2023/02/20
お城EXPO 2022 徹底ガイド 全国のお城から大集結!武将隊&お姫様&忍者inお城EXPO 2022【前編】
お城の祭典「お城EXPO」には、全国のお城で来城者をおもてなしている「武将隊」の皆さまも大集結。ふだんは地元のお城で活躍されている個性豊かな武将隊の皆さまとの交流を楽しみに来城されるお客様も少なくありません! 今回は、城びとアンバサダーのたけ◎曲輪衆さんが参陣した武将隊にスポットをあてて、「お城EXPO 2022」をレポートします。
今年も横浜でお城EXPOが開催されたくさんのお城ファンで賑わいました。毎年各ブースで大活躍している甲冑を着た武将隊や綺麗な着物の姫たち、機敏な動きの忍者たちが私たち来城者を楽しませてくれていますが、今回はこのブースやステージ上でわが町わが城のために粉骨砕身PRに頑張る武将隊にスポットを当てレポートします。そして、今回から正式に認められたコスプレでのお城EXPOへの入城! その皆さんの様子も後編でご紹介します。
名古屋おもてなし武将隊®のステージ。名乗りが決まった!
そもそも「武将隊」って?いつ頃から始まった?
私たちがお城に行った時、演舞や寸劇、ガイドなど、さまざまな方法で自慢のお城をPRし、おもてなしをしてくれる武将隊。そんなふうに武将隊が出迎えてくれるお城が増えてきて、今では武将隊が一つのジャンルとして成り立ってきたという感がありますが、このような武将隊が突然現れたわけではありません。
今から10数年前、岐阜城盛り上げ隊をはじめ、名古屋、熊本、仙台、関ヶ原などで拠点を定めて活動する武将隊が活動を始めました。以来全国にわが街のお城を拠点とする武将隊が増えてきて現在に至ります。
それぞれの武将隊は拠点とするお城で観光客の方々におもてなし活動などを行うかたわら、いろいろなイベントにも町のPR隊として出陣し、観光PRを行うことも珍しくありません。ここ数年、お城を観光資源にという機運が高まったのもあいまって、武将隊は引っ張りだこです。
概要はこれくらいにして、お待たせいたしました、「お城EXPO 2022」に参陣していた武将隊を、出会えた順番にインタビュー形式でご紹介していきます!
▼全国の武将隊を紹介している記事もあわせてお楽しみください!
「「おもてなしこそ武功なり!」地元を盛り上げる全国の武将隊大特集!」(https://shirobito.jp/article/1332)
武者所(むしゃどころ)(お城EXPO公式城番衆)
お城EXPOといえば武者所。お城EXPO第1回から活躍しているお城EXPO公式のお城番です。
開城待ちをする来城者のおもてなしに向かう前の貴重な一枚。先陣を切る気合が画像からも伝わってきます!
『普段の活動状況について教えてください』
我々は活動拠点などは設けず、歴史伝統文化などをエンタメを用いて表現、伝達しています。メンバーは最大50人くらい、基本10人前後にて活動しています。北条早雲武者隊 、北条氏照武者隊 、日本遺産PR部など東京都中心に活動しております。
閉門直前、最後の最後のお客様が会場を出られるまでお見送りする武者所の凛々しくも頼もしい面々
武者所さんは、毎年、お城EXPO開門前に入城を待つ行列の前で迫力あるパフォーマンスで我々の気持ちを盛り上げてくれます。日中も武者所スペースで来城者をもてなし、閉門時にもそろってお見送りしてくださる、まさにお城EXPOの顔!
