望月支城(城びと未登録 滋賀県甲賀市)より自転車で5分ちょっとで、入口碑付近(34.914514、136.157194)に着きました。
村雨城の詳細は不明のようですが、「甲賀郡中惣遺跡群」のひとつとして国の史跡に指定されています。
戦国時代の永禄年間(1558~70)の織田信長の近江侵攻を背景に、甲賀武士は連合して「甲賀郡中惣(ちゅうそう)」という組織を作り、地域を支配しており。その城館の1つでした。
甲賀武士は近江守護六角氏の主力として活躍しましたが、1570年(元亀元年)野洲川の戦いで敗北し、信長の配下に入りました。
その後、羽柴秀吉の兵農分離により改易され、郡中惣は終焉を迎えたそうです。
甲賀特有の二城連結城で、村雨城を主郭として、寺前城を副郭としていたと考えられているようです。
城址には主郭部を囲んだ土塁のほか、食い違い虎口や切岸、堀切などが確認できます。
攻城時間は10分くらいでした。次の攻城先=寺前城へ自転車で向かいました。
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