ふくしまじょう

福島城

青森県五所川原市


旧国名 : 陸奥

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福島城本丸櫓門と手前堀の木橋
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カズサン

長年の願い安倍・安藤氏福島城探訪 (2024/05/21 訪問)

 今回の東北城探訪は、縄文三内丸山遺跡と安倍・安藤氏の古代中世城郭を廻る事が今企画の目的でした。福島城跡、唐川城跡、十三湊遺跡と廻ります。
 中里城遺跡を終えて国道339号線を北上約12km程、先ずは福島城へ、丁度昼どき「道の駅十三湖高原」で資料収集と昼食で休憩。該当資料は無し、昼食は十三湖名物シジミ入りのしじみラーメンを頂く、塩味でしじみのダシが出て大変おいしい。

 駐車場:福島城専用駐車場(41°02'50"N 140°22'14"E h=40m)、小型車12台、バス3台可能、アスファルト舗装、トイレ無。
 参考資料:余湖図コレクションさんグーグルマップに依る。

 道の駅十三湖高原より国道339号線を西進約1000m程の道沿いに福島城外堀跡が標柱と共に確認できる、車は脇の駐車エリアに駐めれる。外堀跡から西へ約200m弱福島城専用駐車場へ入るアスファルト舗装の道が有り奥に立派な駐車場と福島城解説板が測量図に遺構を記した図面付。
 福島城跡登城口は其処より国道339号線を西進約500m、徒歩約7分で入口へ、福島城跡の標識がある、登城口へ砂利道で軽4トラックは通行可能、国道入口に「熊出没注意」の黄色いパネル、青森県初の熊注意体験、何時もの熊除け鈴ベルを鳴らし鳴らし南へ100m~150m程で目的の福島城跡本丸・内郭へ到着、内郭は200m四方の方形城館の様です、本丸虎口に復元櫓門、しかし朽ちかけている、前の木橋も朽ちかけて以前の立入禁止パネルと虎ロープは長年の風雪に耐えかねて役に立ってない、苔むしてる木橋に足を一足踏み込むが危険で進入できず。
 そこで本丸の進入口を探すべく櫓門前の堀と土塁を東へ100m程北東角辺りを南に曲がり堀と土塁が開いた処から本丸・内郭へ、しかし草が深いので東側から本丸・内郭を眺める、兎に角広い内郭は深い草原、熊出没注意の看板も有り余り長居も出来ずここで退出。
 長年福島城の探訪を望んでいましたが何十年振りに願いが叶いました。
 
 この年では最初で最後でしょうが草刈、木橋の修理など整備されて、縄文世界遺産で注目されてる青森県ですので、縄文世界遺産と安倍安藤13湖湊中世遺産とタイアップして大勢の人が立寄る様に成ればいいなと思っています。
 歴史、構造、地理は解説板を添付いたしますので興味のある方は見てお読みください。
 国道339号線を歩きますが結構交通量が多く危険ですので十分注意して歩いてください。
 
 
 

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しんちゃん

安東氏発祥の地。そして林の中に古代のロマンが潜む。 (2021/05/06 訪問)

福島城は青森・十三湖の北に位置する三角形の台地状に築かれた平城です。城門の築かれた内郭の南に広大な城域が広がっていて面積は62.5万平方mもあるそうです。10世紀後半ごろから築かれていたらしく当時この地域にいた人達に築かれた防御性を備えた古代集落だったようです。内郭は14~15世紀ごろの遺構と見られ安東氏の発祥の地でもある十三湊が近いことから安藤(安東)氏の居城ではないかと考えられています。
まず城門から内郭に入りますが、なんとも広い。これでもまだ全体のほんの一部です。頭のなかで誰かが囁きます。「まだ始まったばかりじゃないか」‥マジすか、「バキ」の世界じゃないんだから。
でも南側にある古代集落の遺構は見たい。そうまだ始まったばかりじゃないか!外郭は藪化が進んで堀切は見えづらいですが問題なく進めます。そして三日月掘りに囲まれた古代の集落跡を発見!まさに古代のロマンです。荒くれ武者たちとは異なる古代の人々の息吹を感じます。さらに南の城域の先端にも古代の集落はあったようですが、このあたりは開墾されて畑地になっているようです。タイムスリップ終了‥現代に戻ったので引き上げるとしました。

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十三湖 (2021/11/04 訪問)

 城域は広いのですが遺構が点在しているようです。駐車場近くの外郭東門跡や内郭はわかります。奥の遺構を見に行こうとしましたが、かなり彷徨い道もよくわからないため断念しました。
津軽鉄道「津軽中里駅」からバスで「相内南口」まで行きました。そこから徒歩5分くらいのところに内郭への入口があります。駐車場はさらに県道12号「鯵ヶ沢蟹田線」の道を10分くらい歩いたところにあります。バスの本数は少なく、津軽鉄道とも時間が調節していないので要注意です。

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dougen

2017.11.4登城 (2017/11/04 訪問)

蓬田城から国道280号を北上し、県道12号に入り西へ。国道339号に入りさらに西へ行くと十三湖の近くに福島城址があります。

城域はかなり広範囲の様で、遺構が点在しています。

外郭部には大きな空堀と土塁が残り、内郭部には模擬城門や水濠が残っています。

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城郭情報

分類・構造 平城
築城主 安東貞季
築城年 正和年間(1312〜1317)
主な改修者 不明
主な城主 安東氏
遺構 曲輪、土塁、横堀、門跡
再建造物 模擬門、碑、説明板
住所 青森県五所川原市相内露草