島原城七万石武将隊(長崎県)
【島原城ワンポイント説明】
2024年の築城400年に向けて準備も着々と進む、これからますます盛り上がる島原城。
松倉重政殿(左)と天草四郎殿(右)
『島原城七(なな)万石武将隊について教えてください』
“七(なな)”万石ではございません、“七(しち)”万石でござります。皆さまよく間違われるので覚えてくださりませ。我等、只今、島原半島にて活躍した松倉重政・高力忠房・松平忠房・松平忠雄の4名、そして島原の乱の総大将天草四郎時貞が1名の合計5名でおもてなし活動を行っております。平日は島原城にておもてなし、城や城下の分からぬことの説明や道案内等、また土・日曜、祝日などは天守前広場でおもてなし演武の披露を行っておりまする。結成して10年目。心優しく皆さまをおもてなししております。(松倉重政殿)
『島原城の魅力を教えてください』
そうですなぁ、私からすると敵のお城でござりまするが、敵の城ながらあっぱれと言うか天守のフォルムがとても綺麗であると思いまする。破風がない分スタイリッシュで格好良いですな! 攻めにくかったけど。当時は入り口が一カ所しかなかったのでな、守りが固すぎて入れなかったのでござりまする。蘇って城の造りを見たときに、そらそうだよなと思いました。固い守りの縄張りも魅力でござります。(天草四郎殿)
『現在の島原城の魅力を教えてください』
島原の市民の方の愛が詰まってできたお城でございます。というのも、再建の時、金子(きんす)もさることながら、展示物も市民の方からたくさん寄付いただき申した。
『島原城に来たらぜひここを見てほしいというところはどこですか?』
今はちと見られないのですが(築城400年に向けた改修工事が2023年2月末まで行われています) 、最上階からの眺めがとてもようございます。こちらを向けば海、あちらを向けば雲仙の山、とても素晴らしい景色でございます。それから、天守を出たところにわたくし天草四郎の銅像があるのですが(ちょっとふっくらしていますが)、ぜひ像と同じポーズで写真を撮っていただきたいと思います。
また、天守の出口からある方向を見ますと、何も遮るものがなく海が見える場所がごさります。たまに任務を抜け出してそこに佇み、「いいなあ」と癒されております。この場所をぜひ探してみてくださりませ。(天草四郎殿)
以上、島原城七万石武将隊さんでした! 優しさあふれるきめ細かなおもてなしが人気なのでしょうね。
九戸政実武将隊(岩手県)
【九戸城ワンポイント説明】
豊臣秀吉の天下統一最後の戦いで、秀吉に唯一刃向かった男、九戸政実の居城。
『九戸政実武将隊とはどんな武将隊でしょうか』
我々は約10年弱 、九戸城にて活動をしている武将隊でございます。 全員ボランティアで現在は在籍約15名、普段は5名ぐらいで活動しております。今までは殺陣を中心に活動しておりましたが、最近では観光や歴史ガイドに力を入れており、九戸城のガイドさんと我ら武将隊が一緒に回るツアーなども開催しております。お子様向けに手作りかぶとを着用した記念撮影などイベントも幅広くやっております。九戸城を核として、南部藩全般のお城もPRしており、「南部三日月城巡り」と題して、YouTubeでの動画配信もおこなっています。
ブースでは手作り甲冑の着付け体験も。現地でも体験できるそうです
『九戸城の魅力を教えてください』
九戸氏の築いた中世の城と、秀吉の奥州仕置後に蒲生氏郷が改修し、織豊系城郭に生まれ変わった福岡城が混在していますが、地元では九戸政実への思い入れが昔から強く、九戸城と呼んでいます。東北最古の石垣には、破城の痕跡も見ることができます。発掘調査では、刀傷のある人骨が見つかっていて、撫で斬りの証拠だと言われています。(九戸城ガイドさん)
以上、九戸政実武将隊さんでした! ここではご紹介しきれないほど、九戸城についてお話くださったガイドさん。どれもとても興味深いものでした。ぜひ現地でガイドさんの詳しい解説を聞きながら、武将隊と一緒にお城を巡るツアーに参加してみてください。
熊本城おもてなし武将隊(熊本県)
【熊本城ワンポイント説明】
