じいさん仲間の歴史ツアー、今回は米沢市と置賜地方に。この日から東北南部も梅雨入りし、雨の中を車を走らせて川西町へ。ここは井上ひさしの生誕地。先ずは彼の蔵書を保管・展示している「遅筆堂文庫」へ。その後は町中に残る小松城跡を訪れました。
この城は越後街道と長井街道が交差する、いわゆる交通の要衝を押さえる目的で、戦国期には伊達氏の重臣が配されていました。伊達輝宗が父晴宗から譲り渡された伊達家の権力を掌握するきっかけとなる「元亀の変」(1570年)ではこの城が主戦場となりました。輝宗に謀反をおこした中野宗時や城主の牧野久仲が籠城しますが、輝宗の素早い攻撃により落城したようです。
我々が到着したころはちょうど雨が強まり、他のメンバーが車で待機するなか、私ひとりが傘を差して攻城、南北に連なる曲輪跡や、大手口、土塁跡を観ることができました。町中にある平城で、主曲輪は中学校跡地で運動公園に、北の曲輪は集合住宅、西の小曲輪は新山神社となっており、だいぶ改変されているようですが、主曲輪を巡る土塁はよく残っていると感じました。
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