しんぐうしじょう

新宮支城

滋賀県甲賀市


旧国名 : 近江

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①高土塁
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昌官忠

公共交通のみで(東海&関西遠征)5日目:新宮支城 (2024/09/26 訪問)

新宮城より、自転車ですぐ先の標柱入口(34.917290、136.163290)に着きました。新宮城のすぐ傍にあります。

新宮支城は服部氏によって築かれた城で、「甲賀郡中惣遺跡群」のひとつとして国の史跡に指定されています。
谷を挟んで北にある新宮城の支城で、連携して防衛体制を敷いていたと思われています。

主郭部周囲にある高く分厚い土塁は必見です。
攻城時間は15分くらいでした。次の攻城先=柏野城へ行く為、レンタサイクル返却後、電車で甲南駅から新堂駅に向かいました。

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しんちゃん

実際に住んだら周囲は土塁しか見えない。居心地はどうなのか。 (2023/06/26 訪問)

新宮支城は甲賀郡中惣遺跡群の一つとして国の史跡に登録されています。
東側の道路からアクセスでき、木のクイに新宮支城の標識があります。
登り口はいささか急で、小雨の天候もあり黄ロープが無ければ足を
滑らせてしまうかもしれません。
このあたりの土は黄色く、粘土質なのか雨の日はとくに滑りやすいようです。
本郭は周囲を高い土塁で囲い、東側の虎口から西側の奥手にかけて
土塁の高まりがより高くなっているようです。
主郭の周囲を高い土塁で囲うのはこの地域の城郭の特徴ですが
新宮支城の土塁はその中でもかなり高い方です。
主郭の北側に小さい丘のような郭があり、その間に堀切があるのですが
もともと主郭と一つの地形で堀切を削り取った土で土塁を盛ったのではないかと
考えました。そうだとすれば、地形を変えてしまうほどの
当時の地侍の執念には頭が下がります。
補足‥甲賀・伊賀の地層は古琵琶湖層群といい、良質な粘土の産地で
   古来から信楽焼や伊賀焼など焼き物の産地でもあります。
   雨の日にこの周辺を訪問して足元が危ないなと感じたのはそのせいかもしれません。
   関東ローム層や九州のシラス台地など土の城は自然の影響を受けやすい
   ので訪問時は注意を払いたいと思います。

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smile.0040

行ったお城登録

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甲賀郡中惣遺跡群 (2022/03/20 訪問)

新宮城の隣に入口があります。土塁は迫力があります。藪になりつつありますが、空堀も残っています。

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城郭情報

分類・構造 丘城
築城主 服部氏
築城年 15〜16世紀
主な城主 服部氏
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)、虎口、堀切
指定文化財 国史跡(甲賀郡中惣遺跡群)
再建造物 碑、説明板
住所 滋賀県甲賀市甲南町新治
問い合わせ先 甲賀市観光協会
問い合わせ先電話番号 0748-60-2690