2021年に天守がやっと完全復旧。特別見学通路など「見せる復興」によって、今しか見られない目線で楽しめる熊本城。
『日頃どんな活動していますか』
熊本城内でのおもてなし演舞のほか、下の城下町にある桜の馬場城彩園にて熊本の魅力を発信する活動をしておる。(黒田官兵衛殿)
『熊本城おもてなし武将隊の成り立ちについて教えてください』
熊本城おもてなし武将隊とは、九州の名だたる大名たち、武将たちが現世に蘇った武将隊でございます。2012年の九州新幹線開通と同時に結成した隊でござって、福岡から鹿児島まで連なるということで加藤清正をはじめ、ゆかりのある武将や姫、家臣たちを徐々に蘇らせて今のような形となっております。(大村喜前殿)
『熊本城おもてなし武将隊について教えてください』
我ら2022年7月に結成10周年を迎えた武将隊でござりまして、現在9名で活動しておりまする。毎日おもてなし演舞をしておりまして、いつお城に来ても必ず会えて、演舞も見られるというのは我らだけかな!というところが売りでござります。日々鍛錬しておりまするのでぜひ我らに会いに来てくださりませ。(八十姫殿)
『熊本城の魅力をお聞かせ下さい』
熊本城の魅力はなんと言うても石垣でござろう。 わしが築いた石垣はじゃな……(清正公の築いた石垣についてたっぷりたっぷりた~~~~~っぷり解説)……やはり、口で言うてもなかなか想像しがたいところがございますゆえに、まず来てほしい。石垣の内側も今は見ることができ申す。(加藤清正殿)
八十姫殿(左)、黒田官兵衛殿(中央)、加藤清正殿(右)。香川県からお越しのご家族と記念撮影
『自分の思う熊本城おもてなし武将隊について語ってください』
まず、熊本城おもてなし武将隊はどう考えても加藤清正が必須でございます。そこにゆかりの武将が集ってきたけれども敵方は拙者だけでございます。加藤清正と小西行長で肥後国熊本を治めておったが、仲も非常に悪い。宗教も違うし、今も見た目も違うじゃろ! それ故に拙者が思う熊本城おもてなし武将隊とは、加藤清正が表、小西行長が裏、これでございます。表だけでも否、裏だけでも否。そういった団体でございます。(小西行長殿)
『このメンバーでこれからどんなことをやっていきたいですか?』
この熊本から熊本の魅力、戦国、武将の魅力を世に知って頂くという活動を続けていきたいと思うておる。何事も続けることが肝要じゃからの。(加藤清正殿)
以上、熊本城おもてなし武将隊さんでした。個人的に、かっこよすぎて武将隊の代表的な演舞「虎嘯風生(こしょうふうしょう)」を完コピしたほど大好きな武将隊です。熊本城に行けば毎日見られる力強い演舞が魅力ですね。
尼崎城三人衆(兵庫県)
【尼崎城ワンポイント説明】
2019年、外観復元で再建された日本で一番新しい駅近天守。
よひちろう殿(左)、いしのすけ殿(中央)、しんじろう殿(右)
『普段の活動について教えてください 』
普段は尼崎城のガイドや、おもてなしを中心に活動しております。イベントに出向いた際には歌って踊って尼崎城をもっと知ってもらうための PR活動をしています。そのほか、 土・日曜、祝日をメインに三人衆ガイドツアーも行っております。 (よひちろう殿)
『尼崎三人衆はどんな武将隊ですか』
我々は武将隊ということではございません。我々はお城のアイドル、略して「シロドル」! お城にいる、歌って踊れるシロドルでございます。(しんじろう殿)
『尼崎城の魅力を教えてください』
見て、体験して、歴史を学べるといったところです。ゲーム形式の剣術体験・鉄砲体験で歴史を学べるといったところが魅力だと思います。お子様含めて家族で楽しめるエンタメなお城だと思っております。(いしのすけ殿)
(写真右)会場でなぜかカレーパンを配り歩いていた三人衆。すごくおいしかったです!
以上、シロドル・尼崎城三人衆さんでした。なぜお城でカレーパン? その秘密を知りたい方は尼崎城へレッツゴー!
徳川家康と服部半蔵忍者隊®(愛知県)
【愛知県のお城ワンポイント説明】
信長・秀吉・家康の生まれ故郷、愛知県には三英傑関連のお城もいっぱい。
凛殿(左)、服部半蔵殿(中央)、三平殿(左)。ブースでもステージでもポーズが決まる!!
