲■城びと編集部によるPIC UP!●▲■
会場で2人の徳川家康様が邂逅! 右におわすはグレート家康公「葵」武将隊の家康様で、左におわすはチビチビ武将隊 我武者羅の家康様です!
チビチビ武将隊 我武者羅とは、2022年9月に結成されたばかりの小学生だけの戦国武将隊です。メンバーは黒田官兵衛様、明智小十兵衛様、真田幸村様、徳川家康様、井伊直政様の5名で愛知県や岐阜県、滋賀県内のイベント等に出陣されています。
『どのような活動をなさっていますか?』 一番多いのはおもてなしかな。 あとは イベントブースの お手伝いとか。(我武者羅 徳川家康様)
『今までどちらで活動なさっていますか?』 姫路城、関ケ原、岩村城、岩崎城。可児市のイベントでは初めて演武もやったよ。(我武者羅 徳川家康様)
『甲冑をまとわれたご感想は?』 初めて着た時は、本当にめちゃくちゃ「これすげーいいなあ!」と思ったし、楽しい。(我武者羅 徳川家康様)
『どのような武将を目指していらっしゃいますか?』 関ケ原組のみんなみたいに、重い甲冑着て城めぐりをしたい。(我武者羅 徳川家康様)
我武者羅は演武以外では「刀を抜かない」ことを信条とされているそうです。「昔の武将はみんな領民や世の中を平和にしようと刀を抜いて戦っていた、そんな平和を目指す武将が現代によみがえったとき刀を抜くだろうか、刀を抜くのではなく、目の前の人を友としてあいさつと握手と敬意をもって活動していくのが本当ではないか」――子どもという外見にまどわされますが、実は信念を持った素晴らしい武将が集う武将隊ですね!(城びと編集部)●▲■●▲■
参加している武将隊同士も交流
ほとんどの武将隊は普段自分たちの本拠地のお城で活動しているので、全国の武将隊が一堂に会するというのは、なかなかないことです。会場のあちこちで、公務の合間を縫ってほかの武将隊と交流する姿が見られました。
名古屋おもてなし武将隊®の演武を見学中の熊本城おもてなし武将隊
お互いにステージ演舞を見て応援したり研究したり、 一緒に写真撮影したり、 あるいは話し込んだり。隊は違えど気持ちは同じ。和気あいあいと切磋琢磨しあうとてもいい雰囲気でした。
(左)開城前のテレビ出演後のスナップ。ひこにゃん、熊本城おもてなし武将隊、徳川家康と忍者服部半蔵忍者隊®
(右)城びとブースへおみくじをひきに来てくだされた姫様方。左から北織さよ殿、細川玉子殿、歌舞姫殿、登久姫殿
(左画像)姫様同士、お互い念願のツーショット。京都・長岡京おもてなし武将隊の細川玉子殿(左)と熊本城おもてなし武将隊の八十姫殿(右)
(右画像)熊本城おもてなし武将隊のお二方は、リニューアルオープンイベント援軍に駆け付けた岡山城ブースへお立ち寄り
(左画像)熊本城おもてなし武将隊の演武に声援を送る名古屋おもてなし武将隊®の織田信長様と踊舞様。この後ステージ上より降りてきた小西行長殿にステージ上へと拉致されそうに!
(右画像)写真スポットで記念撮影に興じる姫様方。左より北織さよ殿、細川玉子殿、歌舞姫殿
後日譚「小西行長殿」は“超ヤベェ奴”!?
お城EXPO閉幕翌日、武将隊ファンの間でチョット盛り上がった話題があったのじゃ。おっと取材でずっと武将様方とお話しておったので、某も武将言葉が移ってしもうた! このままいかせていただくぞ!
会場で熊本城おもてなし武将隊の小西行長殿から声をかけられた凛殿(徳川家康と服部半蔵忍者隊®)。「これは丁重にご挨拶を交わさなければ!」と身構えた。というのも、凛殿はある噂を聞いていたそうなんじゃ。「小西行長殿は超ヤベェ奴」と。
しかし、そのタイミングでお客人から声をかけられた小西殿はその対応にあたられ、会話はそのまま終わってしもうた。その後も凛殿は、ずっと気になってしょうがなく、ついにTwitterでアンケートを取られたんじゃ。「小西行長殿は本当に超ヤベェ奴か否か」。結果は、超ヤベェ奴77%・ヤバくない23%… “超ヤベェ奴”圧倒的優勢じゃ。
(左)凛殿、(右)ウワサの小西行長殿
さらに加藤清正殿(熊本城おもてなし武将隊)も「わしはいつもやつと一緒におるが、行長殿は超ヤベェ奴じゃ」とコメント… “ヤベェやつ”確定じゃ。
とはいえ、某、よく凛殿のYou TubeやTwitterの動画を見ておるのじゃが、そういう凛殿もヤベェやつの素質十分だと思うておりまする(ゆえに大好きじゃ!)。ぜひ皆さまも熊本城、名古屋城へ実際に行って貴方の目と耳で真実のほどを確かめてくだされ。
今回から解禁!コスプレ入城
本レポートはお城EXPOに参陣した武将隊に焦点をあててお届けしていますが、在野の武将たちもご紹介します!
お城EXPOでは、今回初めて着替え用スペースが会場内に設けられました。コスプレ荷物置処&着替処利用券(1000円)で、更衣室・荷物置場が使えてとってもらくちん。安全面から刀の持込み禁止となっているので、皆さんほかで工夫され、会場には甲冑武者や姫様や忍者に扮してお城EXPOを楽しむ方がたくさんいらっしゃいました。
ビシッと手作り甲冑で決めたちびっ子鎧武者発見。お話を聞くと愛知県の岩崎城甲冑隊に参加しているそう。とても似合っていますね。手作り甲冑といってもかなり本格的!
お城といえば武将、武将といえば刀。刀といえば、私もハマってる刀剣乱舞のコスプレ。太刀の鶴丸国永ですね。ホワイトシルバーの髪・シルバーのカラコンと完成度が高い!
以上、武将隊に特化したお城EXPO 2022レポート前後編をお届けしました。会場に来ただけで普段なかなか見られない武将隊にも会えるのはお城EXPOならでは! 武将様方と一緒に記念撮影したり、お話したり、迫力の演武を見たりと、武将隊が来てくれるとお城EXPOが10倍楽しくなりますね!
とはいえ武将隊の魅力を味わい尽くすには、活動するお城や本拠地に行って実際に現地で武将隊のおもてなしを受けてみるのが一番! 必ず皆さまの旅のよき思い出になるでしょう。ほとんどの武将隊はSNSなどを駆使して情報発信をしているので、行かれる前にはおもてなしや演武などの出陣スケジュールを事前確認しておくことをおすすめします。
これにて、たけ◎曲輪衆のお城EXPOレポートは終いじゃ! 次回のお城EXPOも、武将隊や忍者隊や姫隊、そしてコスプレで楽しむお客人でさらに盛り上がることをお祈りいたしておる!
執筆・写真/たけ◎曲輪衆(小野雅章)