しんぐうじょう

新宮城

滋賀県甲賀市


旧国名 : 近江

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本丸の全容
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しんしんちゃん

売りは本丸の土塁と見事な食い違い虎口(枡形)。 (2023/06/26 訪問)

新宮城は甲賀53家の一つ服部家の居城ではないかと言われていて
甲賀郡中惣遺跡群の一つとして国の史跡に指定されています。
東の車道沿いに道標があって、そこから西に向かって登城道が続いています。
郭を4つほど経て本郭に至るのですが本丸から見て二の郭と三の郭の間の虎口が
見事な食い違い虎口になっていて、思わず「ほほう」と感心します。
本丸の周囲は土塁で囲まれており、東西の南寄りに虎口があります。
北側にも虎口があるようです。
西の虎口の先は堀切があって土橋がかかります。
小ぶりな城郭ですが土の城の魅力がつまった城です。

補足‥2郭と3郭の虎口の形状は枡形虎口との意見もあるようです。
   私は食い違い虎口と感じましたが、少し左右の長さがあるかもしれません、
   枡形と食い違い虎口 両方の要素を持っている虎口かもしれません。

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smile.0040

第5回国際忍者学会甲賀大会・甲賀市内巡検にて登城 (2022/09/11 訪問)

国指定史跡。道路から30m程の高低差の間に土塁、堀切、枡形虎口と複数の曲輪を持つ山城。

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甲賀郡中惣遺跡群 (2022/03/20 訪問)

 入口からすぐに城域となります。見事な土塁が残っています。空堀も残っていますが草木のため少し見づらい感じでした。

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イオ

土造りの枡形虎口 (2021/01/31 訪問)

室町期に築かれた服部氏の城とも望月氏の城とも言われますが、詳細は不明です。

磯尾川西岸の丘陵地に築かれた城で、方形単郭の城が主流の甲賀にあって、丘陵頂部を主郭とし、東側斜面にいくつかの曲輪群を段状に配した縄張になっています。

駐車場はないので、東側登城口近くの県道脇に路駐して登城。歩き始めてすぐ右手に段状の曲輪群が広がり、主郭東下の曲輪に至る虎口は土塁により枡形が形成されています。主郭東下の曲輪の西辺には主郭の土塁が高くそびえ立ち、その南端に開けた虎口から主郭に入ると、四方土塁が高く囲んでいます。主郭北下には堀切と土塁を設け、その東下には水の手と思しき貯水池がありました。主郭南西隅の虎口を出ると、土橋が掛かった幅広い堀切で西尾根を断ち切っています。

藪化していて見づらい箇所もありましたが、一般的な甲賀の城の要素に加えて、織田信長に近江を追われた六角氏の影響ともいわれる土造りの枡形虎口も見られるなど、なかなか見応えのある城でした。
 

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城郭情報

分類・構造 丘城
築城主 服部氏
築城年 15〜16世紀
主な城主 服部氏
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)、虎口、堀切
指定文化財 国史跡(甲賀郡中惣遺跡群)
再建造物 碑、説明板
住所 滋賀県甲賀市甲南町新治
問い合わせ先 甲賀市観光協会
問い合わせ先電話番号 0748-60-2690