『忍者隊について教えてください』
尾張三河の国愛知県、そして武将観光を盛り上げるべく現世に蘇った忍びである。 活動拠点は主に名古屋城である。平日はおもてなし、土・日曜、祝日は演武をしておって、この尾張三河の国だけでなく県外日本津々浦々回っておる。ほいで、海外にも遠征して、愛知県を周知して回っておるわけじゃな。
メンバーは水蓮・三平・凛・猿伎丸・善そしてわし服部半蔵の6名に加えて、我らが主君、名古屋おもてなし武将隊®の徳川家康様の計7名で活動しておる。(服部半蔵殿)
『愛知県の良きところを教えてください』
やはりぎょうさんの城がござること。戦国にまつわる場所がぎょうさんござることじゃな。 なんといっても武将の故郷と呼ばれているが故 、そして2023年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』も放送される故に、岡崎でござれば大河ドラマ館、名古屋であればやはり家康様にゆかりのある地を主に、ぎょうさんの方に足を運んでもらいたいなと思うておる。(三平殿)
『 名古屋城の魅力について教えてください』
そうじゃなあ、やはり色々なお客人が来てくれる地であることじゃな。 異国からも日本各地からも来てくれるで、その交流の場となっておる。故に、拙者は 名古屋城に集う人が面白いなあと思うておる。(凛殿)
服部半蔵殿を囲んでパチリ!
以上、徳川家康と服部半蔵忍者隊 ®さんでした。 名古屋城の忍者ショーでいつもやっている忍者体操は子供たちに大人気で、県内の幼稚園や保育園に出向く「忍者体操キャラバン」なるものも行っているそうです。また、凛殿は現在、三重大学の大学院に潜入しており、 鳥取藩の御忍(おしのび)と呼ばれる忍びについての諜報活動(という名の研究)をしておられるとのこと。
グレート家康公「葵」武将隊(愛知県)
【岡崎城ワンポイント説明】
NHK大河ドラマ『どうする家康』で大いに盛り上がっている岡崎城! 敷地内に大河ドラマ館もオープン!
ステージではかっこいいダンスも!本多忠勝殿(左)、徳川家康殿(中央)、榊原康政殿(右)
『普段の活動について教えてください』
愛知県は岡崎城にて皆の観光案内、そして岡崎市のPR、我らこれを生業としており、365日ほぼ毎日出陣致しておる。平日は観光案内やおもてなし 、土・日曜、祝日は演武をしておる。お呼ばれすれば全国どこにでも、遠くは台湾まで出陣致したこともある。(本多忠勝殿)
『岡崎の魅力について教えてください』
徳川家康公ゆかりの城は全国にたくさんあるが、生誕の地というのはこの岡崎城だけでございます。産湯の井戸だとか、へその緒を収めたえな塚だとか、家康公ゆかりのものがたくさん残されております。さらには菩提寺である大樹寺などもあり、家康公生誕の地であることをいたるところで感じられます。(榊原康政殿)
(写真左)ブースでお客人とにこやかに話す榊原康政殿と徳川家康殿。(写真右)本多忠勝殿はお客人に岡崎の魅力をお伝え中
『岡崎城の見どころは』
今年は資料館である三河武士のやかた家康館が大河ドラマ館に変身するので、さらに魅力の詰まった岡崎城に生まれ変わります(※2023年1月21日オープン)。天守内部の展示も大河ドラマに合わせ見直しておりますし、またその翌年もその次の年も数年かけて変わっていきますので、いつ来ても魅力のある内容でお迎えいたします。また ARなど最新技術も導入する予定ですので、お楽しみに。(徳川家康殿)
『葵武将隊をひとことで言うと』
本多忠勝殿「葵武将隊とは 来年の主役です」
榊原康政殿「葵武将隊とは 三河武士の魂でございます」
徳川家康殿「葵武将隊とは う~ん……」
はい!ありがとうございました! さすが熟考の家康殿でございます。今年の岡崎は盛り上がりそうですね。以上、グレート家康公「葵」武将隊さんでした。
登久姫プロジェクト 国宝松本城おもてなし隊(長野県)
【松本城ワンポイント解説】
現存五重天守はここ松本城と姫路城だけ。2023年2月末までウインターイルミネーション開催中!
登久姫殿。ん?後ろ右端におられるのは?
