寺前城は甲賀郡中惣遺跡群として国の史跡に指定されています。
元亀元年(1570)甲賀武士団は織田信長との野須川の戦いに敗れ、軍門に下り、
その後の羽柴秀吉の兵農分離によって終焉を迎えます。
正式なルートは村雨城から入り込むようですが
このたびは直接入り込んでいます。(あまり行儀が良くありませんが)
主郭の周囲を土塁で囲まれていますが、
主郭そのものは酷い草ボウボウでヤブ曲輪と化しています。
なんとか散策はしましたが、村雨城へのルートも藪に覆われ通過できそうも
ありません。国の史跡なのに‥とにかく甲賀は藪がキツすぎる。
からくも北西の虎口から脱出し、堀切を確認しながら
北東に回り込むと東郭につながる道があるようです。
そのまま元来た道から退散しますが、小雨がふっていたこともあり
靴もズボンも濡れてしまいました。
甲賀の城攻めは季節を選んだほうが良さそうです。
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