鳥居前の石碑と案内板を眺めて南部陣屋線を少し進んで敷地内に到着しました。南側にかろうじて土塁が見えます。建物の東側には高さの低い土塁(写真2.3)を見る事が出来ました。建物北側は入って行くのに気が引けて西側に回ってみました。そこには立派な土塁が残っています(写真4~6)。人目を気にして土塁に登ったところ裏側にはしっかり空堀も残っていました(写真7)。北側には当時の裏門であったであろう両脇に空堀が当時のままに残っていました(写真8~10)。
こちらは到着した際の第一印象は多くの遺構は期待出来ない感じがしていました。ですが西側敷地周辺にはしっかりと当時を想像できるほどの遺構がありました。雑草が多いのも空堀の底の状態もご愛嬌、当時を想像するのには十分な遺構の量でした。
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