ゆくえぴらちゃし

ユクエピラチャシ

北海道足寄郡

別名 : カネランのチャシ
旧国名 : 蝦夷

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零汰

チャシってこんなに美しかったんだ (2024/05/13 訪問)

突然道道143号線が砂利に変わった。スマホは圏外、時間は8時過ぎ、朝から小雨が降っている。少し考えたあと山間に沿って峠に向かって登って行く道路を進んで行った。のび太君さながら半べそになりそうになるがドラえもんはいない。クラクションを頻繁に鳴らせながら進んで行くと「すべる」と書かれた道路標識が目に入る。標識にひとりツッコミもできる余裕もない程の時間を過ごしながら進んで行く。「道道だから大丈夫」と思っていた昨日までの自分はいない。

白樺の合間を歩いていくと小さいながらも草原がある。少し多めの木立が見えてきた。その光景はまるでどこか外国の様。バイク用の裾の長い合羽を引きずりながら寄っていく。立木と地面の起伏が「俺を見ろ」と言っているかの様に感じる程の圧倒感があった。雨のおかげで一帯は光って見える。砂利道で四苦八苦した事も最高の状態で見る為の演出だったかのではないだろうか。チャシってこんなに美しかったんだ。こちらも初見の勝利です。

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小城小次郎

ユクエピラチャシ

白砂で縁取られた美しいチャシが淡い緑の森に映える。「鹿食う崖のチャシ」というその名の通り、ここからは沢山の鹿の骨が出土したのだそう。防御施設であり祭祀場でもあったチャシの本質が、高い美意識を伴ってここに結実した。

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todo94

国史跡 (2007/07/28 訪問)

関寛斎像とちほく高原鉄道ふるさと銀河線の列車が止まっている旧陸別駅のホームなどを回った後、関寛翁碑が立つユクエピラチャシへと車を走らせた。厚岸のアイヌがこの地に造営したというユクエピラチャシは国史跡。頂上部を囲む空堀がはっきりと残っている。チャシの東側は断崖になっており、城砦としての趣たっぷりだ。

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城郭情報

分類・構造 チャシ
天守構造 なし
築城主 不明
築城年 16世紀中期
主な城主 カネラン?
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)
指定文化財 国史跡(ユクエピラチャシ跡)
再建造物 石碑
住所 北海道足寄郡陸別町トマム2-2他
問い合わせ先 陸別町観光協会
問い合わせ先電話番号 0156-27-2141