下坂氏は村落領主とも呼ばれる地元の土豪です。
古くは室町時代から京極氏に仕えました。
ガイドさんの説明によると地元とともにあるがモットーで
戦で頑張りすぎずそこそこにやり過ごしてきたようです。
確かに戦で死んでしまっては地元の民を守ることが出来ませんからね。
江戸時代はさっさと帰農して地元民とともにあったそうです。
帰農して庄屋になったのでしょうか? うだつの上がらない侍のままだと
領主ともども、いつどこに飛ばされるかわからないですからね。
地元ファースト ブレていませんね。
館は江戸時代に建てなおされたものですが、周囲に土塁をめぐらし
堀にはなんと水が溜まっています。
館の東側には切岸を備えた郭がいくつかありました。
いまの時代でも防御設備を備えた戦国の武士の館の形を残していて
国の史跡として、土日に公開されているようです。
日時の制限はありますが、この館は必見です。全国でも珍しい遺構と言えるでしょう。
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