さかさいじょう

逆井城

茨城県坂東市


旧国名 : 下総

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二層櫓
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WEST

逆井城探訪 (2024/03/22 訪問)

逆井城を訪問しました。逆井城は戦国時代に築城された後北条氏のお城とのことです。
ここは逆井城跡公園として整備され、駐車場もあり、自動車でのアクセスには問題ありません。
公園内には、土塁や空堀の一部が現存し、また二層櫓、井楼矢倉、主殿などの建物も復元されています。そのため、当時の姿をイメージし易いと思います。なお二層櫓、主殿は内部を見学ができますよ。
建物群の中で主殿前の門は関宿城から移設されたものだそうです。関宿城の廃城後、紆余曲折があったと思いますが、良く残ったものです。

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にのまる

つづき (2024/01/07 訪問)

逆井城でぜひ見たかったのが関宿城の移築門です。
関宿城訪問から6年越しの願望がようやく叶いました。
朱塗りの薬医門は現在の関宿城の印象と重ね合わせるのは難しかったけれど、奥にある庭園や主殿と融和した佇まいで、この場所こそが終の居場所であるという落ち着きと安心感がありました。

主殿の広々とした二間には日本建築の伝統美がちりばめられています。襖を開けて畳の上で伸び~っとすると心まで解き放たれた気分になり、縁側に腰掛けて眺める枯山水は雑念だらけの心を鎮めてくれました。
暫しの休憩のあと建具を元どおりに閉め、園内散策へと繰り出しました。

馬出と鐘掘池から続く大堀の力強さがとても印象的です。堀を辿っていくと西仁連川に注いでいたのも感動的でした。復元された櫓門や木橋も当時の雰囲気を伝えるのにとても効果的。逆井城の復元建物は根拠のある模擬なのがうれしいです。途切れた堀を想像で繋いでみたりしつつ北出口から西外堀をぐるっとまわりました。

再び現れた井楼矢倉。こちらからだと平櫓~二階櫓の眺めが一段とよかったです。沼地であった二重堀を確と記憶に刻み終了としました。
見学時間は約1時間30分でした。
桜まつり・バーベキュー・ゲートボール場というキーワードに、訪城前は遊び場的要素の強いところなのかなと思っていましたが、実際に行ってみると遺構も中世城郭の再現度も素晴らしく、城の時代を肌で感じることができました。
<おわり>

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にのまる

念願叶い。 (2024/01/07 訪問)

早朝に出発してからの2城目、ちょうど正午に到着しました。
澄みきった空の下に突如出現した立派な櫓や土塀。
長年訪れたいと思いながらアクセスの問題で実現できないでいたので感慨も一入です。同行させていただいた城友(鉄友^^;)さん方、ありがとうございました。

大堀に架かる木橋を渡り井楼矢倉へ直行しました。
縄張りを確認するには高いところに登るのがいちばんです。見た目はスースーした櫓ですが、補強材や筋交いが入れられ安心して登れました。
城外から見てもインパクトの強かった土塀ですが、上から覗くと整然と並ぶ控え柱と狭間が裏方として城を支えている様子がダイレクトに伝わってきました。
「土塁と堀」の遺構でも城の時代を感じることができますが、失われた部分の想像には限界があります。最近ではARやVRで城の世界に飛び込むことも可能ですが、空気や風や匂いまで感じることは難しいです。
この高い櫓の上からの光景は城を訪ねる旅の目的と楽しみと学びとを十分すぎるほど満たしてくれ、建造物復元のありがたさを強く感じました。

続いて二階櫓へ。城のアイコンをシンボルとして据えたような外観に親しみを覚えます。自由に出入りできるのも復元であればこそで、一見シンプルに見える中に施された細工が楽しく、先ほどの井楼矢倉と共に、観光用の展望台ではないのだよという主張を感じました。
<つづく>

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Tokyobay

やや「作り物感」が漂うものの・・・ (2024/02/18 訪問)

入口近辺はやや「作り物感」が漂うし、城内ではゲートボールが盛んに行われており、「市民公園的」な風情があるものの、奥の方まで行くと、それなりに土塁や堀等の遺構が確認できて満足はする。

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城郭情報

分類・構造 平城
築城主 逆井常宗
築城年 享徳年間(1452〜1455)
主な城主 逆井氏、後北条氏
廃城年 天正18年(1590)
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財 県史跡(逆井城跡)
再建造物 櫓、櫓門、土塀、主殿、木橋、石碑、説明板
住所 茨城県坂東市逆井1234
問い合わせ先 坂東市観光協会
問い合わせ先電話番号 0297-20-8666