賣太神社周辺のみを散策しました。
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2022/06/23 20:47
2022/01/11 22:56
2021/12/27 17:23
古都の遺構 (2021/12/27 訪問)
稗田環濠は、大和の環濠の代表例として有名で、教科書などで見ていましたが、今回初めて見学に行ってきました。
周囲を歩くと環濠の形態がよくわかります。東西約260メートル、南北約260メートルの規模でなので回りを歩いても15分程度で一周できます。北東側は七曲りよばれる特異な形をしています。西側と南側は幅広くつくられています。
内部も探索しましたが、東西、南北に大きな道がとおり、そこから細い道がのびています。道はT字形に交差したり、袋小路になっていて、遠くが見通せないようになっており、防御に適した構造になっていました。集落の東南には売太神社があり、神社を中心として環濠が発達したのがわかります。環濠は改修され水が湛えてられており、濠の法面も整備されていました。家屋も切妻造りで草葺と瓦葺の屋根が組合わせてある白壁の大和棟が残っており、古都を感じる素晴らしい場所で癒しがありました。
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2019/11/01 18:03
現存する環濠集落 (2019/09/15 訪問)
稗田環濠は、仁和寺領の稗田庄が室町期に環濠化したもので、荘官を務めた古市氏が城として活用したことから、対立する筒井氏から焼き討ちされるなどの戦禍を受けています。
奈良県内には数多くの環濠集落がありますが、そのほとんどが環濠が残っていても一部だけだったり、水路に環濠の名残を感じられる程度だったりするのに対して、稗田環濠ではかつて幅10m以上あった環濠が集落一周ほぼそのままに残っており(コンクリート護岸はされていますが)、北東部には七曲りと呼ばれる折れが、南西部には大きな張出が設けられて横矢が掛かる構造になっています。
また、集落南東部には古事記の編纂者の一人として知られる稗田阿礼を主斎神とする賣太神社があり、集落には歴史ある町並みも残っているなど、なかなか見応えがありました。
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分類・構造 | 環濠集落 |
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天守構造 | なし |
築城主 | 稗田氏、古市氏 |
築城年 | 室町時代 |
主な城主 | 稗田氏、古市氏 |
遺構 | 横堀(水堀) |
指定文化財 | 市史跡(稗田環濠及び集落) |
住所 | 奈良県大和郡山市稗田町 |
問い合わせ先 | 大和郡山市役所(代表) |
問い合わせ先電話番号 | 0743-53-1151 |