尻八館は古代に蝦夷(アイヌとも)が築いたチャシを土台に正安年間(1299~1302)に安東孫次郎師季が築いたとされています。ため池から西方向に登城道が続いていて二の郭を経由して主郭にたどり着きます。城域かどうかは不明ですがその先にも扁平地があり周囲の眺望は素晴らしいものがあります。
詳細を書くと、まずはため池から案内板に従って登っていくと陣場を経て長い竪堀が見えてきます。この長い竪堀は登城道にそって二の丸まで続いていくので古の大手道だったのかもしれません。二の丸の先に堀切があってその先に本丸があるのですが、「とある煩悩の登城目録」さんの投稿にもあるとおり熊のフン様が置かれているのですね。しかも三個ですよ‥。たしか二の丸の入り口と本丸の手前、本丸から先に向かう途中にも鎮座しておられました。おかげでスリルあふれる訪問になりましたが、その割には本丸の奥手まで訪問しているんですね。アホですねえ‥本当に。今ではほぼほぼ動じなくなりましたが野生動物の機動力は人間の想像を絶するものがあるので、どんなに準備をしても万全というわけにはいかないと思います。
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