駿河山城は寒曳山の南側に伸びる丘陵の先端部に築かれています。谷間(空堀)を挟んで西に二の丸、東に本丸が配され、それぞれに郭が付属しています。谷間を北に進むと大堀切が有るようなのですが、城内は暗く先が沼化しているようなので二の丸と本丸を周遊するにとどめています。先日は山口県北岸から長い時間をかけて北広島町まで移動してきたのですが道路の両脇は雪が積もっていて、その割にはアスファルトの部分は問題なく通行できるので、タイヤチェーン装着のタイミングを見計らいながら運転して来ました。
翌朝7時を回ってから訪城したのですが城域は暗いです。北広島町の朝は暗いですね‥。雪が溶けずに残っているのもそのためでしょうか。おかげで写真もだいぶ暗いです。
駿河丸城は安芸吉川氏の初代・経高が正和2年(1313)に今の静岡市清水区から当地に移り、築いたとされています。四代の経見の時代に小倉山城に本拠を移しますが、その後も吉川氏一門の城として使用されていたようです。
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