〇〇館など遠い昔武士の発生の頃に存在していて、特に平地に数多くあった方形型の館跡は開発で消滅しており、私は部分的に残っている遺構の断片しか見た事が無かったです。開発から逃れた地域ではしっかりと残っているのでしょうけど。
陣屋ですが、基本構造は鎌倉時代の館跡を大きくしたようでした。平地にあり、2か所の門・四方を土塁と空堀で囲っていて書物でよく見る武士発生当時の館の図の実物が目の前にあるようでした。
館の出来始めた時点を1200年代としてこちらの陣屋は1800年代、600年経っても基本形状は変わらず築造するのは何故なんだろう?この形状が最強だからなのでしょうか?それとも日本人の特性で慣例だからとか〇〇藩もこうだからそれに合わせよう等の理由なのでしょうか?確かに江戸時代末期で戦の心配は想像できない時期だったので前に倣い他藩に倣いもあったかもしれませんね。それにしても600年変わらずって首を傾げたくなりますがきっとこの形状が最強だったのでしょう。
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