『普段の活動について教えてください』
松本城にて観光客の皆々と写し絵を撮ったり、観光案内などをしておりまする。わらわは織田信長・徳川家康、両方の孫なのじゃが、この現世にてわらわ「登久姫」が松本城におったことを知る者はいなく…それを世に広めようと2014年に登久姫プロジェクトを立ち上げました。その後活動している中で当時のおもてなし隊の方に声をかけられ、現在に至るまで国宝松本城おもてなし隊の一員としても活動をしておりまする。(登久姫殿)
『国宝松本城おもてなし隊はどんな武将隊ですか』
12/29~12/31以外の362日間、平日4名、休日5名で(8:30~16:00)おもてなし隊メンバーの誰かがおもてなしをしておりまする。メンバーは小笠原秀政・登久姫・松平直政・小笠原忠脩・石川数正・足軽・家老・忍者……総勢10名程でございます。(登久姫殿)
『松本城の魅力についてお願いします』
そうじゃの! 全国唯一の天守に付属する月見櫓もとても綺麗なのじゃが、風がない日にお堀に反射する松本城も見応えがあるし…沢山あって!! わらわ個人的には天守最上階にお祀りされており城を守って下さっている二十六夜神(にじゅうろくやしん)様かの。(登久姫殿)
一昨年の松本城公式御城印帳制作クラウドファンディングはとても話題になりましたね。会場でも手書きの御城印が大人気でした。松本城は現存天守のある人気のお城ですが、武将隊の家臣の方は、太鼓門の向かいにある市役所展望台が推しスポットだそうです。私も行きましたが、あまり高くない所にあるものの、その高さがちょうどよくて、松本城を見渡すにはとてもいい場所なんです。
上州真田武将隊(群馬県)
【沼田城ワンポイント説明】
沼田城に行くときは、先にテラス沼田2階にある沼田市歴史資料館に寄っていくのがおすすめ。
武将隊ファンの方々は知っていたと思いますが、上州真田武将隊は今年2023年3月で全員出立する(武将隊言葉で脱退または卒業を意味する)こととなっています。お城EXPOの常連でもあり、残念です。
上州真田武将隊と戦国茶屋娘によるEXPO最後のステージ
『どのような活動を行っていた武将隊なのかお聞かせください』
上野の国群馬県は沼田市を拠点に、ゆかりの武将や姫が演武や参加型アトラクション企画等を通じおもてなしや観光PRを行う沼田市観光協会公認の武将隊でございまする。(沼田平八郎景義殿)
『3月までどのような活動を行っていきますか』
我々上州真田武将隊は3月で出立と相成りますが、今までと変わらず沼田市のPRに努めて参りますので 3月まではぜひとも応援いただければと思います。沼田城址公園にて我らの商い処 松之屋も営業中でございますので、ぜひお越しいただければと思いまする。(小松姫殿)
ブース前の戦国茶屋娘。左よりおちよ殿、おちょぼ殿、おみつ殿、おさよ殿
『戦国茶屋娘とは何でしょうか? 』
我々戦国茶屋娘は上州真田武将隊に属しておりますが、私たちは武将隊解散後も沼田市を拠点に活動を続けて参ります。わたくし小松姫の侍女おちょぼ 、おちょぼの姉のおちよ、真田昌幸の娘おみつ、沼田景義の娘おさよの4名からなるご当地アイドルユニットです。これからも引き続き沼田市の観光PRを行っていきますので応援をよろしくお願いします。(おちょぼ殿)
『最後に今まで応援してくれた皆様にひとことお願いします』
結成よりおよそ7年もの間、活動を支えくれた皆には心より感謝を申し上げる。我らは決して「夢」ではない。皆の心に残る「我らが生きた証」は、我らのかけがえのない宝物である。今まで本当にありがとさんじゃった。(沼田景義殿)
武将隊ファンや他の武将隊からの「さみしい」「残念だ」という声が会場でも聞こえました。またいつの日か私たちを楽しませてくれることを願っております。戦国茶屋娘さんたちは引き続き沼田のPRに頑張ってくださいね。応援しております。
その他のブースにも武将さんがいっぱい!
いわつき武者の倉ブースにいらした太田資正殿(左)と群馬甲冑会 野村伊勢守殿(右)
小牧市観光協会の織田信長殿
茨城古河城バルーンプロジェクトの皆さん
まだまだたくさんの武将隊が出陣していたお城EXPO 2022。後編はこちら!!
執筆・写真/たけ◎曲輪衆(小野雅章)
岡山住みのお城マニア。甲冑、刀も大好物。40年前の学生時代、バイク城廻の旅で撮りためた5000枚のアナログ写真と同じアングルを求めて全国のお城を再訪中。