檜山城は檜山川の南に位置する霧山の尾根上一帯に築かれています。道沿いにすぐ近くまで接近し三の丸からすぐ取りつくことが出来、二の丸を経て本丸にたどり着きます。城域は非常に広く将軍山のある東の尾根上から、北の尾根を西に向かってさらに城域が広がっているようです。それ以外のほぼ総ての尾根上にも城域が広がっているようで、全体の遺構を確認するのは不可能に近いと思います。
本丸の東に大型の枡形があるようですが、写真ではいまいち確認ができません。結局この日は北尾根までは散策せずに引き返しています。
14世紀中ごろに安東兼季が築城し、明応4年(1495)檜山安東氏の居城となったそうです。檜山安東氏は青森十三湊に起こり、秋田まで勢力を伸ばして、戦国時代の末期には日本海沿岸から敦賀湾までの制海権を持っていたそうです。
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