いっぽんまつじょう

一本松城

島根県浜田市

別名 : 波佐一本松城、波佐城
旧国名 : 石見

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主郭登り口
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しんちゃん

カモシカを返してくれ (2025/04/06 訪問)

最近はどこに行っても熊の痕跡だらけ。イノシシなんかより圧倒的に多い。フンを見れば何の動物のモノかわかります。俺の好きなカモシカは何処に行った?? 生態系ヤバいです。環境省、仕事してくれよ。
とはいえ一本松城に今の所、熊はいません。登城道が無いだけです。案内板はいっぱいあるんだけどね。主郭には南側から直接登りましたが、北に回り込んでいくと、登り口の案内板が立っています。とはいえ、ほとんど斜面。城びとだったら、苦も無く登るんだろうけど、一般の人から見たら、たぶんドン引き・・。登城道が無いということは、当然城内も散策路はついていないわけで、ネイティブの遺構をそのまま見ることが出来ます・・が、良いことばかりでも無い。北側には竪堀などの遺構があり、尾根沿いに降りることもできるそうだが、正直気が進まない。しょうがないので、登城時に見上げていた竪堀を逆に上から下ることにした。まあ、このくらいならかわいいものか。
一応、雪っこちゃんはあるんだけど(笑)自分の行くところでは必要ないだろう。しかし、急に熱くなって来たなあ・・勘弁してくれよ。

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しんちゃん

多数の看板が懇切に立つが、登城道が無い。 (2025/04/06 訪問)

一本松城は南北朝時代には存在していたようです。建武元年(1334)8月、波佐一本松城を中心にした「波佐谷の合戦」が二度あり、戦死者が多数出たとされ、「千人塚」「剣の墓」が城の西側に現存しているようです。
現在残っている遺構は、より高度なもので戦国時代のものと思われます。遺構は良く残っていて、各所に丁寧に案内板が立てられていますが登城道は有りません。自然地形にそって谷筋を進んで行きますが、足元はぬかるんでいます。比較的新しい案内板が各所に立ちますが、城址は手つかずのままで、一部ヤブ化しているので竪堀を登って取りつきます。散策しながらネイティブな遺構を楽しめますが、見学用に整備されていないので気を付けないと少し危ない。どう見ても万人向けでは無いです。
登城道を整備する予算が無いのか、道そのものを軟弱と称してあえてつけていないのか(花山薫ですか?)。この状態での保存を決めた人もなかなかの変態です。よほどの城好きでないと入ってこれません。
谷筋から竪堀を登って行くと、周囲には畝状の竪堀群があり、一本一本がなかなか大きいです。まず南側の遺構を散策に行くと、横矢掛のための郭があって、堀切が付いています。近くには珍しい水溜めの施設もあります。
主郭には南側から直接登りましたが、北側に回り込むと登り道が付いているようです。とはいえ、かなり細い、やはり万人向けとは言い難い。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 佐々木刑部
築城年 鎌倉時代
主な改修者 毛利氏
主な城主 佐々木氏
遺構 曲輪、腰曲輪、石垣、土塁、堀切、畝状竪堀
指定文化財 市史跡(波佐一本松城跡及び関連施設)
住所 島根県浜田市金城町波佐城山
問い合わせ先 浜田市文化振興課
問い合わせ先電話番号 0855-25-9730