大洲城からの転戦です。麟鳳閣入口付近(33.539315、132.598758)に駐車しました。
1641年(寛永18年)加藤直泰によって築かれました。
新谷藩初代加藤直泰は初代大洲藩主加藤貞泰の次男で、1623年(元和9年)貞泰が没したとき、大洲藩領60,000石のうち10,000石を次男直泰に分知することとなりました。
しかし、兄である大洲藩二代泰興がこれを認めず、しばらくは紛争が続きましたが、1639年(寛永16年)に和解が成立し喜多郡新谷の地に陣屋を構えました。
その後、新谷藩加藤氏は泰觚、泰貫、泰広、泰宦、泰賢、泰儔、泰理、泰令と九代続いて明治に至ります。
新谷陣屋は現在の新谷小学校の地に築かれています。
最大の見所が麟鳳閣です。この建物は1868年(慶応4年)の建築で藩の評議所や謁見所として利用されたようです。
新谷保育所にある「上に時計台がある陣屋風の建物」は見学し忘れました。残念です。
攻城時間は10分くらいでした。次の攻城先=曽根城に向かいます。
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